【白山白川郷ホワイトロード】紅葉絶景の新登山道で三方岩岳へ

晩秋の白山白川郷ホワイトロード(三方岩岳を望む)

こんにちは、Lacofilmsです。暑さの中にも、時折涼風が吹き抜け、秋の空気を感じる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。気が早いと言われそうですが、山の秋はもうすぐそこです。そこで今回は石川県の白山国立公園から岐阜県の世界遺産、白川郷に至る人気の「白山白川郷ホワイトロード」に昨年誕生した新たな絶景の登山ルートをご紹介します。

紅葉速報

 10月18日現在、最高地点の三方岩岳と駐車場、その他展望台などで見ごろ最盛期を迎えています。

また、三方岩駐車場からの登山道や頂上付近では工事中で滑りやすくなっています。滑りにくい靴でお出かけください。

石川県・岐阜県No1の紅葉スポット「日本紅葉名所100選」にも

 白山白川郷ホワイトロードは石川県白山市から世界遺産の白川郷に通じる総延長33.3kmの有料林道です。かつては白山スーパー林道と称しましたが、2015年4月から、北陸新幹線開業に合わせて愛称の「白山白川郷ホワイトロード」と呼ばれることになりました。紅葉、温泉などで北陸で随一の人気を誇る観光スポットであると同時に、石川県と岐阜県をつなぐ唯一の車道でもあります。石川県では千里浜なぎさドライブウェイと常に県内観光地の王座を争っています。

 「日本紅葉の名所100選」にも選定されており、石川県では小松市の那谷寺とともに2か所のみが選定されています。

 33.3kmを車窓から楽しむのも良いのですが、随所に駐車場が設けられており、そこから伸びる遊歩道や登山道を行けば秘湯の温泉や車道からは見られない紅葉の絶景に出会うことができます。

基本情報

開通期間例年6月〜11月の積雪まで
通行時間8時〜17時
通行料金(片道)軽自動車1400円、普通車1600円
公式サイトhttp://hs-whiteroad.jp/

2019年は11月10日までになります。

※「白山白川郷ホワイトロード」は雨や土砂災害などで度々通行止めや時間短縮などがありますので、事前に公式サイトで現在の状況の確認がおすすめです。
※バイクや自転車などは排気量関係なく通行不可なので二輪車の方は注意です。

絶景を静かに味わう 新登山道「ふくべ谷登山道」

 そんなホワイトロードに、2018年新たな登山道「ふくべ谷登山道」が開通しました。新たにといっても、かつてあった登山道が近年荒廃して不通になっていたところを再び整備した登山道になります。これで今までの三方岩駐車場からのルートに加え、三方岩岳への登山口が二箇所に増えたことになります。

「ふくべ谷登山道」の見所は何と言っても比較的長い尾根歩きのパノラマ絶景です。短時間の登りで標高1500メートル級の尾根歩きが楽しめるのは実に魅力的です。人気の三方岩駐車場からのルートに比べ長そう、きつそうに見えるため、まだまだ登山者が少ないこともポイントです。

「ふくべ谷登山道」の登山口はホワイトロードのちょうど中間あたり、栂の木台駐車場にあります。

ホワイトロード「ふくべ谷登山道」GPS記録  地形図:国土地理院
コースの標高差グラフ
ホワイトロード「栂の木台駐車場」
駐車場からの急登

駐車場からは一見きつそうに見える急な階段が空に向かって伸びていますが、滝の上までです。あとは少々急登気味ですが、一般的な樹林帯の登山道といった湿り気を帯びた土の坂が20分ほど斜面をトラバースしながら続きます。

展望台からは絶景の尾根歩き

 20分ほどで樹林帯を抜けると、急に眺望が開け、絶景の尾根筋に出ます。尾根に出たところには少し高くなっている展望台やテーブルが設置させており、ゆっくりと休憩しながらこのようなパノラマを満喫できます。

尾根に出ると開ける眺望。左下に三方岩駐車場付近の車道と、そこから伸びる登山道が見える。

 人も少ない尾根を、高原の空気を吸いながらゆっくりと歩いて20分ほど、三方岩駐車場からの登山道との合流地点に出ます。
 合流地点は、三方岩駐車場から30分ほどで到達する岩がちな斜面沿いの道から樹林帯に入るちょうど境目の地点になります。
 ここからは急に人も増え、賑やかな樹林帯とガレ場を30分ほどで抜けて、広々とした三方岩岳の山頂に到達します。
 戻りは半分ほどの時間で栂の木台駐車場まで戻ることができるでしょう。

まとめと注意点

 メジャーな三方岩駐車場からのルートより若干時間はかかりますが、比較的気軽に高山の風情を味わうことができる「ふくべ谷登山道」。この秋ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 整備された観光ルートとはいえ、1500m級の山岳地帯ですので、天候の急変や思わぬ体力消耗にはくれぐれも気をつけて、基本的な服装や飲料水の持参などは準備して楽しむことをおすすめします。

晴天から一転して、このような霧に包まれ、急に気温が下がることもありますので、紅葉のシーズンは一枚予備のアウターをお忘れなく。

食料や飲み物の準備は万全に

 料金所から入ってしまうと、岐阜県側の蓮如茶屋休憩所以外には自販機などはありませんので、石川県側から入る場合は、白山市の鶴来町あたりで食料や飲み物を購入しておくのが安心です。
 一応標高1500m以上の山岳ですので、脱水などで体調が悪くなると大変です。
 途中の道の駅に美味しい山の幸のお弁当があることもありますが、数に限りがあるものが多いので、山に登る予定でしたらできるだけ手前で調達しましょう。

「ふくべ谷登山道」と「三方岩登山道」マップ

 現地の看板に掲載されているマップを紹介します。所要時間は余裕を持ったタイムで書かれていますので、ゆっくりと行ってこのくらいという目安です。

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