2020-05-11 14:30
みなさんこんにちは。コロナで太ってしまいました。。。
そのため、運動をしたいとずっと思っていました。ただ、近所の散歩やウォーキングだと、密になったり、ノーマスク無症候キャリアかどうかわからない方が多々いらっしゃるので、人気のいない横谷にハイキングに来ました。
横谷まで、道路ですれ違ったのは車2台。自転車ですれ違ったのが一名。他は、だれにも会いませんでした。
今年は例年よりも気温が高く、水芭蕉は期待できないのですが、ネットで探してもほとんど人が行っていないような感じなので自分の目で確かめに行ったのです。
基本情報
〒923-0173 石川県小松市丸山町
お問い合わせ先:小松市観光交流課
電話番号0761-24-8076
FAX番号0761-23-6404
アクセス(車)JR小松駅から車で60分、
登山道を徒歩60分
駐車場あり
注意事項
ヤマビル
ダニ
猪の死骸など
綺麗な清流と苔むした丸太の橋
大自然の素晴らしいところから登り始めました。
清流の音が涼しく、風が通り抜けて大変気持ち良い場所です。魚も泳いでいました。
登山道が、すごく綺麗に整備されています。本当に丁寧な仕事をなさっているなあと感心します。
植樹というか、樹を育てている場所なんですね。
登山道のイメージとしては、「ザ・直登」って感じでひたすらまっすぐ登って行く感じです。風がよく通る、とても気持ちの良いところです。
イヌセンボンタケ?
専門家に聞いてはいませんが、イヌセンボンタケと言われているきのこのように見えます。不食用なので触らない方が良さそう。基本的にキノコはほとんど毒の物の方が圧倒的に多いですね。触っただけでかぶれることもあるので、「かわいーー」などと言いながら触らないように。毒性キノコには殺傷力があるものもあるし、見た目とは違いとても危険な菌類なのである。
チゴユリ?
とても可憐で美しい花でしたが、下を向いていました。単子葉類って感じの葉が特徴ありますね。
さて、樹林帯、ある程度風はあったものの蒸し蒸ししていました。そして樹林帯を抜けると明るくなって来ました。
さらに進んで行きましょう。
階段があります。
そして緩やかなS字の水平道を歩きます。
そして、階段があります。
気圧、標高、コンパスなどがついている時計
10年近く前のモデルになりますが、ちゃんと機能しています。文字も消えちゃっているけど、sunnto vecterというスイスの時計です。
ただ、実際の標高と少しズレがあります。ズレた理由は、登り始めの標高を合わせなかったからです。時計は悪くないのである。
900メートルは超えません。とはいえ、標高はそこらの里山を超えるくらい高いところにあります。さすが小松です。
雰囲気の良いところです、少し下って行来ます。
なんか、車が通れそうな感じの広さです。
やっと着いた!
看板が見えます。つきましたね。
丸山町横谷ミズバショウ群生地
マムシがいるとな?結構広い敷地ですね。ここに水芭蕉が全部咲いてたらラムサール条約とかに認定されるやろか。
ケモノの頭蓋骨の一部
これは、なんの生き物だろう。イノシシかな。もしかして、豚コレラで死んじゃったパターンかな。でも、最近のじゃないよね、白骨化しているし。他の骨はどこへ行ったんだろう。
なんだか外国の森みたい
この樹木の葉の色がかっこいいよ。色をいじってんじゃないのって?んなわけない。下の葉っぱは普通の緑色でしょ。この樹木がこんな葉の色なの。
湿地といえば木道
湿地といえば、木道は必須です。自然を守るっていうことと、湿地は底なしみたいになっている場所があってね、脱出できなくなりますよ。だから、湿地では木道以外は歩かないようにお願いします。
木道がたくさんあって、管理されている感じもあります。
ミズバショウが一つも見当たらないんだけど
これがミズバショウ?いや、僕はだまされないぞ!これ、コバイケイソウでしょ。
ロケーションとしては気に入りました。
木道って、ウッドデッキのような特別感があります。
スナゴケ?
苔も種類がいっぱいあってなあ。。。まあ、コケってことだけはわかる。
ちょうど木陰にベンチがありましたので、休憩します。
ここは、ほとんどただ登るだけで、ぬかるみさえなければスタスタいけそうですね。ストックがあると楽かもしれません。斜度があればあるほど、ストックのありがたみを感じますからね。
コバイケイソウの群生地
ええと、2020年5月現在、横谷のミズバショウはコバイケイソウの群生地になっている状態です。
おそらく、イノシシが食べて絶滅させたんでしょう。ミズバショウは、イノシシ界ではすっごく美味しいらしいよ。もののけ姫で、おっことぬしはそんなこと一言も言ってなかったけどね。まあ、とにかくイノシシがミズバショウを絶滅させたってことです。
もし、ミズバショウの群生地として現在も維持されていれば、ラムサール条約も夢じゃないかなと思いましたが。
ほとんど乾燥していた湿地帯
乾燥していたら、湿地帯とは言わないんですが。。。本来の姿をみたかったです。5年ほど前までは、群生していたようですし。。。もったいないですね。残念です。一度こういう被害にあうと、復活させるのに10年とか20年とかすごい年月がかります。でも、復活を強く希望!
いつか横谷にミズバショウの群生が戻ることを祈って。
完
アプリ「やまやま」によるデータ
ルートはピストンです。
参考までに、肥満気味の運動不足人間が、ダラダラと登った時間です。
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