2022-05-12
みなさんこんにちは、今年のGWはどうでしたか?いやはや、晴天も多く、月・金の休みを取ったら大型連休といった長いお休みがありました。
と言うことで、今回の課題は「今年のゴールデンウィーク」です。
発表前に、作品タイトルと撮影情報を報告してください
タイトルと撮影情報を皆さんにみていただけるように発表前に、お知らせください。
それが完了してから、撮影エピソードについてお話しくださいね☆
では、早速発表していただきましょう。
タイトルを決めた人から発表していただきました。
「352」 Mami M.
タイトルにされたこの数字、なんの意味だろう?とっても気になりますね。はい、GWにボートレースで見事当選した時の数字です。獲得金額は、ちょっと高級なフィルターが買えるくらい♪おめでとうございます!楽しいGWでしたね。
過去の講座で学んだ流し撮りに挑戦し、躍動感あふれれる作品となりました。何よりも、エピソードがいいし、色の飛び方や流し撮りのブレが、かえってオイルペイント的な雰囲気になって素敵だと思います。
「GWのサンセット」Eri C.
2枚の写真をご用意してくださいました。うーーん、どっちもいい。どっちもいいな。うーん。
縦位置では、夕日とその空が海に綺麗に映り込んでいるところを生かしました。横位置の方は、そこにいる釣り人たちなどの様子をシルエットで表現し、しかもこの四角い夕日は蜃気楼の一種で珍しいものです。気象という側面から言えばこちらの写真も良いのですが、撮影者は夕日の色を選択しました。どっちも良いと思う。
「五月の逢瀬」Kenji T.
大好きな夜の撮影にお出かけされました。春の夜空といえば、横たわる天の川です。その天の川を撮影中、織姫と彦星を確認できたので、このような作品名になりました。ソフトフィルターをかけて、ドラマチックに仕上げました。
「迫る雲」Tokio Y.
咲き誇る白い花を、二分割(別に対角構図でもいいけど)で印象的に捉えました。花ではなく雲が主題となったこの作品の優れているところは、広角レンズを生かして撮れているという点です。画面半分を埋め尽くす開花と緩やかな丘陵をきれいにおさめています。ご本人談によれば、「手前の方の花は見頃だったけど、奥の方はクチャっとなって見頃ではなかった」とのことです。その見頃ではないものを奥へ配置すれば広角レンズでは遠ざかり、ピント位置を手前にすることでより目立たなくなるという風景写真の見本のような一枚。お見事です。
Kaoru H.
今回は、訪れた場所でインスピレーションを授かりメロディが降りて来たそうです。写真説明を、完全オリジナルの歌詞と曲に乗せて生演奏で二曲発表してくださいました。
切ないメロディと歌詞からは、その土地に住む地元の方達から聞いた土地の歴史に感銘を受け、ご自身の幼少期の思い出に重ね合わせた様子が伺えました。
写真は、「鯉のぼりを糸で繋ぐのではなく、空に泳がせてあげたいなあ。せめて、写真でそういうことができないかなあ。」という想いからNDフィルターを使って、スローシャッターを切りました。鯉のぼり達が、糸によってではなく自分の意思で泳いでいるかのように様に撮ることが出来きたと納得のいく作品となったそうです。
受講生達から拍手をもらい、講座発表が終わりました。欠席された方もいて残念でしたが、これからも課題がありますのでまたトライして欲しいと思います。
「’22 GW」受講生達による作品
今回、特に指定はしなかったのですが、受講生の方がご持参された写真が綺麗に2枚ずつでした。(偶然なのかな?)作品として選んだ写真と、「お出かけして来たよー」という写真と、どっちにしようかな、という写真と、シミュレーションしてみたよと言う写真などです。
みなさんが、過ごした休日の一部がちょっと想像できて、楽しそうで良いと思いました。
前回から新しく入講してくださったK. T.さんが撮影してきた天の川の写真が、特に注目を浴びていたように思います。と言うのも他の受講生達は、去年の講座で星座について学んでいるので、写真から星座を見つけるのが上手です。鑑賞の時、「ここにイルカ泳いでいるよ」と言うと、「隣の海の写真に写っているのかと思った」と、海のイルカを探してしまうという。ややこしいことを言いましたが、「イルカ座」が、写真の中に写っています。という意味でした。笑
受講生数名は、「ほんとだ、ここにいる」と、早速イルカ座を見つけていました。星屋さん達にもわかるとは思いますが、焦点距離16mmで撮影した2Lサイズの写真から、イルカ座を素早く見つけられるのって、結構すごいと思うよ。自慢しちゃう。w
今回も、素敵な思い出の写真と、そして作品が並び、私たちの目を楽しませてくれました。みなさんありがとうございます。これからもみなさんの作品を楽しみにしている講師です!
次回は、5月19日 第74回「風景写真を考える」です
筆記用具と、過去に撮影してうまく撮れなかった風景写真や、上手に撮れた風景写真などをぜひご持参ください。
今後の日程についてのお知らせ
それではまた!
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