みなさんこんにちは、JF9QYVです。2022年に参加したコンテストをふりかえります。自分のための備忘録。
1年間で参加してログ提出することができたコンテストは13回。そのコンテストのうち「たまたま聞こえたから参加した」っていうものが大半である。
とは言え、アマチュア無線をやりはじめてから、こんなに積極的にコンテストに参加している自分に驚いている。
コンテストの見出しを色分けしました。地方のコンテストは「その他のコンテスト」として括りました。
JARL / スコアデータベース
こちらでは、年度、コールサイン、コンテストなどを入力するとスコアが出てきて参加賞PDFをDLすることができます。※JARL主催のコンテストに限る
- 第64回 ALL JA コンテスト
- 第13回 QRP Sprintコンテスト(きゅうあ~るぴぃ~コミュニティ 主催)
- 第31回 静岡コンテスト(JARL 静岡支部主催)
- 第52回 6m AND DOWNコンテスト
- 第65回 フィールドデーコンテスト
第64回 ALL JA コンテスト
2022年4月23日(土)21時00分から4月24日(日)21時00分(JST)まで(24時間)
JA9YDZ/9 電信電話部門マルチオペレーター・マルチバンドXMAで参加。
当時4アマだったので、10W(L)で参加。出力が弱くても給電部15mHにダイポールフルサイズを張ってもらい3.5MHzで初めて交信をしました。パイルが捌けずTJT先生がサポートしてくださったけど、パイルからコールサインを拾う耳がほとんどなく冷や汗とか脂汗をかきながら交信しました。「オペレート技術ぜんっぜんダメ!」って先生に注意されました。多分、生まれて初めてパイルアップを浴びた日だったと思います。ここでトラウマになったり怖気付いたら今頃無線はやっていないかもしれない。。。初めてのマルチオペ。
(※電信電話部門にはLがないのでログ提出はMになっている。)
第13回 QRP Sprintコンテスト(きゅうあ~るぴぃ~コミュニティ 主催)
2022年 5月1日(日) 12:00~15:00, 16:00~20:00 ※時間は周波数によって異なる。
夕方から1.8 3.5 7MHz、昼間に14 21 28 50 MHz。
電信電話 21MHz QRP部門 9エリア第1位
1位を狙って取りにいったコンテスト。初心者でも9エリアなら1位になれそうなコンテストだと思って参加してみました。ですが、現実は結構厳しい。特に7MHzでQRPなんてやろうもんならダイポールフルサイズでやらないと無理だっぺよ。なんとか数局と交信することはできたけどコンテストナンバーを交換できる状態じゃないので、交信だけできたと言う感じでした。ずっとワッチしていた限りコンディションはそんなによくはなかった21MHzで運良く交信することができたので、21MHz部門でログ提出することにしました。
一言で言うと、ひもじい思いをしたコンテストであったけど、どんなに参加局が少ないコンテストでもモビホQRPで1位になれた喜びは大きい。
第31回 静岡コンテスト(JARL 静岡支部主催)
2022年5月4日
https://www.jarl.com/shizuoka/31kekka.pdf
JF9QYV/9 県外局電信電話部門 シングルオペ・オールバンドで参加。
チーム八重洲党の党員達との移動運用で聞こえたコンテスト。交信を楽しみながら、コンテスト参加局を呼び回るようなスタイルで楽く運用することができた。せっかくなのでログ提出をすることに。あまりにも不完全なログ提出をしたことで、担当者の方からctestwinなどのロギングソフトを使うように勧められる。コンテストスコアとは直接関係ないが運よく「ドナー賞」となり静岡県の美味しいお茶をいただきました。
第52回 6m AND DOWNコンテスト
2022年7月2日(土)21:00~3日(日)15:00(JST)まで(13時間)
JA9YDZ/9 電信電話部門マルチオペレーター・マルチバンドXMAで参加。
この時、やっと3アマになり局免も50Wの使用が可能となったのでオペレーター全員で50W交信することができた。7月でしたが既に灼熱の気温となり暑くて大変だったことを覚えています。
マルチバンドでCtestwinというロギングソフトをうまく活用できず、使用バンドごとに別のPCを使って入力していった。交信局に「2バンド目ですね」と言われたが、こちら側からそれができなかった。メンバーと事前打ち合わせができず準備不足だったが、できることを社団のみんなとできたのでそれはそれでよかった。
第65回 フィールドデーコンテスト
2022年8月6日(土)21:00から7日(日)15:00(JST)まで(13時間)
ハムの日!JF9QYV/9で参加。この日も暑かった。熱中アラート。。。マルチバンドで楽しませてもらった。
シングルオペオールバンドで14位。係数2にできなかったので来年はまた違ったスタイルで参加してみたい。
※追記 2022年11月24日 コンテスト結果が出ました。14位でした。
JA9コンテストVU 2022(JARL 北陸地方本部主催)
2022年 8月13日 21:00~14日 15:00
JF9QYV/9 石川県シングルオペ・マルチバンドで参加。
夜交信して、帰って寝て、朝また7時ごろに来て交信。という感じ。
結果は、石川県内で2位でした。交信してくださった皆さんの協力がポイントとなり順位に影響が出ます。各局、ありがとうございます。
第63回 ALL ASIAN DXコンテスト
電話部門 2022年 9月 3日(土)09:00から 5日(月)09:00(JST)まで(48時間)
JF9QYV/9で、電話部門シングルオペ・オールバンドSOABLPに参加。アマチュア無線の先生達とゆるっと交信。交信するよりも、聞こえてくる局を探している時間の方が圧倒的に長い、アジアが主役の海外局と交信するコンテスト。
先生からは、「発音は良いけど聞き取りが下手なので、もう少し耳を鍛えるべき。」とアドバイスをいただいた。
ワールドマップも便利だけど、世界地図などをみたり調べておいたりするのも楽しいね。
アプリ「Ham Callsigns」をスマホに入れておくと、コールサインを検索してその局のQRZ.COMが閲覧できます。コンテストでバリバリ点数を稼ぐというやり方とは別に、調べながらゆっくり交信するというやり方もあるし、いろいろなやり方があります。
Worked All Europe DX Contest
9月10日(土)09:00 -9月12日(月)08:59(JST)
オールアジアンDXコンテストで若干鍛えらたた耳で、とりあえず参加してみた。10局ほど交信できたので、この量であればログを出したいな。と思っていたところ、ログの出し方がわからず締め切りが過ぎてしまいログを出せなかった。
また、ちょっと複雑なルールがあった。QTC-trafficを送信すると(コンテストナンバーとは別に)得点が倍になるというシステム。しかしQSBのあるDXでこんなことを流暢にしていられないね。ログも出せなかった。
ログはメールで送るっぽい。わからないが、また検索してみる。ログが出せなかったコンテスト。無念。次のDXコンテストではログを出せるようにしたい。
第43回 全市全群コンテスト
2022年10月8日(土)21時00分から9日(日)21時00分(JST)まで(24時間)
JF9QYV/9で、電信電話部門シングルオペ・シングルバンドX430に参加。CMだったので運用時間は1時間ほどだった。短時間だけど、フレンド局がコールをくれて嬉しかったです。
ありがとう☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
*********追記:2023/03/09 コンテスト結果**********
マルチバンドではない場合、部門は電信電話部門シングルオペ30MHzバンドになります。電信ができないのですが、このバンドでのバンドでの参加局が少なかったせいか運良く北陸地方第2位に輝きました。えへ!
実は、1時間程度しか運用しておらずフレンド局やローカル局さんがたくさんコールをくださいました。各局ありがとうございます(^-^)
第37回 オール千葉コンテスト(JARL 千葉県支部主催)
2022年 10月16日(日)(第3日曜日) 12:00 – 18:00
http://jarl-chiba.info/2022test/info.pdf
JA9BJSがくれた自作のセンターローディングコイルアンテナの飛びを試すために参加。
*********追記:2023/03/06 コンテスト結果**********
http://jarl-chiba.info/2022test/test2022x.pdf
CQ World Wide DX Contest / 世界最大級コンテスト
世界最大のアマチュア無線コンテストと言われている WWDX PHの部、参加しました。
SSB: October 29 – 30, 2022 / Starts: 0000 UTC Saturday Ends: 2359 UTC Sunday
世界では830位、アジア州では76位。日本国内では38位。おしっこ我慢して交信した甲斐があった。
CQ Amateur Radioという出版会社が主催しているんですね。
今回は、ログ提出に関することをblogにまとめてみました。自分なりに頑張って書いた記事なのでコンテスト参加してからログの出し方に自信がない方は、ぜひこちらをご覧ください↓
コンテスト結果はこちら
JA9コンテスト HF 2022 電話部門(JARL 北陸地方本部主催)
JA9のコンテスト。VUのコンテストとは違って、一生懸命交信数を稼いでいくシンプルなコンテストです。交信中に、コンテストだと知らない局がコールをくださったので「もしよかったら、コンテストナンバー交換していただけませんか?」と、頼んでみた。
こういったシチュエーションの時、オペレーターが覚えていて欲しいのは県外局からもらうコンテストナンバーは「RS (T) +都府県番号、北海道の地域番号」です。北海道のナンバーは3桁になります。それを相手局に伝えることができたらバッチリ!
去年まで12時で終わっていたコンテストだが15時までに延長になった。理由はわからない。
第28回 オール大阪コンテスト(JARL 大阪支部主催)
2022年11月6日 日曜日
06:00~11:30 電信部門
12:30~18:00 電話部門
06:00~18:00 デジタル部門(RTTY/SSTV)
このコンテストで気をつけたいことは、府内局からもらうコンテストナンバーの最後に「Y」がつく場合があること。規約を見ると、
YL局およびオペレーターの年齢が20歳未満の局は市郡区のナンバーの後に「Y」をつける。
JARLの局(8J3RL 8J3OL)はコンテストナンバーの最後に「Y」が付く。
http://ja3ujr.sakura.ne.jp/jarlosaka/contest/kiyaku2022.html
ということになっているので、知らない状態でコンテストナンバーの最後に突然Yがつくと戸惑う思うので規約を読むって大事なことだよね。
例えば、マルチオペレーターの場合は、オペレーターによってコンテスナンバーにYがつく場合がある。「あれ?さっきはYって言ってなかったのに」ってことになりそうだけど、規約を読めば驚かないですね。Yとの交信は府内局にとっては2点になります。
時間帯によって、部門が変わるコンテスト。福井県ハムの集いの合間にちょっとだけ参加してきました。
*********追記:2023/03/06 コンテスト結果**********
50位でした。35点の局長さんが4点の当局より下の方にいるのは何故だろう。。。
JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST(JIDX)
PH 2022-11-12 07:00 – 2022-11-13 13:00 UTC
土曜日の夜だけ、少しばかり参加してみた。
このコンテストでは、とても嬉しいことがあった。”Can you go to eighty meter?”って言われた。つまり、「3.5MHzで交信できますか?」って言われたのだ。残念ながらモビホで参戦しているため、”I am so sorry, I can not go.”と伝えると”No, problem. Thank you!” と明るい声で返事が来た。
コンテストはまだまだたくさんある
今回は、JF9QYVが参加したコンテストについて振り返ってみました。全てPH(電話)のみで参加しています。今後は電信もやりたいなあと思っているけど、電信はとても難しい印象を受けました。
まず、相手局がピーピピピコピコって打ってきたものを解読できないといけないですからね。。。今、Aはなんだったかな、とかいうレベルなんで。。。汗
電信をやるには、やはり地道な努力が必要そうです。
コンテスト規約をしっかり読もう
コンテストにせっかく参加をしてくださったのなら、ログを出してコンテストを盛り上げたら良いと言う気持ちもあるけど、「ちゃんとしたログ提出」を心がけることも大切です。
あまりにも不完全なログを出したJF9QYVは、ログ提出をする前に5回くらい確認するようにしているのだけど、それでもやっぱり何かミスがあるような気がします。時々、「もう、これでいいや」ってなってしまう時も。。。ですが、そんなログを確認する人がいることを忘れてはいけないですね。
人がチェックをしてくれているんです。そう考えると、できるだけミスのないログ提出をしたいものです。そのためには、まずコンテスト規約をしっかり読むと言うことです。
コンテスト規約と、ログ提出の方法は、コンテストによってそれぞれ異なります。また、去年まではそうだったものも、今年からはそうではないと言うことがあります。
インターネットやTwitter、JARL NEWSなどでは常に新しい情報が掲載されています。すぐに確認できるので確認するのが良いですね。
コンテスト、皆さんもぜひ参加されてみてはいかがでしょう?
それでは次回の交信まで、ごきげんよ〜う73/33☆ de JF9QYV
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