みなさんこんにちは、JF9QYV/9です。今日は、ARDFの大会が福井県あわら市の北潟公園で行われるのでスタッフとしてお手伝いに来ました。

北陸地方 ARDF 競技大会 2023 福井
準備の様子
集合写真
開会式（実行委員長 / JA9MJR 小形隆男氏 JARL福井県支部長）
競技説明（審判長 / JR9ECD 森下茂氏）
スタート地点へ移動
受信機保管場所
スタート
探索開始地点
ゴール地点の準備
スタッフは早めに昼食
巡回でーす
TX2
TX5
TX4
ARDFのTX出力は0.25wから1.5wの範囲内（144MHz帯の場合）
スタッフは大会本部へ戻ります
TX配置地図も公開されました
結果発表
審判長 / JR9ECD 森下茂氏
北陸エリア（地域結果）の表彰
北陸地方 ARDF 競技大会 2023 福井総合表彰
裁定長 / JA9UHK 吉田康穂氏から競技講評
お片付け&参加賞は福井の有名お菓子
【公式】北陸地方 ARDF 競技大会 2023 福井　結果はコチラ
2023年全日本ARDF競技大会　10月22日

北陸地方 ARDF 競技大会 2023 福井

日時令和５年１０月１日（日）受付 08：30～09：00（雨天決行）
場所福井県あわら市北潟湖畔公園周辺
競技方法 JARL制定のARDF競技実施方法に準ずる（一部ローカルルール適用）
競技部門 144MHz帯部門、電波形式Ａ2Ａ
参加資格健康な方ならどなたでも可
競技クラス ○女性Ｗ12 Ｗ15 Ｗ19 Ｗ21 Ｗ35 Ｗ45 Ｗ55 Ｗ65 Ｗ70
○男性Ｍ12 Ｍ15 Ｍ19 Ｍ21 Ｍ40 Ｍ50 Ｍ60 Ｍ70 Ｍ75
表彰競技クラスごとに北陸地方表彰、ならびに地域内外を含めた総合表彰
参加費一般会員 2000 円・非会員 3000 円、19歳未満会員 1000 円・非会員 1500 円
（弁当・飲み物・傷害保険料を含む）
参加費は当日、受付にて徴収とします。

準備の様子

8時前にはスタッフの皆さんが集まっていて、皆さんで準備をしていました。福井のスタッフさんがほとんどだけど富山県や石川県からも応援スタッフが集まりました。

今日は、クラシック144MHz帯のみのTXは５つ。

天気は雨でしたが、止んできました。途中晴れるみたいだから蒸し暑くなるかも。

選手の皆さんも、続々と集まってきました。

菊一先生率いる奈良育英中・高の生徒さんたちが赤いティシャツにオリジナル受信機を片手に集まりました。

遠方から、山形県、香川県、愛知県など北陸地方以外の選手が参加されました。

今年チェコの世界大会へ日本代表で出場した、地元福井高専のヒーロー＆ヒロインたちも参加。

福井高専の根本さん、卒業生２人　アマ無線　世界大会に挑む　：日刊県民福井Web

福井高専アマチュア無線研究会の根本真響（ひびき）さん（２０）＝電気電子工学科五年、福井市＝と卒業生二人が、チェコで開かれるアマチュア無...

ここには書かないけど、いろいろありました。選手はゼッケンをつけたり、お金を払ったり、アンテナ（受信機）を組み立てて柔軟体操したり、その合間にお手洗いへ行って大忙し。

いろいろあったことによって、スタッフも大忙し。でも、参加者の皆さんが心の広い方達ばかりだったので危機を乗り越えることができました。ありがとうございます。

スタッフ側の準備もなんとか無事に終わったようです。

集合写真

まずは、集合写真を！

集合写真に映る時のコツは、二列目以降の人は、上手に顔を出しましょう。前の人の肩と肩の間から顔を出すように、うまく場所が決まったら、大きめのカメラを持っている人を探します。

その人がカメラを覗き込んでいたら、カメラレンズあたりをジーーーーーっと見つめて、決して動かず、笑った状態で目を閉じない事です。白い前歯がチラッと見えるくらい笑うと爽やかです。慣れている人は、ポーズをとりましょう♪

汗をかいて乱れる前の一枚。JF9QYVはメインカメラではないので、みんなの本気じゃない瞬間を撮りましたがこの件に関してのクレームは一切受け付けません。（笑って許して欲しい）

開会式（実行委員長 / JA9MJR 小形隆男氏 JARL福井県支部長）

北陸地方 ARDF 競技大会 2023 福井 / 実行委員長 JR9MJR 小形隆男氏

実行委員長から「開会宣言」がありました。

競技説明（審判長 / JR9ECD 森下茂氏）

審判長から競技説明がありました。

スタート地点へ移動

みんなで、スタート地点へ移動します。

受信機保管場所

ブルーシートには、自分が使いやすいようにカスタマイズされている受信機がたくさん並び、面白かったです。メータをつけたり、印をつけたり、さまざまな工夫があって、なるほどなと思いました。

スタート

スタート10分前に地図を配布されるはず。。。

第一走者というか、一番最初のスタートってちょっと不利だよねえ。なんとなくね。

さて、私も地図を見るの初めてです。スタッフが全員地図をもらえるわけじゃないの。

北潟湖はショートカットができないから、ぐるっと回ることになりそう。

湖の反射があって混乱しそう。等高線を見る限り緩やかながらアップダウンがある。変なところに設置されていれば、たちまち謎の反射で選手を混乱させるといったところだろう。赤い印が追加されたそれは、禁止区域。ということは、その禁止区域の先に何かありそう。また、地図の左下の送電線エリアに、わざわざ地図が出っ張っている。ここも怪しい。。。

時間は2時間以内、ある程度の戦略も必要だ。

探索開始地点

探索地点を超えたら、探索開始。どんな風に音が聞こえているかな。

ビーコンがまだ強く入ってくるエリア。1分ごとに変わってくるTXを聞き分けて、地図に方角を記したいね。

JA9BJSによれば、世界大会では猪のようにみんな猛突進してくるんだそうです。そんな光景を見てみたいけど。

見晴らしの良い風景の中で受信機を振り回す選手たち。

公園には、ワンコのお散歩とかファミリーさんたちが楽しそうに遊んでいました。

「何をしていますか？」と聞いてくれたファミリーに、探査開始のスタッフさんが説明されてました。興味を持ってくれて嬉しいですね。

初参加の選手もいます、入賞なるか？がんばれJF9PTQ!

ゴール地点の準備

選手の中には、とんでもなく早く戻ってきてしまう方もいるので、スタッフはゴールの準備をします。冷蔵庫や氷などを用意して、冷たい飲み物を選手の皆さんに振る舞う予定です。

スタッフは早めに昼食

スタッフも選手もお弁当は同じ。さて、食べ終わったら、自分はJA9BJSと救護などのパトロールへ行くため先に食べておかないと食べる暇がなくなってしまうのです。

巡回でーす

北潟湖は、車である程度移動できるので巡回も車で。

みんな、走っているよ。がんばってますね。

スタッフも、しっかり巡視して待機しています。

TXが見えていても、かなり遠い感じ。結構距離がありました。

TX2

角度によっては丸見えだけど、この角度からは少し見えにくい。

見つけられたかな？

しっかり設置してあって、ダニも多分いない感じだね。

TX5

送電線付近の、怪しい地図の出っ張りにはTX5が潜んでいた。

見つけた人はわかると思うけど、清々しい青空の下に設置されていた。巡視のスタッフさんも上手に隠れて待機していた。

TX4

林の中に上手に隠されていた。

ARDFのTX出力は0.25wから1.5wの範囲内（144MHz帯の場合）

終わってから知ったことだが、このTXがとても強かったため混乱したという話を聞きました。スタッフさんにそのことを尋ねてみたけれど、ARDFのTX出力は144MHz帯の場合0.25wから1.5wの範囲内という設定だから、規定通りに発射しているため、電波強度や感度について選手は文句を言えないらしいです。これだから難しいってことになるのですね。（ちなみに、3.5MHz帯は3wから5wなんだそうです。）

さて、我々スタッフはTXを見つけることが目的ではないけどその周辺で困っている選手を見つけたり救護したりする役目なので、またパトロールで移動します。

巡視の際は、何かあればスタッフから連絡があります。特になかったので、戻りながらパトロール。