2024-11-28 19:30-21:00 北國新聞文化センター 写真教室 | 講師: 清水 梅子
本日の学習内容
機材のメインテナンス
これまで機材を使ってきて、汚れが溜まったりセンサーにゴミがついたりしていると思うので、機材チェックをしましょう。
イメージセンサーは、知らない間にゴミがついています。
受講生に写真を撮ってもらうと、レンズはキレイな状態で、ゴミがありました。では、今度は違う白い壁を撮ってもらいます。やはり同じ場所にゴミが写っています。
センサーにゴミがついていることが確定です。
赤い丸をつけました。肉眼で見えるほどの大きさのゴミです。ミラーレスだからレンズ交換の際に、ゴミがふわふわやってくるのではないかな。と思います。
シルボン紙をやなぎ棒に巻きつけて、アルコールでセンサー汚れを拭き取ります。きれいになりました。
これからの作品にも影響が出るので、清掃したから安心。
さて、次は、シャッターが変とか、連写できるはずなのにもたついているとか、そういう異常がないかな?
普段使わないところも、時々使ってあげましょうね。ミラーレスにはミラーアップなんてないけどね。一眼の受講生さんもいるので。特に、大きな問題がなければ清掃やメインテナンスは終わりです。
冬の撮影における留意点
冬でよく相談されるのは、結露です。天体をやっている人たちが最も力を入れて対策している部分と言えます。
気温の他にも、湿度や風でレンズ(カメラ)の状態が変わっていきます。
風ひとつない、乾燥してカラッとしているような日。そんな日は、あまり夜露がつかないですみました。という場合もあれば、レンズの中は結露するし、外側が汁だくになって拭いても拭いても雫がね、って時もあります。寒いと電池の減りも早いし。
今回、作品の課題は天体じゃないので。できるだけ、撮影時間を短くするのが良いと思います。
カメラそのものの対策については、講座の中でたくさん説明しました。ここでは、割愛。
今回心配しているのは、積雪による通行止めなどのことですね。北陸で一番怖いのがこれからの季節です。12月下旬にドカ雪が降って、狭い通りは除雪されず。。。
そういう状況になる場合があるので、撮影に行くために事故などが起きないように、早め早めに対策をしてくださいという、計画性の重要性についての話でした。
撮影には、計画や準備が大切な時があります。全てとは言わないけど、撮影に行くというのは車で行って、助手席に置いてあるカメラを撮って、窓を開けて写真を撮っておしまい。という撮影なら、それで事足りるのですが、そうではない場合は、車から降りて、寒い外へカメラを連れて撮影に行くということです。夏の寒い時なら、暑さ対策で日傘やら首にアイスノン巻くなどの対策をすると思うんですが、冬の対策も、しっかりね。常識的なことだと思うのだけど、気を抜いてホッカイロがなくて寒くて風邪ひいちゃったとか、そうなると仕事にも影響が出てくるので、軽い気持ちで野外へ行かないように、しっかり心の準備と、機材の準備などをしましょう。
三脚持ってきたけど、プレート忘れたとか、そういうことがないようにです。
今後の教室のスケジュール
12/5,12/12
1/23,1/30
2/6
今回の課題は、早めに撮影をして、終わらせても良いですし、うまくいけば1日で終わります。何を狙い、どう撮るのか。それはご自身で決めて、考えて撮りましょう。
次回、12月5日(木)
作品の経過報告をしてください。まず、2Lサイズにプリントして写真をご持参ください。
作品作りで悩まれている場合は、ご相談ください。その場合でも、2Lサイズにプリントしたものをご持参ください。ある程度の大きさで作品を持ってきていただかないと明確なアドバイスができない場合があります。
作品展出品パネル代などを集金します。
展示パネルは、お一人3000円です。
展示用のキャプションの材料費にお一人300円お願いします。
フォトフレーム(2名)は、明日届きそうなのでフレーム代金もよろしくお願いいたします。
では!
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