★006【星空案内人】さあ、はじめよう1-5

★005【星空案内人】さあ、はじめよう1-4

こんにちは、星のソムリエ®︎ゆすらこちゃんです。

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今回も、中学校理科の内容。ここはしっかり理解して覚えておきたいですね。

星座のなかの太陽の動きと地球の公転

1-4では、地球の自転によって天球上の恒星やその他の天体が毎日地球の周りを回るように見える見かけの運動のことを星の日周運動と言うということを説明しました。

それと同時に地球は太陽の周りを反時計回りにまわっています。この事を公転と言います。

地球は、自転(反時計回り)しながら太陽の周りを公転(反時計回り)しています。

季節によって見える星座が変わるわけ

さて、季節によって見える星座が変わるのは、太陽の周りを地球が回る公転運動のせいです。

黄道十二星座は太陽の通り道にある星座です。

地球から太陽を見ると、太陽の向こう側に星座があります。地球から太陽を見ると、太陽が星座の中を移動し、一年かけて星座を一巡するように見えます。

それを太陽の年周運動と呼び、

太陽の通る道筋のことを「黄道」と言います。黄道十二星座は、太陽の通り道にある星座です。

考え方としては、地球から太陽の方向にある星座が何座なのかと言うことですね。

それは、地球が太陽の周りを自転しながら公転しているからです。

①を見ると、太陽の向こう側にはおとめ座がいます。

地球は反時計回りに公転していますから、地球が春から夏に移動すると

やはり太陽の向こう側に見える星座が変わります。

季節によって星座が変わるわけは、こういう仕組みです。

自分の誕生月に自分の星座が見えにくいわけ

私はみずがめ座です。10月の20時ごろは南の空に見えます。

でもみずがめ座は1月か2月生まれの人の星座です。その人が生まれた時に太陽が位置していた星座が誕生日の星座となります。

実際には誕生日の星座と太陽の位置はずれていて、誕生日や星座によっては日が沈んだ直後の西の空にその星座が見える場合もあります。(水瓶座は冬なので日没が早いですから18時ごろに視界の広い西の空なら、見ようと思えば見える可能性はあります。)

誕生日の星座が見やすいのは、誕生日の3,4ヶ月前の20時頃の南の空です。

私が天体観測していた時に、なぜ誕生日に自分の星座が見えないのか質問をされました。いつ見えるかというよりも、なぜ誕生日に見えないのかを知りたがっていました。もし聞かれたら、いつ見えるかということよりも太陽の位置と星座の関係で見えないことを説明できるといいですね。

地球の自転と公転

時間の経過とともに見える星座の位置が変化していくのは、「自転」のためです。(1時間で15°西へ移動する。)

季節によって見える星座が変わるのは「公転」のためです。(一ヶ月で30°西へ移動する。)

公転と言うのは、12ヶ月(一年)かけて360°回るので、

360°÷12ヶ月=30°となります。だから一ヶ月で30°ズレます。

(例えば、5月1日20:00ごろ見た夜空を1ヶ月後の同じ時間に見ると30°西へずれています。もし、同じ夜空を見たければ2時間前から観測を始めれば良いですが、18:00はまだ明るいかもしれませんね。)

天球

この図を見てください。真ん中は地球です。

地球と黄道を宇宙から見たような図です。実際にあるわけではないんですが、こうして見ると、空間で捉えることができます。地球と太陽の動きを宇宙空間から見ている感じですね。

黄道をみてください。太陽の動きがよくわかると思います。

天の北極と天の赤道は、垂直になっています。

地軸の傾きを垂直にすると、私たちはこんな角度です。

すごく、斜めですよね。。。

夏と冬の太陽の位置

太陽を中心に図を書くとこんな感じになります。人が立っている足元の赤い線の部分を見てください。北緯35°では、この赤い線の部分に太陽が当たります。夏は赤い線が長いですから太陽が当たる時間が長いという事です。

これを、このまま天球の真ん中に置き換えて見ましょう。

天球に置くときは、地軸を垂直にしますね。

ただ、図の精度が悪くてちょっと曲がっていますが垂直だと思ってね。

夏至の日の当たり方
冬至の日の当たり方

こうやって考えると、黄道がよく理解できるのではないでしょうか。

参考文献

知りたいサイエンス『星空案内人になろう!』柴田晋平ほか=著(技術評論社)

星のソムリエ®︎

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