Esbit エスビット クックセット 野外で湯沸かし 気温3度 固形燃料の実験

皆さんこんにちは。

以前、室内でエスビットクックセットの固形燃料で湯沸かしをしてインスタント麺を作りました。今回は、野外でやってみようという実験です。

気温は3度くらいです。

スノーハイクして、ベンチのあるところでラーメンを作ります。

まずは、寒いところへ

竹林と雪のコラボレーション。

MSRのスノーシュー(西洋かんじき)で、雪の上を歩きます。スノーシューは和かんじきに比べて浮力が大きいので、どっさり積もった雪の上を歩くとき、本当に楽なんです。

ツボ足だったら、大変ですね。靴の中に雪が入ったり、脚をとられて前に進むのも大変です。良い運動になるかもしれないけど。。。

豪雪地帯に住んでいる人は、普段からこれを使って通勤したり買い物に行ったりしたら便利なのにな。誰も使って無いなあと思います。

ケモノの足跡

上部の足跡。イタチ?タヌキ?下はなんだ?偶然足跡っっぽいだけなのか?犬の足跡か?謎。

カモシカの足跡

ウサギの足跡

早速、湯を沸かしてラーメン作ろう

用意するもの:Esbitクックセット一式、固形燃料、チャッカマン(マッチ、ライターなど火をつけられるもの)、割り箸、インスタント袋麺、ラーメンにのせる具材、水500mlほど。

手順

①鍋をセットして、お水を入れたら蓋をして。

②そして、固形燃料に火をつけます。

③3分30秒ほどで、一旦温度測定。

40度から50度くらいまで上昇していました。

もう少し待ってみましょう。

④7分経過しました。温度を測ってみましょう。

7分で、やっと70度を超えました。前回は、室内で7分ほどで100度になりました。

⑤70度ですが、麺を入れてしまいます。(これ以上温度が上がることはないだろうから。)

麺を入れたら蓋を閉めましょう。

麺は、「3分茹でて」と作り方に指示があるので、90秒で麺を裏返しましょう。麺を均等に茹でるためです。麺が若干浮いてしまうので、上部をひっくり返して残りの90秒茹でます。

⑥3分経ったら蓋を開けて、麺をほぐしてスープを入れて混ぜたら具材をのせて。

出来上がり!

※茹で卵は、事前に自宅で茹でたもの。ネギも自宅で切ってラップして持ってきたもの。

⑦暖かいうちに食べましょう。

温度が70度だったが、麺はどうだったのか

はい、普通に火が通っていて美味しかったです。二回目を作ってみたのですが、その時、水の量を450mlから400mlに減らしてみました。温度は変わりませんでしたが、温度が高くなる時間が30秒ほど短くなったと思います。最初から熱湯を水筒に入れておいたものを沸かすというような使い方をするのであれば、もっともっと早く沸きますね。(そうしたら、今度固形燃料が余ってしまってもったいないかもしれないけど。半分に折って使うとかも良いのかな?でもそうすると最高温度がもっと低くなりそうという不安。これ以上燃料削るのはやめたほうがいい気がする。)

固形燃料について

固形燃料は、独特な匂いがあります。直接吸わない方が、ご飯が美味しく食べられるんではないかなと思います。正直、テントの中ではやりたくないなって感じです。もちろん、基本的にテント内での調理はテントメーカー側がOKしているものでなければ、やってはいけないよ。テントが燃えたら危ないし、換気しないと一酸化炭素中毒になるし。。。

食べる時について

食べる時なんだけど、四角い鍋は食べにくいね。盛り付けはシェラカップとかホーローの食器などにうつして食べたほうがいいかもね。もちろん、決まりはないよ自由だよ。

室内と野外での差

室内の場合

□室内は20度くらい

□500mlくらい

□7分頃に水温100度

使用環境が、室内で無風の場合、ラーメン調理だけでは固形燃料がもったいないなあという印象でした。

野外の場合

□気温は3度くらい

□水は450mlくらい

□3分で40〜50度くらい

□7分ほどでやっと70度を超えた

使用環境は気温は3度ほどで雪が降ったり風が少し吹いていました。ラーメン一人前を作るには、ちょうど良いと思いました。

また、水の量ですが、350mlでも良いかなと思いました。特に女性は汁を全部飲めない人が多いので400mlだと多いかもしれません。山で、残した汁などを捨てると熊とかが近寄ってくるので絶対に捨てないでください。もしどうしても飲めない場合は、NALGENEボトルに入れて持って帰りましょう。もしなかったら、空のペットボトルでもいいよ。汁はすぐに冷えるからね、冷やしてからペットボトルに入れて持って帰るようにしてね。それも持ってないんだったら、全部飲んでね。。。で、飲むのが辛かったら、ラーメンは、つけ麺にしよう。

今回、野外で使用して思ったこと

□良いと思う点

・ウィンドスクリーンがついている

風が吹いても、ウィンドスクリーン(風よけ)がすでについているので、火がはみ出てくるというようなことはありませんでした。ただ、はみ出ないという意味ではありませんので、高所での使用を考えている方はウィンドスクリーンがあった方が良いかも。(自分は、高所での実験をしていないけど。湯の温度がどこまで上がるのかねえ。。。)

・ラーメンが作りやすい

やっぱり、四角いしラーメンにはぴったり。スタックできるところがもちろん良いし軽い。また、ガス缶を持ち歩く必要がないので、目的が明らかな場合は、固形燃料を5つほどとか決めて使うと軽量化できます。鍋の中に、ラーメン、具材、ライター、固形燃料がすべて入ってしまうから、余計なものを持ち歩かなくても良くなりますね。(お水は、現地調達できるなら雪を溶かしても良い。けど、北海道の山などの綺麗な雪じゃないと使う気にならないが。ちなみに、雪を溶かす場合は燃料が通常よりも倍必要となると思う。常温の水から沸かすのと比べると時間も燃料もかかるということになるでしょうね。)

・蓋の内側にフックがついているところ

これは、前にも書いたけれどお湯を沸かしたあと麺を入れたり調理したりするときに、蓋って置き場所に困るんだよね。特に野外で。どこにおこうって言っている間に、変なところに置いて、下に落ちて泥がついちゃうとかね。そういうこと、やってしまうんよ。たまに。でも、これ蓋をひっかけておくことができる点は、やっぱり優秀だなと思う。本当に便利で、ありがたい機能。

ラーメン食べたら元気になる

気温3度は、まあまあ寒いです。手袋なくても大丈夫かな、って程度です。

せっかく雪の中にいるのだから雪で遊ぼう。

楽しいなあ。石川県は、杉の枝がよく落ちているね。杉のマツボックリ?もあったから、目にしてみたよ。葉っぱは何の葉だろう。わかんないけど、落ちていたから顔のパーツにしました。

角度によって表情変わるね。面白かったな、またやりたい。

Esbitは、固形燃料が前提だからコンパクト!

野外でもそれなりの力を発揮したEsbitクックセット。というか、固形燃料の実験だね。もちろん、お鍋と火はセットだからね。

今、ほとんどのアウトドア用の鍋は軽量でガス缶がすっぽり入るものになっていて、かさばりません。が、Esbitクックセットは、具材と固形燃料とかを全部入れて一つのまとまりになるという点が素晴らしいと思うね。

まあ、ラージメスティンに固形燃料使えばいいじゃん、って言ったらそれまでだけども。w

山飯はラーメン!っていう決まったメニューしか食べない人には最高の相棒になるかも。水と、袋麺と固形燃料とライターとお箸があれば準備も楽。

あと、メスティンが流行りすぎてて使いたくないなと思っている人はいいんじゃないかな。メスティンレビューが多過ぎてうんざりしている人は、Esbitクックセットもおすすめでっせ。

エスビット(Esbit) 1100ml クックセット ESCS1100HA
アルマイト加工されたアルミ製クックセット

自分は、Esbitクックセットでインスタントラーメンと、こしあぶらの炊き込みご飯しか作ったことがない。今度、別の料理にも挑戦してみよう。

メスティンでは、いろいろ調理したんだけどね。

今度、野外でご飯を炊いてみようと思います。

雪が降ってる。3度以下かもねえ。。。

では〜

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