2022-05-19 19:30-21:00 北國新聞文化センター 写真教室 | 講師 フォトグラファー 清水梅子
みなさんこんにちは、今日は久しぶりの座学です。
↑↑これが今日の講座内容です
風景写真って、なんだろうね?
今日は、写真のジャンルや分類について学びます。
また、みなさんが「風景写真」という言葉を聞いて何を連想するのかを聞いていきました。
「風景写真」と聞いて連想するものは?
N.T.・・・雄大な感じ、季節感がある風景
E.C.・・・広角で広がりのあるような写真
T.Y.・・・四季、色を取り入れた地域の景色
M.M.・・・広角で撮ったもの。山、海、桜など
Y.K.・・・季節、山や平野など
K.T.・・・人間や動物がメインではないもの
このように、それぞれ連想したものを言ってもらいました。
これは、正解とか不正解とかではありません。皆さんの思うところで良いと思います。
それに、人間や動物が入り込んでいても、風景の一部として映り込んでいる場合は風景写真となって、あからさまにカメラ目線だった場合は風景写真というよりも、ポートレートかなという感じになりますね。
簡単なイメージとしては、「風景画」でしょうね。
風景写真はいろいろある
こういうジャンルの分類って必要か?というところですが、コンテストやタイトルをつけるときに便利です。例えば、自分の写真って、分類すると何になるかな?風景かな?それともネイチャー色が強いかな?そういうことを考えていくと、いろいろなものが見えてきたり、タイトルをつけやすくなったり、はたまた自分が得意なジャンルが見つかったりするので、やってもいいんじゃないかい?という提案です。
それに、実際、風景写真っていう細かな定義や正式な定義っていうのはあるようでない気がするよ。とにかく、風景となると幅が広すぎるので、ネイチャーというところに今回は着目したいです。
ネイチャーフォトも範疇が広い、、、
風景写真>ネイチャーフォト>いろいろ、、、
分けてみると、たくさんのものがありますね。
一番多いのは、左上の、海、山、森、湖、などと言ったものが多い気がします。
野生動物となると、野生かどうかわかるように背景も一緒に撮らないといくら野生でもポートレート的になってしまいます。
水中や顕微鏡を使った写真は、特殊なジャンルだと思います。魚の孵化、雪の結晶、微生物などこの世界も面白いですね。
天体はどうでしょう。ネイチャーというよりも、もう天体として独立している感じがします。
動物写真家といえば、誰を連想しますか?星野道夫さん?それとも岩合光昭さん?
動物写真と言っても、動物園や飼育動物を撮影するカメラマンがいたり、競馬の馬ばかり撮る人もいます。ジャンルを分けようとすると、どうしようと出てきますが、これはジャンルを分けるというよりも、自分が撮影している写真って、どんな系統のものが多いかな?
自分を引き出すきっかけになって欲しいわけです。
風景写真からネイチャー写真へ
受講生の皆さんに、「風景などの写真を持ってきて」と頼んでおきました。その中から、ネイチャーとして許容できる写真を提示してもらいました。
受講生たちが、みんなの写真を見ながらネイチャーについて考えます。
ダメとか良いとかではなく、「建築物や、人工物が入らないほうがいいのかな」とか「この写真は全てネイチャーフォトで良いと思う」といった意見もありました。
ネイチャーフォトの範疇
講座が途中で終わってしまいました。
次回は、その辺の内容をちょっと掘り下げてから、「ネイチャーフォトで大切なことpart2」をやります。
次回は、2022年5月26日
「風景写真を考える」〜ネイチャーフォトで大切なことpart2
筆記用具と、ご愛用のカメラ一式をお持ちください。
それでは!
◆北國新聞文化センター 写真教室 | イオンタウン野々市教室 (石川県野々市市白山町4−1)◆
講師: フォトグラファー 清水梅子社会人の方がお仕事の帰りに学べる、19:30から21:00までの夜間講座です。「1眼レフを買ってみたものの、使い方がよくわからない」「こんな風に撮りたいのに、どうやったら撮れるの?」という悩みを抱えていらっしゃる方から「グループレッスンでみんなと一緒に学んでいくのが好き」という方など、受講動機は様々です。座学では、カメラの仕組み、レンズの特徴、構図の撮り方、色のこと、たくさん学ぶべき内容があります。夜間なので、課題(宿題)に取り組んでいただき、発表や仲間が撮影したものを鑑賞・そして講評などで知見を深めていく講座です。体験、ご参加、お待ちしております。
コメント