今日は、私が愛してやまない米国製品シリーズの一つ、ナルゲンボトルを紹介します。
山へ行く人はご存知でしょうし、すでに持っているという方もたくさんいらっしゃることでしょう。だって、定番だもの。好日山荘などへ行くと、ずらりとカラフルにボトルが並んでて思わず色々欲しくなる。でも、値段を見ると1つか2つにしようと思う。
そして、なぜ若干高いのかじっくり読むと、ああなるほどそうなんだ。と理解でき、その値段は受け入れることができる。決して高いものではない。むしろずっと使うことができてエコなボトルなのである。
熱湯入れてもO.K.
寒い日のハイキングには、湯を沸かして入れれば、即席湯たんぽに。ティパックをいれてすこし冷めたらゴクゴク飲んで、ホッと一息。
冷凍してもO.K.
サイズやカラバリが豊富!
左から1.5L、真ん中1L、右500ml。そして米国製なのでozも表記されています。
写真は全て私のコレクションになります。そのため、蓋の色が本来の色と違いカスタマイズしているものもあります。また、もう手に入らないカラーのものもあります。
特殊な蓋で漏れない!
漏れないわけには、このスクリューの回数にあります。たくさん、ねじねじしてしめるから漏れないんだね。
歴史あるトライタンボトル
ラボ用に作られていたプラスティック製品
もともとは、薬品などを入れるボトルを作っていたんですよね。運搬中に薬品が漏れたら困るもんね。
医療機器製造の品質保証の国際基準を取得している認定自社工場で原材料からパッキングまで確実な生産管理の元で製造しています。
https://highmount.jp/list/nalgene/
普通、水筒とかボトルって、ゴムパッキンとかOリングのようなシリコンなどで水漏れを防ぐように作られているのだけどNALGENEトライタンボトルには、それらは一切使用されていない。
ボトルと蓋のみのシンプルな作り。蓋の裏を見るとわかる。
BPA/BPSを使用していない安全性
ビスフェノールAを含まない、安心安全な原料樹脂を使用しています。
素材と耐熱温度と耐冷温度
①本体
・飽和ポリエステル樹脂 100℃から-20℃
②キャップ
・ポリプロピレン 120℃から0℃
③ループ部分
・ポリエチレン 110℃から0℃
アウトドアでよく使われている理由
いろんな使い方ができるからです。まず、液体が漏れないんだから完全に防水だということ。
米国では、カヌーや水遊びの時、救急セット一式を入れて携帯するようです。また、三浦雄一郎氏がサガルマータを登頂したときに息子さんがドローンのバッテリーをNALGENボトルに入れていましたね。割れにくいから、なんでも入れられるんですね。
さて、一般的な使い方としては、登山でお湯を作っている時、余ったお湯をNALGENボトルに入れて湯たんぽがわりにすると、ポカポカと暖かいです。
NALGENEボトルの中にヘッドライトを入れて光を拡散させてランプがわりにしている人もいます。ナルゲンボトルにはグローといって、蓄光タイプのボトルもあるんです!
まるでプルトニウムのような美しさ!UVライトを当ててみました。
なんか最近流行ってるぽい使い方
私は登山などでお米の吸水や、チップスなどのジャンクフードを湿気らないように入れて使っていました。最近は、そうめんとかパスタを水に入れている人もいるようです。入れておくと、すぐ柔らかくなるんだとか、生パスタっぽくなるとかなんとか。今度やってみようかな。
暑い時期には冷凍
ナルゲンボトルに水を八分目あたりまで入れてラップして冷凍庫に入れる。水を入れすぎるとボトルが割れてしまうよ。過去にやっちまいました。水を入れすぎたのが悪かったようです。
で、凍らせたまま持って行くと暑い日には、氷水でキンキンに冷えてて幸せーという感じに。
デメリット
まあ、良いことばかりじゃない。いくつかのデメリットがあります。それは、保温保冷ができない、コンパクトにならないという点ですね。だから、保温できるケースなどのアクセサリが売っています。
保温や保冷にこだわるなら山専ボトルがおすすめ。コンパクトにこだわるなら、プラティパスがオススメ。
水分の管理
目盛りが見やすい!
サバイバルの達人ベア・グリルス氏がいつも言っていますが、人間の体から2パーセントの水分が減ると、頭痛、吐き気などが起きて具合が悪くなってしまうそうです。ナルゲンボトルの目盛りで自分の体を楽しく管理できますよ。
「頭が痛い」って、感じたら、まず深呼吸してお水を飲んでみてください。脱水の可能性があります。女性が、月経の時によく頭が痛いっていう人がいるけど、月経は体内から血液、つまり水分を失っている状態です。鉄分だけでなく、いつも以上に水分を取る必要があります。コーヒーや紅茶、お茶はだめ。お水です。白湯でも良いです。ナルゲンボトルに入れて、どのくらい飲んだのか把握しましょう。
ワンタッチオープン!OTFボトル
トレーニングの方には、OTFボトルがオススメです。ワンタッチで蓋が開き、飲み口が細いため飲みやすく、持ち歩きやすいようにリングがついています。
こちらは、蓋の裏側にシリコンを使用しています。日常のトレーニングやお手軽ハイキングなどにはこちらがオススメ。
あなたも、おひとついかが?
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