2023-10-14
みなさん、こんにちはJF9QYV/9です。
今日は、以前ARDFの体験会に来てくれた方が「アマチュア無線もやってみたいな」とのことで、今日は富山県小矢部市(JCC:2809)に来てみました。
せっかく交信体験制度というものができたようなので、どんどん利用したいなと思っていたところ。
交信体験制度(体験運用)
交信体験の例
- ①これまでの学校に加えて、学童、放課後等デイサービスの教職員・指導者が、自らが開設するアマチュア局を児童や生徒等に交信体験(体験運用)していただく。
- ②大学や高校等のクラブ局が新入生のクラブ勧誘の際に交信体験(体験運用)で楽しさを味わっていただき入部につなげていただく。
- ③クラブ局がアマチュア局を運用しているところに、たまたま通りかかった方がアマチュア無線に関心をもたれた場合などに、交信体験(体験運用)していただく。
交信体験(体験運用)は、教育や研究の場、学校・クラブ、ボーイスカウト・ガールスカウト、防災ボランティアなどの地域活動など、様々な活動と連携した取組にも期待が集っているところです。
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/ama_experience/leaflet/index.htm私
自分は、交信のための手続きと言うものをやった事がないけど、こういったイベントを行うのに何日も前から準備を行なって書類を提出したりしていたのではないかな?(憶測)
でも、今は、いつでもどこでも、有資格者の免許の範囲内であれば体験をさせて良いと言うことになっているんだよね。
早速、体験をしてもらいたいところだけど、実は、ある程度の準備が少しばかり必要です。
いつでも・どこでも・誰でも体験局
まずは、体験者の方にこれらの資料を読んでいただくようにお願いしましょう。
https://www.jarl.org/Japanese/6_Hajimeyo/TaikenManual.pdf
体験局マニュアルがあるので、これに沿ってやっていけるから便利だよ!
体験者コボリさん
今回は、モビホにFT5Dでローカル局との交信をしてほしいなと思っています。
これから、「アマチュア無線の試験を受けてみようかな?」という体験者の方コボリさん。ARDFも楽しかったけれど、ラグチューというのも体験してみたいそうです。
資料は事前に読んでいただいたので、和文表(ログブックやハム手帳などに記載されているもので十分)を用意してあげて交信をサポートします。
早速、JF9QYVがCQを出してみたところ、1エリアの局長さんJF1FTG/9にコールしていただきました。
JF9QYV「今日は、いつでもどこでも誰でも体験局をやろうと思っていて、隣に体験者が待機しているので交信していただいてもよろしいでしょうか?」と頼んでみると快くオーケーしてくださいました。
優しい人で良かった。
基本的なやりとりをしてから、いよいよ和文で自分の苗字を伝える時が来ました。
コボリさん「私の名前は、子供の子。ドーナツのど!りんごのりです。どうぞ!」
???なんだって?「保険のほ に 濁点」だよお?
緊張して、「子供のこ」と言った後に、 こ ど も の 「ど」を説明しようとしてしまったみたい。二人で笑ってしまいました。
でも、この緊張するのすごく良くわかるー。自分だって、2年前の今頃は、まさに何を喋っていいのかわからなかったし、FMで相手の言っていることを全部聞き取れなかったり用語や言葉が分からなかったりして、相手局に教えてもらったものね。そんな自分に比べたら、コボリさんが上手に交信できていると思います。
JF1FTG/9「埼玉の春日部市から車で、雨晴海岸に来ました」
コボリさん「埼玉の春日部市というと、クレヨンしんちゃんですね。大好きなアニメです。」
と、会話が盛り上がってきましたよ。
1エリアの局長さん、お仕事でこちらに来ているのかな?と思っていたら、趣味の写真撮影にきてて、撮影終わったからそのまま無線をしているんだそうです。たまたま、私たちが運用している稲葉山へ行こうとしていたとのことで、突然EBすることになりました!
そして、だんだん電波も強くなってきてこちらに近づいていました。ただ、この稲葉山には展望箇所が全方位にあるので、少し迷われたようでした。
稲葉山は、平野と北アルプス山脈が見渡せる素敵な場所!
富山県小矢部市の稲葉メルヘン牛が育つ「稲葉山」は標高346mほどで、展望広場からは名峰・剱岳と立山連峰が一望できます。北アルプスの始まりは富山県からそして長野県までと続いています。
写真の真ん中に、ツン!と尖っているのが剱岳、その右側で凸凹としているのが立山連邦です。昔よく登っていた好きな山。無線的なことで言うと、剱岳の方向は北方面0エリア長野へ向けていく感じ。立山連峰(写真だと中心よりも右側)は、1エリア向けと考えて良いかなと思います。
JF1FTG/9の無線設備をざっと紹介
EBのご挨拶の後、構築が始まりました。車から、あれよあれとよ道具が出てくるので、体験者のコボリさんと楽しく見学させてもらいました。体験者のコボリさんは「すごぉーーい☆」と、目を輝かせてひたすら驚いていました。
黒い塗装された、こんなおしゃれなふみたてくんあるの?しかも、しっかりしているのに軽そう。
我々が、モビホにハンディというしょぼい機材で交信していたところ、どんどん道具が出てくるので許可を得て撮影したり見学したりしました。
整理整頓もお上手なのでしょう。
モビホも使いつつ。
1200MHzもモービルから。
アンテナは、全てロッドケース(釣竿を入れるケース)で管理されてるんだとか。
ビームアンテナも、ロッドケースから出てきました。
あっという間に、色々組み立てていらっしゃいました。
ケーブルも、綺麗にまとめられていますねえ。収納上手ですね。
このアンテナ、HB9CVの2つ目?のアンテナらしいです、知らなかったーー。
マストにもう一つ腕が生えた感じになってて、
さらにアンテナが出てくる。
天気も良いし、無線日和です。
アンテナ構築をしながらお話をしてくださいまして、blogもされているとのことです。良かったらご覧ください〜♪
ほおお、これで終わりじゃないのよね。
キターー。でっかいやつ。
さぞかし、よく飛ぶのでしょうね。
改めてみる稲葉山の景色、やっぱり良い!よく飛びそうだね。
たくさん交信されていました。お膝の上にラップトップを乗せてハムログ入力されていましたよ。慣れているねえ!FT991AMは1.9から430MHzまでできるからやっぱ便利だよね☆
我々は、この後富山市へクラシックコンサートへ行くためお別れしたのですが、天気も良く立派な設備での移動運用楽しまれたのではないかな?と思います。
blogを拝見すると、呉羽山などでもオンエアされていたようなので良く富山に遊びに来られていらっしゃるみたいですね。もしかすると、またお会いできるのかもしれません。9エリアの方も、JF1FTG/9局との交信を、狙ってみてくださいね!
またEBできるのを楽しみにしております。
それでは、次回の交信までごきげんよう〜♪ 73& 33☆
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