2019-07
今回は、大学時代の後輩である山友Cちゃんと、そのこどもたちと立山でテント泊をして山に登ろうという計画を企てた。
数年前に彼女と一緒に登った山なので、とても懐かしく嬉しい気持ちだ。
彼女はその後結婚し出産して二人の可愛いこどもたちに恵まれたが、育児で山など行くことができずストレスもたまっているようだった。
「山に行きたいけど、こどもがいるしなあ。」
「小さい里山みたいなところだったらいけるんじゃない?」
といって、里山から練習をした。
2019年3月の練習していた当時、ほのちゃんはまだ3歳でした。弟は2歳で、まだ抱っこかおんぶが必要でした。
当初の計画
planA
メンバーは、大人二人、未就学児二人。
こどもたちには、二人とも歩いてもらい、荷物は僕が重たいものを背負って、大人二人でシェアをする。
現実的に、ほのちゃんは連れていけると思う。弟はどうだろう。。。
「歩かせる」と言っていたが、実際山に行こうとした7月に、それは無理だと言う話になった。せめて、親に預けることはできないかな?と言うと無理だとのこと。
planAなど到底無理だった。
となると、Cちゃんが弟を背負って、他の荷物は全て僕が背負うと言うことになりました。
打ち合わせ
山に行く準備のために、公園で打ち合わせをしたんだが、なぜか抱っこ紐やおんぶ紐を捨ててしまったそうだ。おそらく、3月の当時は歩かせることを前提としていたから、その後もう使わないだろうとか古くなったし捨てようということになったんだろうと思う。
打ち合わせの時は、2歳の弟は抱っことかおんぶとか甘ったれていて、流石に抱っこは無理だということでおんぶスタイルで登山することになった。
カリマーの3種類のザックをザックをフィッティングしておんぶ紐の代わりにして、ザックと背中の間に2歳の弟を背負うことになった。
パッキングの準備
大人2人とこども2人が川の字で寝られるテントは4キロ。そこに、アルミマットや寝袋や食料、調理道具や防寒着など。立山は水が豊富な山なので、調理に必要な水は現地で調達できる。自分が行動するための水とエネルギーを補給するためのものなどは最低限必要。
こどもの防寒着やオムツなどもろもろ全てを一つのザックに入れて背負わなければならない。ひっくり返ったら、大きな事故になるだろう。ストックを使って、とにかく前へ前進することをイメージした。
カメラも一眼レフはやめてSIGMA dp0 quattoroと300グラムのしょぼい三脚にした。コンパクトだし軽量。サブ機にiPhone6sを使ってモバイルバッテリーを持って行く。
書き出せばきりがないが、調理道具の中にはアルミのラージメスティン、4人のチタンの食器、パンを焼く網ステンレスなど、細々としたものが重量となる。せめて何かを背負ってくれればなあとは思ったが、まあ無理だろう。母親は10キロのこどもを背負わなければならない。
重量
重量は、あえて計測しなかったが下山後の重量をみると20キロどころか30キロ近い重量だったため推定32キロくらいだろう。手で持ち上げられない重量だと思った。歩荷のバイトなんかしたことないので、自分でもよく背負えたなと思った。体力もスタミナも腕力も脚力もないが無事に怪我なく背負えたのは、事前に重量を調べなかったこと、ストックがあったこと、パッキングがうまくできたことだろう。
そして、僕しか背負う人がいないということだ。
僕の準備としては万端だ。
お母さんに用意してもらうもの
こどもたちのおやつや、小さな紙パックのジュースなど。3食の食事っぽいものは僕が調理して用意するけど、できるまでの間に間が持たなかったり待てないことがあろうだろうと思うので、ジュースや細々としたおやつなどの用意はお願いしていた。また、かさばる菓子パンなどはできればラップに包んでzipに入れてくれるとゴミが少ないし助かると伝えた。
当日、Cちゃんは僕が言った通りクリームパンなどかさばるようなものはラップして準備ができていた。
ただ、個人的にオムツが1枚ずつしかなかったので「少ないのでは?大丈夫なのか」と聞いたらキッパリと「うちの子トイレでできるんで大丈夫です」と言われ、1枚しか持って行かなかった。
個人的には、オムツはかさばってもパンくらいの重さなのでせめて3枚ずつくらい背負ってあげるんだけど、、、。
さて、この準備が山行にどう影響してくるのか。これから書いて行こう。
DAY1へ続く。
コメント