第20回【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】レンズの歪曲収差

2019-11-28 19:00-20:30

 みなさんこんにちは、講師の清水です。

レンズのディストーションを調べましょう

 今日は、「構図」の内容に入る前に受講生の皆さんが使用しているレンズのディストーションがどう言ったタイプなのかを調べるためにチャートを撮影してもらいました。実は、過去の講座ですでにやっているのですが、嬉しいことにどんどん新しい受講生の方が参加してくださり、一名をのぞき他の受講生はチャートの撮影をしていないのです。

歪みのタイプは二種類

樽型と糸巻き型です。

高さはアイレベル、水平面になるように

ファインダーでもライブビューでもどちらでも。ただ、ファインダーを使う方が、脇がしまってブレにくくなりますよ。

受講生のレンズ歪曲収差(機種とレンズスペック)比較

 設定はAまたはAvモードの絞り優先で、f8にします、わからない方はオートで撮ってもらっています。初心者の写真教室です。

 広角、望遠気味で2カット撮影をしていただきました。レンズの歪みが分かれば良いので、ピントや適正露出ホワイトバランスなどについては追求しません。

フルサイズ(買った時についてきた純正レンズのスペック)

Nikon D750(28.0-300.0mm f/3.5-5.6)

APS-C

Nikon D7500(18.0-140.0mm f/3.5-5.6)

SONY α6000(E PZ 16-50mm 3.5-5.6 oss)

Canon EOS 80D (EF S55-250mm f4-5.6 IS STM)

Canon EOS 90D (EF S18-135mm f3.5-5.6 IS USM)

Canon EOS 8000D (EF-S 18-135mm f3.5-5.6 IS STM)

マイクロフォーサーズ

Panasonic DMC-GF7 (G VARIO 35-100 / F4.0-5.6)

OLYMPUS PEN E-PL7(M4.0-150mm F4.0-5.6R)

2/3型CCD

FUJIFILM FINEPIX S100 (7.1mm-101.5mm F2.8-F5.3)

1/3型 4.8×3.6mm

Apple iPhone6s back camera 4.15mm f/2.2

iPhone6sは単焦点なので、デジタルズームになります。

どうでしたか?

 こうやって見比べることで、広角気味だと歪みの出やすい焦点距離だということがよく理解できると思います。また、レンズによってはそんなに歪みの気にならないものもありますね。

圧倒的に多いパターン 樽型

 樽型の歪みが多いですよね。樽型は膨張して見えてしまいますから、あまりこの状態でスナップを撮って欲しくないですね。人の顔の形が歪んでしまいます。

レアな糸巻き型タイプ D7500 レンズキット

 糸巻き型タイプは建築物を撮る時、おそらく綺麗におさまるとおもいます。人物ならレンズのど真ん中付近に立てば、スリム効果も得られます。女性の皆さん、自分がスナップを撮ってもらう時に相手がD7500レンズキットだったら中央付近を陣取りましょう。(レンズが違うものだったら意味がないけど。。。)

歪みを感じさせない優等生レンズ Panasonic LUMIX

 この場合、歪みに対して優等生と表現しています。広角でも望遠気味でも2枚比べるとわかりますが、ほとんど差を感じませんでした。

 もともと、自撮り用に発売されたカメラなので、女性の腕の距離ではどうしてもレンズが広角になってしまいますよね。でも、このカメラだったら、自撮りでも歪みません。まさに女子カメ専用って感じです。ユーザーさんも女性です♪

他のレンズでも試してみてください

 自分の持っているコンデジや、スマホなどでも試すことができます。ぜひやってみてはいかがでしょうか?

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