【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第177回 露出のキホン

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2026-09-03 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子ゆすらこ

177th 座学「露出の基本」

入講されたばかりなのに、いきなり中級レベルの内容で戸惑っている方もいらっしゃることと思います。初心者の方に向けた内容を振り返り、基本的なカメラやレンズの構造を学び、露出についてを理解します。ちょこっと簡単な紙工作をします。

必要な持ち物:カメラ一式と筆記用具(三脚は不要)

教材費として、700円をご持参ください。(内訳:今年度分の印刷物200円 + クラフトペーパー教材費など500円)

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前回の課題発表

前回、おやすみされたFuruyanが課題を発表しました。「手持ち花火を撮ってみて、難しいと思った」という皆さんが共感できる感想をお話しされました。

みんなが同じ「花火」という対象を各々撮影したので、「わかるわかるー」ってなるんですよね。手持ち花火の難しさは、まずピント合わせでしょう。誰が花火を持って、誰がカメラを?ということです。

そうすると、打ち上げ花火って楽ですよね。自分はカメラだけ担当すればいい。同じ花火でも、近いもの、遠いもの。燃焼しているものを撮る。難しい課題でしたね。

絞り羽をペーパークラフトで作ってみよう

カメラレンズの絞り羽。メーカーやレンズごとに、枚数が違います。

今日は、絞り羽をペーパークラフトの教材を使って、組み立ててみます。

結構苦戦しましたが、これを作ったからなんだっていうの?ww

まあ、これが、絞りの羽の形になるということ、この羽の枚数で、ボケの形が決まってくるという説明でした。イメージをしてもらうには、こういう簡単なペーパークラフトで、構造そのものを理解してもらうと良いと思います。

露出のキホン

露出の基本といえば、ISOとF値とSSの3つのバランスで成り立っているというのは有名な話です。

露出の基本は、この3つのどれかを操作して数値を変えていく。

マニュアル設定で写真撮影をする場合に、必要な知識です。

でも、現在のデジタルカメラでは、それはほとんど必要がなくなってきています。

そういう仕組みなんだ。と、知っている程度で問題がないと思います。

最近のカメラ、本当に賢いですよね。その力に頼ることは決して悪いことではありません。

フィルムカメラで撮影するときにこういう知識が必要でしたし、照度計を持ち歩いて測定してカメラ設定を決めていました。

露出のことだけであれば、撮りながらモニターを見て、明るさを調整していけばいい。露出は、自分が思い描く露出になっていれば良いのですが、撮影する被写体をどう撮りたいのかということがそもそも重要です。

F値が作品にどういった影響を及ぼすのか。ということも同時に理解してほしい部分です。

また、シャッタースピードについても作品にどういう影響を及ぼすのかというところを理解する必要がありました。

カメラ設定は、撮影者のイメージによって変わる

A. 流れる水飛沫を、水滴で撮りたかったから、どういう設定にしたのか。

B. 一輪の花を、強調したいから、どういう設定にしたのか。

Aは、シャッタースピードにこだわる撮影になりますが、S優先(またはT)モードで撮影した場合に、思い通りの絵にならない、思い通りの明るさにならない。という場合、やはりMで撮影しなければならない状況になります。このときに、ISO感度が高いとノイズが気になると言われている時代もありました。高感度カメラではノイズがほとんど目立たない場合もあるので、使用しているカメラそれぞれに全く違うことが起きるのです。以前までの常識は、高感度カメラには関係ないこともあります。

Bは、花を強調させるには、周りをボケさせたいので開放F値にするというのが定石です。

流し撮りとかボケとか

ちなみに、流し撮りは低速シャッターと思っている人がほとんどだけど、それは被写体のスピードや流し方によります。

F2じゃないとボケないと思っている人がいるようだけど、被写体と背景の距離や使用するレンズ、構図にもよります。Bの一輪の花は、たくさん周りに花が咲いている状態なのか、それとも花瓶に生けられた一輪なのか。状況によって、強調させる方法というのはいくつもあります。

ボケに関しては、レンズのスペックが全てではないのです。

カメラによっていろいろ違う

最近の高感度カメラ、15年以上前のカメラ、特性が全然違います。性能も画質もいろいろ違います。

一眼レフカメラで耐えられることは、高感度ミラーレスカメラでは耐えられないことがあります。

その逆もあります。

大切なことは、今自分が使っている機材がどういうカメラなのかということなのです。

ISO 100が正義の時代

ISO 100じゃないと画質が劣化する。はい、そういう時代のカメラは、ISO 100が基本です。

まだ、感度を上げるとノイズが出るのは現代のカメラでもそうです。

ですが、FUJIFILMの特殊設定では、DR100だと白飛びしやすくなり、DR400はダイナミックレンジが広く白飛びしていない。ISO 100が基本という感覚を持っている人からすると抵抗感や違和感がありますが、フジはそういうものだと脳に刻むしかありません。ISO 100で撮ると白飛びして、DR 400 にすると明度差がある風景でも白飛びしにくくなっている、これが広い階調です。この機能があるのなら、バンバン使えば良いのです。

ただ、カメラを使い分けている人は注意が必要です。他のメーカーに備わっていない機能であれば、ISO 100が正義ということになります。

自分が持つカメラの性能を、しっかり生かして写真を撮りたいですね。

マニュアル設定に慣れた頃に

とある別の写真教室で、「マニュアル操作で写真を撮りたい。」という受講生を対象とした講座が過去にありました。30分ほど室内や外へ出入りして、撮影してくるというものです。20分くらい経ってから、半泣きで受講生が戻ってきたことがありました。

「先生!写真、全部真っ白や(泣)」

室内で撮影した設定のまま、外で撮影して画像を確認しなかったそうです。夢中で撮影すると、そういうことになります。この没頭していた時間は素晴らしいのですが、もったいなかったね。という話です。

撮影した画像は、しっかり見る。

①まずは、写真の明るさの確認

②次は、構図

③ピント

改善したいところがあるなら、一つずつ改善していく。

なんでも、一度に完璧にできなくていい。

一つずつを落ち着いて確認していけばいいのです。

次回は、2026年9月10日(木)写真展のテーマ決め

9月10日(木)178th 座学「写真展のテーマ決め」

今回は、10/22に発表を控えている「月」の課題について質疑応答。その後、写真展のテーマを決めてしまいたいと思います。今決まっているのは、①単写真 ②A3フォトフレーム ③パネル展示 という方向です。

テーマとして、「色彩」「神社仏閣」「町家」「流し撮り」が最初に出た意見です。こちらで提案したのは「観光地(金沢または石川県内)」「昆虫」「文学に出てくる聖地orロケ地」といったものです。さて、どんな話し合いになるかな?楽しみです。

10月 8日(木)179th 座学(予定)「写真 or カメラ用語」わかる?わからない?

写真撮影を趣味とする場合、その分野にしか出てこない用語などがあります。その用語、「聞いたことはある」「聞いたことはない」「聞いたことがあって、なんとなくわかっているけど、間違えて認識していた」「聞いたこともあるし、説明もできる」など、その用語は自分の中でどういう程度把握しているのかを確認していきます。

先生は、講座で「当たり前みたいに用語を使って、初心者を混乱させます。」もちろん悪気はありませんが、「〇〇ってどういう意味ですか?」って聞きたいのに聞けない。そういうこと、よくありますよね。今回は、この用語について知っていく、深めていく内容となっています。

10月22日(木)180th 作品課題 テーマ「とりあえず月を撮る」発表

月の撮影に取り組んでいただいた成果を発表していただく日です。天候やお仕事で、撮影できなかった方がいるかもしれません。無理をせず、作品がなくてもみなさんの発表を見にきてください。

11月には、作品展のこと、十種雲形、カメラ用語の続きなどなど、みなさんがやりたいところをバランスよく実施していきます。課題が多いと疲れるので座学を考えています。

【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第176回 花火(ワンショット)
2026-08-27 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子ゆすらこ北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子先に、展示会の方向性について話し合い冬に控えている展示会についての話し合い、決まったことは、単写真でA3のHAKUBAフォトフレームを使うということが決定いたしました。具体的にまだ決まらなかったら、「ふれあい昆虫館の虫にするよ」と講師が受講生…

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