【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第176回 花火(ワンショット)

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2026-08-27 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子ゆすらこ

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子
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先に、展示会の方向性について話し合い

冬に控えている展示会についての話し合い、決まったことは、単写真でA3のHAKUBAフォトフレームを使うということが決定いたしました。具体的にまだ決まらなかったら、「ふれあい昆虫館の虫にするよ」と講師が受講生を脅してましたが講師は無視が苦手なので違うものでお願いします。(あくまでネタです)

まだ、決まっていないような気がしましたが、、、、、どうするかにゃー。

とりあえず、花火の発表を。

HANABI

花火は、光(色)、音、煙、そして形状の4つの要素で構成されているものです。ただ物理的に音が出ているのではなくて、意図的に音を出していると言うことです。(昼間は、光の色が見えにくいですから、音が強調された花火を打ち上げる)

打ち上げ花火っていうのは、花火師のライブステージみたいなものなんですよね。

① 火の玉みたいなのが、ヒュぅーーーーーーーって、そら高く上がって

② 火の玉の芯みたいなものが一番明るくなって、カラフルな花が咲く

そんな感じです。

フィナーレといえば、同時多発打ち上げで、あっちもこっちも、低いとこも高いとこも。みたいな感じです。

横に広がるのか上に広がるのか。花火のステージ(点火場所)の広さによってそれは変わってきます。

まあ、夏なので、暑いけれど花火を楽しんでもらいたい。課題だし、花火見にいくか。と言うきっかけとなれば良いなと思った課題でした。

今回の課題、ワンショットでの1枚を持ってきてねと受講生にお願いしています。

ワンショットのこだわり

「ここだ!」というタイミングよく撮れた1枚を撮ってくるとうシンプルな課題。

花火だけじゃなくて、どんな被写体でもそうだけど、大切なことは「見ること」なんです。

撮ってくることよりも、撮るものをしっかり見ることが大事です。

ちゃんと花火を見ていれば、なにが起きているのかわかります。

カメラの画面やモニターを見るんじゃなくて、目の前で発光している花火を見るのです。

ああ、今の撮りたかった。と、たくさん後悔してください。

花火って、日本中どこでも観られます。撮影の練習もできます。

花火には種類もあるし、色やタイプなどもあります。

花火の開き方、動き、明るさ、大きさ、打ち上げの内容、全部違うわけなんで、それぞれの設定をしないと、真っ白になります。

それを、目の当たりにする。その体験をまず得てきて欲しいのが狙いです。

では、受講生の発表です

『洋上の孔雀』 ©︎Kenji Torigoe
北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

海の上からスターマインを打ち上げるという、黒部市の水中スターマイン。船から海へ、次々と花火が投入される様子を捉えたそうです。写真いっぱいに広がる花火は、まるで孔雀の求愛のように見えますね。海上で弾ける豪快な花火、楽しまれたのではないでしょうか。金沢市立病院で毎年行われているという、ホスピタルギャラリーの展示もこの大きな写真だと言うから、楽しみですね。

『クラゲ空に舞う』 ©︎Makiko Otera
北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

地元で開催されるいつもの花火、今年は違う場所から見て撮影されたそうです。ラジオ放送の解説を聴きながら撮影に挑んだとのことで、花火の打ち上げのタイミングバッチリの、見事な一発撮り。真っ暗な夏の夜空に、クラゲが浮かんでる。実は私も同じものを見ていました。

『つかの間の宇宙誕生!』 ©︎Kana Mizukami
北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

手持ち花火の撮影に初挑戦!手持ち花火は、これまた難しいんだよねえ。手で持つものだから、花火もカメラも手持ちなのでピント合わせが難しくなりますし、打ち上げ花火と違って、距離が近いところに撮影の難しさがあります。ただ、誰よりも素晴らしいのは、このタイトル。ハッブル望遠鏡が捉えた、星雲の写真みたいな写り方をしていますし、ロケット発射の火花のようにも見えます。

『火薬ってスゴイ!!』 ©︎Akemi Fujinami
北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

ご自宅から、金沢と根上の花火大会が同時に見えたそうです。こういう、お手軽な撮影っていうのも、またいいですよね〜。また、手持ち花火の撮影にも挑戦されたそうで、ピントが合わなかった方の写真がお気に入りなんだとか。

こういうの、「アウトフォーカスで撮ってみました」と、言ってくれれば、「意図してピントはわざと外してます。」という意味になります。日本人は、みんな花火に馴染みがあるから、アウトフォーカスでも花火だってわかりますね。人に想像力を働かせようとする写真も、たまには良いです。

『夜空を渡る花火』 ©︎Maki Shimizu
北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

どれも上手に撮れています。風向きを感じさせるものもありますね。さて、うちの写真教室はワンショットで撮ってきてねとお願いしているんですけど、こちらの写真もちゃんとワンショットなのです。長時間露光している間に、フレームをずらして撮影しています。夜空を渡る花火を、見事1枚の写真におさめました。よく知っている花火プログラムなのでしょう。何度か通って、打ち上がる場所を把握していないとこんなにうまく撮れないと思います。

「努力が実を結んだ写真」と言えると思います。やはり写真は、才能とかカメラの能力ではなく地道に努力することが大事なんだということを証明してくれるような作品です。受講生の皆さんからも、色がすごく綺麗と好評でした。

『APA』 ©︎Eri Ito
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撮影場所から、ちょうどAPAホテルの真上あたりに打ち上がった花火をとらえてきました。

みなさんからは「まるでAPAのための花火みたいだ」「APAの広告みたい」など、盛り上がりました。構図が良いんだと思います。まだ、はみ出るほどの花火もダイナミックに見えて良い。85mmの中望遠が効いています。

楽しい鑑賞会

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

今回も、ホワイトボード一面にいろんな場所で打ち上げられた花火や手持ち花火の写真が並びました。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

みんなで、花火大会の鑑賞をしているような、これはどうでああでと、質問しながら、楽しく会話をしながら、有意義な時間を共に過ごすことができました。

失敗してもめげない精神

「失敗」という言葉、誰だって好きじゃないと思うんです。

堀江さんが、ロケットMOMOの打ち上げで「宇宙には到達しなかったけど、離床してちゃんと飛んだ。次へ向けてのデータを取ることができた。」と言っていたのをご存知でしょうか。

「目標には到達しなかっただけ」で「失敗」とは、一言もいっていないのです。

写真撮影でも、前向きに捉えてください。

上手く撮れないからって、それがどうしたんですか?上手く撮れるようにこれからなります。

仕掛け

花火には、時差式で発光をコントロールされているもの、蜂と言われる動きのあるものとか、めっちゃ細かいキラキラキラキラとかたくさんありますよね。伝統的な花火をうまいことアレンジして創作花火など多く観られますが、どの花火も違って、どの花火も面白いとおもいます。また、その花火の打ち上げ構成は、開催場所や地域によって全く異なります。

観たことがある花火はたくさん打ち上げられる。でも、微妙に同じようで同じじゃない。似ているとしても、全く同じとは限らない、花火も一期一会のようなものです。

その演出は、花火師がイメージするシミュレーション通りに実行されるのです。

花火いろいろ

花火の基本は、菊とか牡丹が基本で、その基本形に何かを足して、発展していくようです。

花火「菊」

この花火は、おそらく「菊」だと思います。でも、菊っていうのは、本来こういう軌跡はないんですよね。先っぽが点で消えていくタイプです。

どう言うことかというと、写真は露光時間を長めにしているから点が奇跡になってしまうのです。

写真でも、わかりやすいのは、型物花火です。

花火の分類 割物>型物>キノコ?

キノコに見えましたが、もしかすると違うのかもしれません。

花火の分類 割物>型物>蝶々

これは、蝶々だろうなあ、と思います。

花火の分類 割物>型物>クラゲ

こちらは、クラゲかなと思います。

錦冠(にしきかむろ)

フィナーレでよく見るタイプのものと思います。

椰子

いかにもヤシという感じがします。

花火もどう撮るか

花火の説明をするために撮影することが前提ならば、このように撮らなければなりません。

花火「菊」

これで、やっと花火の「菊」の説明ができることになります。

これが、菊です。

やっぱり、花火を自分の目で見なくちゃね

花火の専門家になりなさいとか、花火通になりなさいといっているわけではないんですよ。

結局は、撮影した写真だけ見ても、花火の何を撮ったんだか、わからなくなってしまうでしょ。

テレビじゃ本当の迫力は伝わらない。

でも、ちゃんと花火を見ている人は、写真がうまく撮れても撮れなくても、花火がどんなふうにぱっと光って、どんなふうに消えていったのか。

どうだったかなあ。って。音や煙、匂いの中で感じるものがあるはずです。

今回は、とりあえず初めて向き合う被写体である花火って、撮ってみるとどんな風に写ったのか。を、知るための課題でした。

毎回、書いてるんですが、課題は「うまく撮ってくる」というのも一つですが、「まずは撮ってみるか」という、挑戦です。最初からうまく撮れる人などどこにもいません。うまく撮れるフリをしなくてもいいんです。

「よくわかんないけど、シャッター押したらこんなのが撮れた。」と言うとこから、あなたのフォトライフは始まるのです。

写真撮影に、プライドはいらない。必要なのは「撮ってみよう!」と言うキラキラした気持ちです。

次回は、2026年9月3日(木)177th 座学

9月 3日(木)177th 座学(予定)「露出の基本」

入講されたばかりなのに、いきなり中級レベルの内容で戸惑っている方もいらっしゃることと思います。初心者の方に向けた内容を振り返り、基本的なカメラやレンズの構造を学び、露出についてを理解します。ちょこっと簡単な紙工作をします。

必要な持ち物:カメラ一式と筆記用具(三脚は不要)

教材費として、700円をご持参ください。(内訳:今年度分の印刷物200円 + クラフトペーパー教材費など500円)

9月10日(木)178th 座学(予定)「天文について」

今回は、10/22に発表を控えている「月」について説明したいと思います。

10月 8日(木)179th 座学(予定)「写真 or カメラ用語」わかる?わからない?

写真撮影を趣味とする場合、その分野にしか出てこない用語などがあります。その用語、「聞いたことはある」「聞いたことはない」「聞いたことがあって、なんとなくわかっているけど、間違えて認識していた」「聞いたこともあるし、説明もできる」など、その用語は自分の中でどういう程度把握しているのかを確認していきます。

先生は、講座で「当たり前みたいに用語を使って、初心者を混乱させます。」もちろん悪気はありませんが、「〇〇ってどういう意味ですか?」って聞きたいのに聞けない。そういうこと、よくありますよね。今回は、この用語について知っていく、深めていく内容となっています。

10月22日(木)180th 作品課題 テーマ「とりあえず月を撮る」

月の撮影に取り組んでいただいた成果を発表していただく日です。天候やお仕事で、撮影できなかった方がいるかもしれません。無理をせず、作品がなくてもみなさんの発表を見にきてください。

11月には、作品展のこと、十種雲形、カメラ用語の続きなどなど、みなさんがやりたいところをバランスよく実施していきます。課題が多いと疲れるので座学を考えています。

【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第175回 雲のカタチ
2026-08-20 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子ゆすらここんばんは。本題に入る前に、作品出展するためのフォトフレームへ写真を入れる方法や、紐の縛り方などを解説しました。ホスピタルギャラリーへ作品出展!今回、受講生全員が金沢市立病院のホスピタルギャラリーへ作品を出展することになりました。とても嬉しいです。ホスピタタルギャラリーというのは、金沢市立病院…

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