【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第136回 作品についての自己評価

2024-12-12 19:30-21:00 北國新聞文化センター 写真教室 | 講師: 清水 梅子

北國新聞文化センター 写真教室 | 講師: 清水 梅子

本日の講座内容

北國新聞文化センター 写真教室 | 講師: 清水 梅子

メモ帳を配布します。今日は、イメージや考えていることを文字にして整理する時間にしマス。テーマは「橋」です。そのため、橋ってなんだろう?ということについて考えましょう。

01 テーマ「橋」について

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橋について自分なりの解釈や、「橋がどうしてできたか?」「誰が作ったのか?」「どんな由来があるのか?」「この橋がなかったらどうだったのか?」いろんなことを巡らせて、書き出してみましょう。

02 完成イメージまでのPLAN

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01 では橋についての解釈を、メモに書き出してもらいました。それを読んで、橋に対する愛着や橋に対する感謝の気持ちなどを考えれば自ずと撮る気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。当たり前のように使っている橋、日の目を浴びることのない橋を、あなたの手で輝かせてください。

次は、PLANです。今回は、講座の中で発表するのとは違って、展示発表が最終的な形になります。

①撮影する橋を決め、どんなふうに撮るか。

②何を対比させるか

ex.朝と夜 / リフレクション(静寂)とリプル(さざなみ) / 雨と雪 / 朝の雨 夕日の晴れ /

石川県は、これから劇的な気象現象に出会える季節でもあります。嵐かと思ったら突然ヒョウが降ったり、突然の晴れ間に虹が出たり、天使の階段が出現することも。これまで取り組んできた課題では、様々なの被写体を相手に撮影してきました。星空や夜景など、ロングイクスポージャーはお手の物。ある程度の被写体に太刀打ちできる術は身に付いていると思われます。寒くて辛い時期ではありますが、ご安全に頑張られてください。

いくつかのバリエーションを撮ってくる必要はあります。そうすることで、パターンも選べます。

③テーマは橋なので、風景というよりか誰がどう見ても橋とわかるのが良いと思います。とても難しいテーマだと思います。どう撮れば、かっこよくなるかな。どう撮れば。。。と、悩むかもしれませんが、橋というのはいろんなデザイン、いろんな構造があります。まずは素直に撮ってみたらいいのではないでしょうか。

④撮影日の計画です。楽しいことも多いこの季節。クリスマス飾りをつけたりカフェで限定のケーキなどを食べたりしたいという気持ちもわかるけど、この課題はうまくいけば、1日で終わらせることも不可能ではありません。そのあと、どう生かしていくか見えてくるし、試行錯誤の材料として考えていくことで作品に磨きがかかります。余裕を持って撮影計画を立てましょう。

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⑤パネルに対して、どういう並びを展開するのか。写真の縦横などについて、それから順番などについて、色々考えます。

03 作品についての自己評価

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これは、現在の自分の力量ということではなくて、今取り組んでいる作品限定での自己評価になります。

あくまで、自己評価で、イメージ通りに撮れているかどうかなどを、自分なりに評価してみます。

一旦、自分の写真を客観視してみるという内容です。

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今日は、頭でイメージしていることを文字に書いてもらう内容でした。そのノートは、次回のキャプション作りにも役立つと思うので書いておくと良いと思います。

今後のスケジュール

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日程変更もありますので、よく確認してください。

次回は、2025年1月23日

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次回は、いよいよ作品を2Lサイズでご持参ください。どれとどれを組み合わせようという段階の場合は、候補の写真を2Lにしてご持参ください。もう決まっているという場合は、A3でプリントされてもO.K.です。

写真が決まれば、タイトルやキャプションなども着手したいと思います。

それではみなさん、撮影頑張ってくださいね。

そして、良いお年を!また来年お会いしましょう☆

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