2024-07-18

今日は、「北海道の唄うたい」瀬戸口正樹(せとぐち まさき)氏と、能登半島地震のボランティア活動について紹介したいと思います。
シンガーソングライター 瀬戸口 正樹
https://ameblo.jp/milkygang/archive-202407.html
瀬戸口 正樹
78年に北海道滝川市に生まれ、98年より弾き語りで全国を周り始める。「愛と日常」をテーマに唄う。 しゃがれた魅力的な声に優しい言葉をのせる彼の唄は、幅広い客層に支持され人は彼を「魂の唄うたい」と言う。 東北震災チャリティも精力的に活動し、地元北海道滝川市の「ふるさと大使」に就任。シングル「約束」はカラオケに配信中。
瀬戸口正樹(以下、マッキー)氏は、シンガーソングライターです。カラオケDAMに『約束』JOYSOUNDに『約束』『旅のガラクタ』『43〜ユメヘノキセキ〜』などが配信されています。よかったら、聞いてみてください。
マッキーは、2013年に全国ツアーライブで石川県輪島市と金沢市でLIVEを行っています。


そういう縁もあり、2024年1月1日の能登半島地震の事をずっと気にしていたようです。
3月に僕が炊き出しへ行ったことについて、マッキーから問い合わせをいただきました。「石川県、どういう状況ですか?」当時のことを、わかる範囲で伝えたり、友人がボランティア活動をしているのでその友人に社協センターの方に繋いでもらったりしました。こうして、マッキーのボランティア活動の準備が始まったのでした。

全国ツアーに引っ掛けて、石川県へ立ち寄りライブをする。

そして、寄付を募って資金を作ります。それらは、交通費や支援物資に充てられます。着々と準備を行い、そして自分の全国ツアーライブと組み合わせて石川県にやってきてくれました!すごい行動力だなと思います。
決まったライブスケジュールは、以下の通りです。
能登半島地震チャリティライブスケジュール
【瀬戸口正樹Tour2024低速マッキー号の旅】
6/19(水) 石川県珠洲市、輪島市
①8:40~9:50 石川県立飯田高校第一体育館 珠洲市野々江町1-1
②12:00 波の花デイサービスセンター 珠洲市大谷町1-11-4
③輪島カフェレストラン マリナーズ 輪島市河井町15-13-51
6/20(木)石川県輪島市、金沢市
①輪島 10:00~鳳至(ふげし)小学校 輪島市鳳至町堂金田1−1
②石川県金沢市「れんげの郷」 14時~石川県金沢市小立野3丁目24−13
7/18(木)石川県内灘町 AM
7/18(木) 石川県金沢市 社会福祉法人 陽風園START 14:00
瀬戸口正樹の唄うたいの歌
マッキーのblogには、能登半島の様子やその時のライブの出来事や活動内容などがわかりやすく綴られています。よかったらご覧ください。
能登半島、そしてツアー出発です(20240618)

現地到着。報告。(20240618)

珠洲、輪島初日(20240619)AM 珠洲市 飯田高校 / PM 珠洲市 波の花デイサービスセンター / 輪島市 輪島カフェレストランマリナーズ

輪島、金沢での2日目 (20240620 AM 輪島市「鳳至小学校の避難所」 / PM 金沢市「れんげの郷」)

珠洲から輪島。現状報告。(20240621)

内灘、金沢(20240719 AM 内灘市 / PM 金沢市 社会福祉法人 陽風園)

金沢市 社会福祉協議会 陽風園のチャリティライブの様子

石川県金沢市にある「陽風園」は、日本最古の民間福祉施設だそうです。7月18日の最後のライブはこの陽風園で行われました。

陽風園には立派なステージ会場があり、マッキーはそのステージで歌います。

みんなが知っていて、一緒に歌えるものをと選曲していたので演奏曲はほとんどカバー曲でした。

たくさんの人が集まって、優しい拍手が会場に響き渡っています。

マッキーといえば、MCも得意なのでギターのチューニングをしながら皆さんとお話をしていました。みなさん、マスク越しではありましたがとても生き生きされていたように感じます。

「身体を動かして、笑ってお話をして息を吐いて、たくさん息を吸う事が健康に良いんだそうです。皆さんも、元気に身体を動かして、たくさん笑って歌いましょう。」曲は、水前寺清子さんの三百六十五歩のマーチでした。
「腕を振って足を上げてワンツーワンツー」の掛け声に、皆さんも一生懸命体を動かしていました。

マッキーのオリジナル曲『夢の島』も演奏してくれました。
情熱的な歌を観て聞いていると、胸が熱くなってきます。リクエスト曲を受け付けてみると、みなさんがいろんなリクエストをしてくださって、リクエスト曲も演奏しました。知っている曲をみなさんで口ずさみ気持ちよさそうでした。手拍子や拍手も常にあり、職員さんも盛り上げてくださり、たくさんの人が体を揺らしてノリノリになっている様子もみることができました。感覚的には100人ほどいたんじゃないかな?と思います。
アンコール曲を最後に陽風園では、30分ほどのライブはすごく盛り上がりました。
マッキーはこの後、新潟へ直行して夜の便で北海道へ向かいます。
僕とは11年ぶりの再会でした。若々しく元気そうだったこと、健康に気をつけていたこと、歌声や声量がちっとも衰えていなかったこと、11年ぶりなのだから互いに歳をとっただろうけど全然変わっていなかったことがわかって、昔のことを話すと「あ〜、そんなことあったな」と思い出したり思い出せなかったりして、笑って過ごすことができました。
マッキーのオフショット@石川県
マッキーのライブツアーと能登半島地震チャリティコンサートのスケジュールは、ハードだと思います。全部一人で自己完結です。ファンの方も、ちゃんと休んでご飯も食べてねと支援金を渡していて、何よりも心配をしています。なので、ファンの方やご支援の方に、マッキーはちょっと休むことができたことと元気に過ごしていたことが伝わるオフショットを掲載します。

短冊に、願い事を書きました。

マッキーの願い、能登半島のことでした。

世界中のみんなが、そう思っていることでしょう。

撮影では雨に降られてしまって、ちょっとだけ待ち時間があったので流木遊び。かっこいい焚き火台を作っているようです。せっかく作ったけど、持って帰れないね。

夜ご飯は金沢で有名な飲食店「キッチン・ユキ」で、ハントンベーキライスと金沢ブラックカレーを頼みます。
「え、これって、オムチャーハンってこと?」「きっと、そうかな、あ、でも中華じゃなくてコンソメベースのチャーハンかな」という感じで、ご当地のB級グルメを堪能したマッキーでした。
移動中は、石川県特有の「狭い道」「袋小路」「どこに駐車場があるかよくわからない」「一方通行多い」「突然右とか左しかいけない道がある」「道路にみぞあるけど、チャリとか危なくね?」(北海道にそういう道はほとんどありません)という、困っちゃったことについて語っていました。マッキーの気持ち、よくわかるなあ。僕も道産子だからww
撮影は無事終わり、次の日が最後のチャリティライブ午前と午後に控えているので早めに解散しました。

陽風苑の控室では、ストレッチをしたり発声をしているマッキーがいました。喉の調子と体調管理だけでなく、機材や音響調整も持参して全部一人で行います。マッキーってなんでも一人でできちゃうんだよね。すごいよね。
マッキー、石川県に来てくれてどうもありがとう

「唄には、人を勇気づける、元気にさせる力があると思って俺はここへ来たんだ」それは、東北大震災のチャリティコンサートでも実感したそうです。
とっても、かっこいいと思います。どうもありがとう、そしてぜひまた来て欲しいです!
ツアーお疲れ様です、ご家族とまた楽しく過ごしてください☆
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