2020-05-14 16:00ごろ
みなさんこんにちは、コロナ太りして運動を始めようかなと思っていたところ、石川県もやっと解除となりました。
そもそも石川県のコロナクラスターはある病院内でのクラスターが多かったので金沢市や駅などにはほとんど人がいなくてみんなコロナ篭りを貫いて頑張っていたんだと伺えます。
私も頑張って部屋にいましたが、本当に太って困ってます。というわけで、今日も元気にハイキング。
この金沢市にある吉次山は、私にとっては思い入れのある山です。石川県の低山に初めて登ったのがこの山なのです。
2009年に星の師匠、大塚さんが連れて行ってくれました。
さて、今回11年ぶりに訪れる山は一体どうなっているのかな。
高尾山のお隣、吉次山
里山や低山で一番難しいのは、登山口までのルートである。その山の登山口がどこなんだい?と思うものが多い。山に登る前に道迷いになりそう。
さて、湯涌温泉といわれるエリアがあります。そこの、右側を上がっていくと高尾山入り口に進む道があるのですが、そこをある程度進むと分岐があり、吉次山の方のルートへと進みます。
ちょっと、文字だけでは説明は難しいです。
車で、グングン進みます。
しばらく走行すると、空と山が車のフロントガラスをうめつくします。
おお、マウンテンビュー!
このあと、またしばらくいくと、どんどん悪路になっていきます。右とか左にゴンゴン揺れて、大きな石ころも転がっているので下手するとタイヤに穴が空くかもしれぬ。気をつけて。
オススメの車種は、軽トラ、ジムニー、パジェロジュニアまたはミニ、キックスなどの小型の4WDですね。ランクルやゲレンデバーゲンのような大型だと、右とか左に直径3センチから5センチくらいの樹木をなぎ倒しながら窓に傷がたくさん着いて進む感じになるかなと思います。
11年前までは、整備してくださっている方がいて、こんなことはなかったんだけど。。。
駐車場がけっこう荒地
11年前はどうだったかというと、、、
吉次山 登山口
今回のルートは、「吉次山登山口ー吉次山800.1mー吉次山」のピストンコースです。
標識は見えますか?
まさか?まさかの、あれです。
けっこう、モチベーションの下がる登山口。さて頑張って登ろう!とか思う感じじゃないよね。なんていうか、ショック。これでも、どなたかが整備はしてくださっているのでしょう。ありがとうございます。
吉次山を登ろう
日陰は、植物が成長しにくいせいか、藪化していない。
ちょっとしたロープ箇所があって、アスレチック的な感じが楽しめます。
小さな小さな、狭めの登山道ですね。
写真では分かりにくいですが、一応登山道かなっていうのはわかります。
ここは、登りにくい部分なので、段差が苦手な方は気をつけてください。
吉次山の難所 その①
吉次山には、2箇所ロープがあります。こちらが2箇所目のロープ。吉次山の中では、ここが難所ですね。ww
降りるときは、相手が降りきるまで待ちましょう。登る時も、登りきるまで待ちましょう。場所のイメージとしては、コルみたいになっているんです。こんな低山でコルを想像しなさいと言われても無理がありますね。まあ、U字型になっている場所ってことです。
歩いていくと、ブナの木々がお出迎え。
まだまだ小規模だけど、立派なブナ林。
分岐点
「採石場登山口」というのが、「吉次山登山口」のことです。
少年の森登山口、吉次山、採石場とT字路になっています。
ピストンするときは、下山した時にどんな風景になるかということをところどころ覚えておくと良いです。
吉次山へ向かう道を背に、左が「少年の森登山口」右が「採石場登山口」。だから、帰るときは右です。
縦位置だとこんな感じ。素晴らしいブナ林です!!
さあ、どんどん進もう。
吉次山の難所 その②
山歩きに慣れている人にとっては、どれも難所でもなんでもないんです。でもね、初心者さんとか若い頃に経験のある過信した高齢者とか、こんなつまらんところで怪我をするんですよ。「わっしゃ、こんなとこ余裕や」みたいなことを言って、気合いで登った後降りる時に足が引っかかって手首ひねった人とかいるから。言葉で煽るのもなし。
「ゆっくり行こう、気をつけようね」と、声を掛け合うのが大切。心理的プレッシャーを与えてはいけない。
これも、写真では伝わりにくいですが、小柄な女性はくぐれるとおもいます。ザックが大きめだったり、背が高めの方は、樹木の上を超えることになると思われます。
時々景色が見えますね。
水をもたらす素晴らしい樹木、ブナ
ナウシカ風にいうと、「なんて立派なブナ!」
ブナっていいよね。
頂上まで後少し
吉次山 登頂!
逆光でピント合ってない、マニュアルにしなかった僕が悪かった。
ポストの中にノートがあります。皆さんのメッセージが読めますよ!登頂したら、ぜひ書き込みましょう。でも、その前に。
頂上に着いたらすぐ着替えよう
今回、25度と気温が高め。頂上に着いたら、すぐ着替えましょう。わたしは低山ではいつも着替えを持ってきています。着替えといっても、肌着の上に来ているティシャツなど汗を吸ったものを、乾いたティシャツに変えるなどの程度の着替えです。タオルも結構濡れるので、取り替えます。
楽しみにしていた山ごはん
早く食べたいなあ。
タイガーのスープジャー。湯気は出てないけど、普通にあったかい!ぐつぐつ煮て、移動して5時間くらい経過していたんで、そんなもんかな。
メスティンラージに、サンドウイッチとクリームサンド。
カロリーオーバーじゃない?
楽しい山ごはんの時間だということはわかっているが、ちょっとカロリーが高すぎますね。。。
着替えも済んだし、ノートも書いたし、山ごはんにしよう。
食べたら、さっさと下山します。ピストンなのでルートのイメージはつかめたでしょう。
無事に、採石場登山口へ下山
帰り際には、綺麗な夕日を見せてくれました。
さあ、真っ暗になる前に、車での下山もしなければ。
久しぶりにブナ林に来ることができてよかった!
ありがとう吉次山、ありがとう大塚さん。また来るね!
アプリ「やまやまGPS」による記録データ
ルートはピストンです。
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