はじめての望遠鏡 組み立て正立像望遠鏡
そうそう、「星の手帖社ブース」に美人なお母さんが可愛い女の子を二人連れてやって来ました。
組み立て望遠鏡に興味があるみたい。
とっても優しいお母さんが、望遠鏡に興味を持っている理織ちゃんのために望遠鏡を買ってくれるというのです。
それを聞いた大沼さんが、「もし、お時間があるなら、望遠鏡を改造してあげますよ♪」と提案しました。
お母さんは「ぜひお願いします♡」とのことなので、お店はACOちゃんにまかせて、私と大沼さんは望遠鏡の改造に取り組みました。
組み立て望遠鏡の魔改造!
組み立て望遠鏡の魔改造といえば、ゆすらこちゃんが写真教室の受講生にもやってもらったあの改造です。見え味のコントラストを上げる良い解像です。
まずは鏡筒内の「迷光処理」から
大沼さんは、アイピース側を。理織ちゃんとゆすらこちゃんは鏡筒の内側にマットな黒いテープを貼ります。
鏡筒はカーブがあって貼るのが少し難しいけれど、シワシワになったり空気が入っても問題ありません。何センチも突起すると視野内に入ってきておかしな絞りの形になってしまうので、アイピース側は丁寧にやってくださいね。
理織ちゃんも、一生懸命魔改造に取り組んでいました。
ちょっと寒かったけど、飽きずにずっと椅子で作業していて偉かったね!
難しいところは手伝って、できるところは自分で。
テープを貼るだけでこんなに違う
さて、この鏡筒半分だけマットテープを貼りました。
手前の方は、光を吸収して反射していないですよね?奥の方はツヤっと光って反射しているのが分かります。
理織ちゃんには、この違いを見てもらって理解してもらいました。
違いがわかる利発な女の子のようです。
どんどん作業を進めていきます。
光学(レンズ)部分のコバ塗り
レンズや、プリズムの縁を黒く塗る「コバ塗り」作業をします。
レンズに触れると、指紋で脂がついてしまって見え味が悪くなります。触らないように、柔らかい布で挟んで持って塗るなどしましょう。
ここは、美人なママと可愛いお姉ちゃんにも手伝ってもらいました。大沼さんは、ひたすらアイピース部分を頑張っています。
乾いたら、できれば二度塗りをしてください。
※ここまで写真をたくさん撮ってくれた人:太田滋久さん(オブセ牛乳西岡社長公認 川崎受付所・受注配達員)
見比べてみよう
大沼さんが、魔改造(迷光処理)をしていない組み立て望遠鏡を展示してくれています。
隣に、理織ちゃんの望遠鏡を置いて同じ対象をのぞいてみます。
①まずは、自分の望遠鏡をのぞいてみる。
②次に、無処理の望遠鏡をのぞいてみる。
③その後、もう一度、自分の望遠鏡をのぞいた理織ちゃん。
理織ちゃん、嬉しくって笑ってます!!
うん、わかるよ。嬉しいよね。
見え味の違いを体感!
だって、本当に見え味が全然違うんだもの!
理織ちゃんは、改造している時点で何が起きているのか随時理解していました。
完成後に実際に見比べたことで、見た目が全く同じ製品である天体望遠鏡を改造したものとそうでないもとの見え味の違いを目の当たりにしたのです。
この違い、高くて高級な望遠鏡を扱っている星屋や星見人にもぜひ見てもらいたいですね。
素敵なママが買ってくれた理織ちゃんの組み立て望遠鏡、たくさん使っていろんな天体や鳥、風景を見てね⭐️
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