2012-10-09
標高760mから2999mまで一気に登るルート 早月尾根
目標は、剣岳日帰りピストン。
「日帰り登山」という言葉をどう解釈するかにもよるが、私の場合は「登り始めて登頂して日付が変わらないうちに下山する。」という意味です。
わたしは健脚ではないので、だらだらちびちび登ってすぐ休むタイプですから、普通うの人の1,7倍くらい時間を要します。天気予報が晴れなので実行します。健脚の人は、七時間で日帰りしてしまうという話も聞きます。わたしは20時間みています。そのため、天気が晴れであることが前提です。雨などが降ったら引き返せばイイと思っています。
今回の使用機材は、NikonのコンデジCoolpix P600です。
ルートは、馬場島(760m)ー早月尾根小屋(2224m)ー剣岳(2999m)ー早月尾根小屋(2224m)ー馬場島(760m)です。
まず、前泊で馬場島荘に泊まります。
お食事を出してくれた奥さんが、「いまは頂上付近には岩が凍りつく場所もあるから気をつけて。すべるから。」と、アドバイスをくれました。
夜ご飯を早めに食べてすぐ寝て、2時には出発します。
まず、さっさと寝る
シャワー浴びたら、しっかり体を乾かして、登山の服をしっかり出しといて寝る。
とにかく静かなので、快適です。
起きてゆっくり準備
急な動きは神ぞいうにも良くないので、ゆっくりね。徐々に体を動かしていこう。今時期朝は寒いんだ。
はい、出発です。
登り始めは真っ暗なので、写真を撮りませんでした。
寝起きに体を動かすのは危険なので、ゆっくり体を動かしてストレッチしながらゆっくり登りましょう。
馬場島には、すごく立派なブナ林があるのですが、ちょっとでも早く登りたいので明るくなるまでカメラはお預けです。
つまり、残念ながらブナ林の風景は諦めて、別の日に来てください。ブナ林だけでも見る価値あるから。
ひたすらのぼる、景色はないから。
登山道を、着実に、堅実に登っていくだけよ。だんだん、明るくなってくるし。
まだまだ登って、2000m超えないと景色はないと思って、ひたすら登ろう。
2000mきたね。少し、景色が見えてくる。剱岳も見えてくる。
こまめに標識があるので親切ですね。
やっと、明るくなってきました。ちょっと雲があればブロッケンを狙えたのですが、、、。
さあ、この辺から休憩しながら、景色を堪能しながら登ろう。
紅葉綺麗 早月尾根小屋
早月尾根小屋付近にはテントが張られていました。紅葉が綺麗。忘れられないなあ。
小屋にはもう誰もおらずトイレも鍵が閉まっていた気がする。昼には上がりたい。
ぅわあ、雲海が足元だ。
綺麗な風景、ずっとみていたいよ。
先行者がいた。というか、下山する人達とすれ違った。
だんだんと、天空のような感じになってきました。少しの鎖場。荷物は軽い方がいい。
登るところ、撮ってくれたんだね。ありがたい。
鎖場です。ここは、楽しかったですが確かに時間帯によっては鎖そのものに霜がついて滑ったら、と考えると危ないですね。この時すでに正午を回っていたと思います。時間がかかり過ぎですが、想定内です。
写真は、ピッケルおじさんに撮ってもらいました。
ピッケルおじさんは、植村直己さんと同じ明治大学山岳部出身で、進学校の元山岳部顧問(高校教諭)で、積雪期の山の登り方やピッケルやアイゼンの扱い方を教わりました。雪上訓練もしてもらって、ちょっと自信がつきますね。
さて、登頂なるか。
part2へ続く
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