みなさんこんにちは!星のソムリエ®️ゆすらこちゃんでっす。
2021-12-11 5:00頃
石川県でレナード彗星を見てきました。
今日の朝だけ晴れる!
明日ではもう、薄明と同時に上がってくる感じなのと天気が厳しい。
まずはSQMで測定(広角ではないタイプの方)
20.32
悪くない!
普通のカメラレンズで撮影
肉眼ではちょっとわからないですね。あの辺りだなーって感じで、レンズを適当に向けて。
カビっぽい奴が写っていたら、それが彗星だ。
ぼんやりしてて、なんとなく色がわかる。
この写真だと、真ん中になーんとなく、ぼんやりしたものがあるでしょう。
25倍でじっと見ていると、尾がちゃんと見える。
時計の十時くらいの方に、ピコっと尾が見える。
彗星って本当に動きが早いの
えーと、大した写真は撮れませんので
彗星の動きが本当に早いんだよと言うことを証明する写真を撮りました。
実は、うちの写真教室の生徒さんが、講座の最後の方で何か質問ありますか?って聞くと
天文に関するご質問をよくいただくのです。w
いやーー、すごい嬉しい。
写真を通して、天文に興味持ってもらえたんだから、よかったです。
そんなわけで、クオリティが高いとか低いとかじゃなくて
彗星の動きが具体的にどう速いとかいう感覚を、どう伝えたらいいかなと思っていたので
今回は、良い教材を撮れました。
いつだったかのウィルタネン彗星
自分は、コメットハンターというわけではないので。タイミングが合えば観測しておくかというレベルです。
今回のレナード彗星を自分が知っている彗星と比べるとしたらここ最近となるとウィルタネンくらいしか思い出せない。
というわけで、個人的に思うことを書きます。
まず、ウィルタ年彗星に比べて核が小さくて色が淡い感じ。
ウィルタネン彗星は FUJINON 7×50 FTMの眼視観測でも十分に姿を見ることができた。
今回は、25倍で見てます。
彗星の動きが速くなっていく写真です
さて、話を戻します。
最初に導入するとき、ある程度目印にしていた星があります。
へび座の2個並んでるやつ
結構明るいから簡単に見つけられます。
大体、あの二つの星から、、、じゃ、この辺かなって感じでレンズをずらします。
自分は、自由雲台使ってたんですけどこういう時はビデオ雲台の方が楽ね。
レナード彗星の下の方にある恒星
これを目印に写真を撮りました。
じゃ、写真をどうぞご覧ください
サークルにして、比べてみました。
よく見ると、ノイジーですが尾がちゃんと見えているよね。
こちら側は、横にしてみました。
たった数分で、レナード彗星がヘルクレス座12に刻々と迫っているのは明らかではないでしょうか?
というわけで、明日は東側の地平線が開けている場所であればなんとか観測可能でしょう。場所と天気によるんだろうけど。後、薄明の時間とぶつかりそうだし。。。
自分は、今朝が最後のチャンスだと思って見に行きました。
眼視観測は、なかなか心に残るものがあります。
再度SQMで測定
曇ってくると、当然白い雲が光を反射させるため明るくなります。
19.69です。思ったより明るくないね???
それでは、またね!
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