みなさんこんにちは、星のソムリエ®︎ゆすらこちゃんです。
(※星のソムリエ®︎は星空案内人資格認定制度運営機構が管理・運用する商標です。このコンテンツの企画・運営に星空案内人資格認定制度運営機構が関わったものではありません。)
先日行われた、『ジオパークと星空を観察しよう!』というイベントの様子を紹介します。このイベントは、石川県白山市鶴来地区にあるNPO法人オリヅルプロジェクトが主催するイベントです。2024年は10月と11月の2回行われました。
イベントの様子
ジオパーク学習が終わってから、参加者の皆さんは移動してきたところに、ゆすらこちゃんは合流した形になります。
軽食とおやつの時間
ジオパーク学習の後の軽食では、地元のパンやおやつや飲み物などをもらうことができます。
机には、たくさんのパンやお菓子が並べられました。
これが、ふわふわで、分厚い職人のパンです!美味しいよ、鶴来のスーパーで買えるらしい。
お菓子には、『ビーバー』『アポロ』などが用意されました。
このお菓子を用意してくれた、NPO法人オリヅルプロジェクトの新家さんはこう言ってましたよ。
「今日は、満月の日でビーバームーンだというので、ビーバーという石川県の有名なお菓子を用意しました。アポロも、宇宙に関係するお菓子なのでアポロチョコレートを購入しました。」
宇宙に関心を寄せるお菓子を選ぶなんて、ステキですね。
お菓子は、宇宙食のデザート部門で選ばれているものがいくつかあります。特濃4.2キャンディや、大塚製薬のカロリーメイト、ハウス食品のピーチゼリー、ロッテキシリトールガム、江崎グリコのビスコなど、誰でも一度は食べたことがある歴史あるお菓子たち。宇宙飛行士の方も、宇宙で美味しいと思いながら食べているに違いありません。ただ、パッケージに関しては特別なパッケージになっているので、「あの味」に、行き着くところまで時間がかかるかもしれませんね?
ゆすらこちゃん、自己紹介
えへへ。。。
公共施設の天文台の人とか、そういう人ではありません。ゆすらこちゃんは、2005年ごろ星を見るのが好きな人に弟子入りをして、星のことや望遠鏡のことを教えてもらって、星のイベントでアシスタントとしてお手伝いなどをして活動していました。講師みたいなことをし始めたのは2014年からでした。
師匠は3人もいて、そのうち2名はお空にいます。弟子が先生たちに代わって星空のこと、望遠鏡のことなどを頑張って説明します。よろしくお願いします。
組み立て望遠鏡作り(星の手帖社)
早速、この組み立て望遠鏡のことについて説明をするのだけど。。。この望遠鏡には利益がほとんどないと言われています。物価高になってるのに、10年前とほとんど値段が変わっていません。
そして、星の手帖社の阿部社長さんなどがお空に行ってしまいました。そのため、この望遠鏡の値段が今後どうなるのかまだわかりません。今はまだ安いです。
この望遠鏡には3種類のものが販売されているけど、そのうちの1つがこれだよーっていう紹介です。
早速、組み立てていきましょう。
レンズは、触っていいところと触らないで欲しいところがあります。向きを間違えると綺麗に見えないので、しっかり、図を見て、上手に乗せていきましょう。
スタッフの新家さんの他にも、女性スタッフさんや、ジオパークの先生が子どもたちをサポートしてくださったり、一緒に来てくれたお父さんやお母さんも一生懸命望遠鏡を作ってくれました。
どうかな?ちゃんと見えるかな???
向こう側には、木星のシールを貼りました。
「見えたー」という、歓喜の声が聞こえます。
「なんか、逆だね?」という声も。
みんなが、望遠鏡作りを終えても、焦らず丁寧に作業している子がいました。
実は、中学生にはプチ魔改造を薦めてみました。
対物レンズをコバ塗りしてもらうという作業です。とっても上手に塗っていました。乾いたら早速組み立てていき、確認してもらいます。
大体出来上がったところで、次はマイ望遠鏡にお絵かきなどをします。
自分専用のデザインって、テンション上がるね。
絵を描くのが苦手な子は、おうちに帰ってから、シールを貼っても楽しいよ。
上手にお花のデザインを書いている子もいたよ。かわいいね!
質問をしてくれる子もいました。星のことに興味があるみたいで嬉しいですね。
残念ながら、雨で星空が見えません
今回は、雨まで降ってきてしまって月も星も見えませんでした。
今回配布する、資料の使い方についての説明と、組み立て望遠鏡のパンフレットについての説明をしました。
組み立て望遠鏡は、ケプラー式みたいなものだから倒立像になりますね。
そのため、組み立て望遠鏡に入っている資料のこの月の写真は、ちゃんと倒立像になっているんです。
この望遠鏡で月を見たら、月が倒立して見えるんだよって。この望遠鏡での見え方をちゃんと示しているんですね。
これって、大事なことだよね。ということで、捨てないで、ファイルに入れて穴が開くほど見てください。
それから、雨が降ってしまって星が見れなかったので、写真のプレゼントです。
プレゼント写真は、師匠である濱谷輝夫先生が撮影されたものです。立山アルペンルート・弥陀ヶ原ホテルの星空案内を何十年も続けてこられました。その時にプレゼントされていたもの、弟子のゆすらが先生の想いの一部を引き継いで使わせていただいています。
ジオパーク、望遠鏡作り、座学など長い時間子どもたち寝ないで頑張っていました。すごいね、偉かったね!
お父さんやお母さんも、お子さんのために頑張っていてすごいなあ。と、思いました。
最後に集合写真
このイベントでは2351円の天体望遠鏡が、どういうわけか2000円の参加費で、天体望遠鏡が貰えてしまうのです。赤字のイベントと言ってもいいのですが。。。
「子ども夢基金」から補助金で助けてもらって、他に出てしまう経費(ゴンドラ料金、保険料、設備利用料金等)などを賄っています。そのため、このイベントをちゃんと実施しましたと報告するためにイベントの写真などを撮影しているところです。
参加すると、得しかしないイベントとなっています。
ジオパークガイドの小川カツオ将友先生と一緒に、写真を撮ってもらいました。
まだわかりませんが、来年もイベントがあるかもしれないし、ないかもしれません。
もし、イベントがあるようでしたら、告知させてくださいね。
それでは、星空の下でまたお会いできることを願って!
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