2024-11-14 19:30-21:00 北國新聞文化センター 写真教室 | 講師: 清水 梅子
フォト イン フォトとは、写真やスマホ画面と、被写体を上手に重ねて、風景と一緒に映り込ませているものを撮った写真のことです。
今回は、その中でも風景の一部をロモインスタントで撮影し、プリントされた写真と風景を上手に重ねて撮るということに挑戦してもらいます。
考え方としては、目の前にある背景のどの部分を撮影し、風景に上手に溶け込ませるか、重ねるかということです。
被写体と、焦点距離の計算が必要です。計算といっても、難解な数式を使うという意味ではありません。ある程度の戦略や、構図の感覚が必要です。
近づいたり、離れたり、とっても忙しい撮影です。
海王丸は大きな船で、射水市の海王丸パークは広い公園なので、撮影距離がとりやすくこういうことをするのに向いている被写体&場所でした。
こだわり始めると、どんなことも難しくなってくるものです。お手軽に楽しくやるところから、違和感なくキッチリ合わせるというところまで。クオリティの基準は自分次第。
では、受講生の発表です。
受講生の課題発表の様子
上高地へ行った時に撮影してきたそうです。
金沢市駅周辺の大型オブジェとの組み合わせを考えて撮影されてきたようです。
フォトinフォトらしい組み合わせの色鮮やかなものを撮影されたようです。
みんなで鑑賞タイム
グループレッスンって、他の人の作品を見る事ができるのが良いですよね。
みんな、同じロモインスタントというトイカメラを使ってそれぞれ全然違うものを撮ってこられました。カメラが同じでも、人が変われば大きく被写体が変わってくるのです。そんなことは、当たり前だけれど、大人になるとこういう遊びがなかなか出来なくなってきます。
そういう意味では、グループレッスンは学生時代を思い出したり、他人を意識したりしなかったり、他の人の視点を参考にしたり、良い刺激になります。
咄嗟に質問してみました「タイトルをつけるとしたら?」
「みち」
なるほど、確かに道です。
「鼓門」
見ての通りのタイトルですね。
「観覧車」
見ての通りのタイトルですね。
咄嗟にタイトルをつけましょうって言われると、見ての通りのタイトルが口から出ます。
はい、それでいいんです。それを撮ったのですからね。
みなさんの課題作品
写真展の話し合い
楽しい鑑タイムが終わったところで、次回は作品展に向けての話し合いです。
これまで、の作品展のテーマは
2020 四季彩〜季節の彩りある写真 (DAISO 200yen A3 フォトフレーム)/パネル2枚
2021 部屋に飾りたい写真(A2 カンバスプリント 内側木枠) / パネル2枚
2022 DAY(ある日の日常を4枚の写真で表現)シンプルユース フィルムカメラで撮影した写真(A4 4枚 組写真風スチレンボード) / パネル2枚
2023 水のある風景(HAKUBA A3 フォトフレーム) / パネル3枚
今から撮れるものとなると。。。?
という感じで、大体何にするか決まったので、あとは受講生がそれぞれ撮影を頑張ってくるという感じですね。
ここから、あっさり撮影できればいいのですがそうはいかないのが写真撮影です。天気などいろんなことがありますね。
次回は、11月28日(木)です
撮影における、アドヴァイスや相談を受けながら、カメラの点検もしようと思います。機材の点検も大切な項目ですからね。三脚のネジなどの緩みがないかなども、確認しましょう。
では、また!
◆北國新聞文化センター 写真教室 | イオンタウン野々市教室 (石川県野々市市白山町4−1)◆
講師: フォトグラファー 清水梅子
社会人の方がお仕事の帰りに学べる、19:30から21:00までの夜間講座です。「一眼カメラを買ってみたものの、使い方がよくわからない」「こんな風に撮りたいのに、どうやったら撮れるの?」という悩みを抱えていらっしゃる方から「グループレッスンでみんなと一緒に学んでいくのが好き」「独学で学んだけど、限界を感じた」という方など、受講動機は様々です。座学では、カメラの仕組み、レンズの特徴、構図の撮り方、色のこと、たくさん学ぶべき内容があります。夜間なので、課題(宿題)に取り組んでいただき、発表や鑑賞そして講評などで知見を深めていく講座です。体験、ご参加、お待ちしております。
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