2023-03-25 21:00から27 6:59までのコンテスト
Hello, guys. This is JF9QYV.という事で、今回は久しぶりの海外コンテストに参加します。
DXのコンテストとなると、いつもJE9EMAから色々なノウハウを教えてもらってちょこっと参加しているスタイルでした。
下のblogには、北米のコンテストにモビホで参戦するアマチュア無線家たちの様子やJE9EMAのかっこいいカーシャックなどの紹介が書いてありますのでご興味のある方はご覧ください。
今回はJA9BJS所有の15mHのタワーアンテナ借りて参加します
さて、今回は自分が所属する社団で出会ったJA9BJSのタワーアンテナを借りて、ゆるっとコンテストに参加させてもらうという甘ったれた感じです。えへ。
DAY 1 / WPXコンテスト1日目
早速、色々と聞こえてきました。コンディションが良ければ50Wでも難なくピックアップされますね。
焦らず、ゆっくり交信局を探します。この日、最も多く聞こえたのはRで始まるコールサインでした。つまり、ロシアなのだけど、アジアンテックロシア、ヨーロピアンロシア、大陸が巨大だからねえええ。苦笑いって感じかな。。。ただ、聞いてみると、結構いろんな国の人と交信しているみたいだしポイントにはならないだろうけど3桁超えて交信している人もいたから世界中のアマチュア無線家たちはどうも相手をしているようですね。
さて、夜ご飯を食べに行こう。今回は、温泉はなしでオールナイトな感じです。
石川県のソウルフード「8番ラーメン」です。塩ラーメンと海老餃子のセットを注文しました。JA9BJSは味噌ラーメンと餃子のセット。実は二人ともラーメンのサイズを小さいのにしました。夜といっても食べた時間は21時30分。
食後はイオンで次の日の朝の食料を買い出します。
お腹いっぱいになって、朝食の準備もできたところで無事にシャックに戻り、聞こえてないかザッピング。
まだまだ色々な国が聞こえてきたね。こうしている間に、飲み物飲んだりさっき手書きの紙ログだったらロギングソフトに入力していくよ。自分はctestwinがお気に入り。
ところで、JA9BJSのシャックにはアンテナなど宝物がたくさん眠っているのだが棚がなくてちょっと不便だったので、棚があるといいねって前に話をしていたら組み立てられる前の棚が用意されていたよ。
「あ!棚買ったんだ?じゃあ、組み立てちゃおうよ」といってみたところ「QYVが棚作るの手伝ってくれるんじゃないかと思って、当てにしてた」って言われたから作ることにしました。(笑)
無事に棚を作ってアンテナなどを置いて、割と整理整頓できた感じがします。これで安心して眠ることができる。
DAY 2 / WPXコンテスト2日目の朝
朝は、JA9BJSが先に起きて交信してた。自分はグースカ寝てたけど起きて歯磨きしてお腹すいたからご飯。
この日は、雨の心配がありました。いくらタワーのアンテナだからといっても、雨がひどかったり雷が鳴ったりでもしたら無線はできません。そんなときは、ゆっくり無線のことを教えてもらったりお茶でも飲んで過ごしましょうなんていってたんだけど霧雨だからまだ大丈夫!
二人分のコーヒーを淹れます。そうそう、こういうドリップコーヒーでコーヒーを作る時って、高さのある紙コップじゃないと、ドリップ部分がヒタヒタになっちゃうんだよね。だから、高さのあるカップを買うと良いですよ!
JF9QYVの朝食です。サラダと唐揚げと、左側の四角いのはランチパックのパンです。四角すぎて食べ物に見えなかったね。コーヒーはブラックでは飲めないので、豆乳をたっぷりいれて飲みます。牛乳でもいいんだけど、豆乳ってキャップがついているでしょ。だからね、持ち歩く時とかキャンプの時には豆乳の紙パックすごく便利なんだよね。おすすめ!
この日は、赤十字の通信訓練もあって、JA9BJSが200Wでコールしてた。さて、JF9QYVは、同じタワーのアンテナを借りてFT991Mでコールします。ですが、通信訓練だっていうことであえて出力は5Wにします。FT991Mは5W以下にはならないんです。んで、5Wでコールしたらスルーされました。スルーされました。スルーされました。
仕方ないよ、きっとノイズや雑音があって聞こえないんだと思う。15mHのタワーで大ポールフルサイズなんだぞ?それでも、コンディション悪いとダメなんだろうね。QRPって時にかき消されるよね。自分は去年QRPばかりやっていたから、それで苦渋を味わうことはとてもよくありました。それでパイルアップしている局にQRPでピックアップしてもらったことあるの。耳の良い局長さんもいらっしゃるもんだね。ええええ、すごいって思った。カスカスのをとってくれて、ヘッドフォンに切り替えてくれたんだ。お手数をおかけして申し訳無かったけれど、通信訓練こそワッチしてカスカスのを取るようなのも通信訓練に取り入れてみたらどうかな。助けてーって言ってっている人って大体ハンディ機とかで助け呼ぶっぽいし。(何が通信訓練かはよく理解しないで書いてるんだけど)
ということで、今後そういうQRPの訓練とかあったら面白いね。春にはQRPコンテストがあるからまた参加するつもりにゃー。
さて、肝心なWPXコンテストの釣果はどんなものかな?
ここまでで68局。昼には終わろうっていってたんだけど、せっかくだから73か、86か88までやりたいなってことで、最後は86まで行きました。
縁起良くハムの86で終了しました。この後、交信したことがある局ばかり聞こえてたんですよね。
JA9BJSによれば「DXの基本はワッチをしっかりすること」だそうです。
本当は、夕方からまたヨーロッパがひらけてくるのですが人ん家だし、次の日も仕事だし、色々あるから帰ります。アマチュア無線には色々あるけれど、また一つ貴重な体験をさせてもらいました。
今回JF9QYVが体験したこと
・しっかりワッチしてコンディションなどを見極めるのだ大事だってこと
・八木アンテナを使うんだからショートパスとかロングパスとかがあって、アンテナの正面じゃなくてサイドから強く入感することがあった
・ロシアの局がずっと声を出していてよく聞こえた
・プリフィクスを調べて場所や方角を調べて八木アンテナをローテーターで回す時、ほんのちょこっとズレてるだけでピックアップされなかった時があった(結局JA9BJSが方位の微調整をしてみたらあっさりピックアップされた。ちなみにこの時200Wから50Wにしてもらった)
・方位が大事。地球が丸いっていうことも想像しながらアンテナの方向を考える。ビームアンテナなんだからそういうこと考えてやらんとね。
・やっぱり200Wと50Wではピックアップされたりされなかったりするというか出力は関係あるね
・八木アンテナだと全然声が届いてない感じだっんで、7MHzのダイポールに21MHzを乗せてコールしたらあっさりピックアップされたらしい
・八木アンテナだけが優れているわけじゃなくて、色々使いこなせることが大事なんだね
・この時期は寒くて、シャックを借りて無線ができることの幸福感があった
・同じアンテナを使うけど、リグや出力が違うことで当然差が出てくるのは当たり前だけどコンディション次第で突然湧いて突然交信できたり、1秒後にはもう何も聞こえなくなったりする浮き沈みが面白かった28MHz
・アイルランドとかヨーロッパの遠い国とか交信できて嬉しい
・カナダとアメリカの局が同時に同じ周波数でCQ出していて交信の途中で重複してしまって、どうしよう、どうしよう、二人とも交信したいなって思ったけど米国としか交信できなかった。もったいないなあ。みたいな感じ。
・オーストラリアとアメリカで交信しちゃってて、その間にある石川県には強く入感しているけど、どちらにも全く聞こえていないっていう寂しい感じを味わった
・イギリス、オーストラリアや北米はコールサイン一発でピックアップしてくれて、大変気持ちが良い
・アジア国によっては、プリフィクスをとった局とは交信してくれない局がいることがわかった。例えばDupeではないのだけど、「JA9」の局が先にコールしてたけどDupeみたいなことを言って交信を拒否してたの。だから、次に「JF9」でQYVがコールしてみたけど「お嬢さん、既に交信したんだよね、わかってる?」って感じで断られたの。こちとてロギングソフトで入力しているからDupeかどうかを調べることできるんだけどDupeじゃ無かったんだな。バンドが違えば重複交信は可能なんだけどマルチに数えられるのは全バンド通して1回きりだったから、あんたと交信しても仕方ないってことなのかな。まあ、そういう局もいるってことだね。まあ、懲りずにコールしよう。
・海外の局の方が「おはようございます、アリガトゴザイマス、サヨナラ」などJAコールを聞いて私たち日本人の母語で挨拶するだけでなく、日本時刻に合わせた挨拶をしてくれて嬉しい
・私もその国の言葉を覚えたいけれど、そもそもプリフィクスやらエンティティを覚えてなくて検索している間にコンディションが遠くなっていって交信できなかった
・コンテストナンバーを間違えて送ってしまいそうになる
・001形式のコンテストナンバーで、とにかく伝わるような言葉選びが大事。「例えば、5922の場合、ファイヴナイン アンド トゥートゥー」といった方がいいのか、「59022」ってゼロ入れたほうがいいのか。そんようなこと。
・相手局がYLで、向こうがくれるコンテストナンバー「5986」だったんだけど、「86 QSL, thank you 88」って終わらせようとしたら「エイティ シックス、 エイト シックス」と言ってきた。あああ、そうね、数字もややこしいことになるので、気をつけたいところ。DXのコンテストナンバーによっては、終わりのことばはGood-luckだけの方がいい時もあるかな。。。
・YLさんでも33はたまに通じない時がある
・88はYLが送るっていう
こんなところかな。忘備録的に書いているんだけど、また次に似たようなコンテストにでた時これを思い出せるかどうかわからないが、きっと役に立つだろう。
JA9BJSのシャックやアンテナの紹介
2FのシャックからはJA9BJSがその昔、自力で組み立てながら登ったという自作のタワーが見えます。
シャックの壁穴から同軸ケーブルを入れ込みます。
ケーブル切り替えの準備もします。
JA9BJSは1アマ様なのでハイパワー200Wで交信。後ろに棚があるでしょう?その棚は夜間二人で組み立てたんだ。アンテナや同軸ケーブルがいっぱい!夢いっぱいだぁ。。。
八木が乗っかっている。一番上は17.7mHくらいで50MHzの5 ele八木さんがのっています。時々、鳥の止まり木になります。下の段の15mHが、トライバンダー4el八木さんです。
JF9QYVはFT991Mで50Wで交信を試みます。今回は、21MHzが中心です。時々28とか7をやるかって感じ。本当は1.9と3.5と7MHzの異国局の方が6点ももらえるんだけど、厳しい交信になるようだったら21などで2局交信した方が早いかもねっていう。まあ、考え方だね。
八木アンテナを使うので、ローテーターを回して信号の強いところを探します。ローテーター面白いね。便利だよね。
かなり前のCQハムラジオの付録に、こんな便利なものがついていたんだね。すぐに国のエンティティわかるって便利。国ごとに一覧があって細かいプリフィクスが載っているから、北米だけど、どのあたりかな?って、ローテータを回すときにすごく役に立った。ありがとうな付録です。
なんとか天気も持って、15時までやりました。薄暗くなってきたけど、片付けもJA9BJSが手伝ってくれてすぐに撤収することができました。その後雨ザーザー降ってきたからちょうどよかった。
このタワーやアンテナ、設備のおかげで風邪を引くようなこともなく次の日も頑張れます。また一緒に遊んでね!すごく楽しかったです☆
と言うことで、JF9QYVのDXコンテスト参加の奮闘記でした。
ログを出そう
そうそう、コンテストログは5日以内に出さないといけないから、自宅に帰ったらすぐログ提出しよう。
①まずはログをカブリロ形式にします。
ロギングソフトを使い、ログをカブリロ形式ver3にして、ファイル名を自局コールサインにします。
②ファイル名は自局のコールサインにして保存。
カブリロ形式にファイルを書き出すと、テキストファイルになります。書き出した後に自分のログを探せないという人は、テキストファイルを探してみてね!
ファイルが見つかったら、例えば「JF9QYV.txt」といった感じで書き直してね。
これで準備Okay! HPへGo Go!
③ Cabrillo Log Up loadへ行きましょう
ここで、気をつけて欲しいのだけど、WPXコンテストの選択バーは紫色になっています。もし、赤とか緑とか違う色だったら、それは別のコンテストになります。
ムラサキ色を目印に、しっかり確認してログをアップロードしてね!
上の、スクリーンショットを参考にしてみて。(ログはサンプルで偽物だよ)
③には、「ファイルを選択」と言うところを押して、先程自局コールサインで保存してもらったテキストファイル(カブリロ形式のファイル)を選択する方法と、テキストファイルをコピペする方法とどちらでもO.K.だよ。
④全部できたら、NEXTを押そう!
NEXTを押すと、住所とか色々記入するところが出てくるので指示に従って落ち着いて入力してみて。
もしも、エラーが起きたら青い文字でお知らせがあります。それは、ログそのものに入力ミスがあると言う証拠だから、ログの日時を間違えていたり、相手のコールサインがありえないコールサインなどになっていないかな?
一瞬で、ログを検出されてしまよ、すごいよね!
もしエラーがなかったら、あっさりログ提出は終わりだよ。
ログ受付サイトはメールでお知らせ
無事にコンテストログを提出することができたよ!これで安心。
国内のコンテストログ提出よりも、あっさりシンプルで簡単な気がします。
機会があったら、やってみてね!
それでは各局、次回の更新(交信)までご機嫌よ〜88!
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