入館口がちょっと変わっている
おしゃれな建築物ですね。
建物も、六花型に。
動画撮影は禁止、写真はオーケー
六花に特化した建築物
ここで、お金を払います。
大人一人560円です。
上を見上げると、素敵な雪の結晶デザイン。トラスが良い仕事をしている。
中谷宇吉郎と北海道
北海道に住んでいた時、NHKか何かの番組で、中谷宇吉郎氏が大雪山の麓で黒いアクリルプレートに雪印を乗せては形を見て楽しみ、刷毛で雪をほろい、また雪印を乗せては見るを何時間も繰り返していた映像を見た。
雪印の研究者としては、北海道でも有名な人だった。
北海道大学敷地内にある石碑
北海道大学に石碑があって、私も見に行ったことがあります。
寮の形まで雪の華。いいですね。
宇吉郎の娘さん中谷芙二子氏の作品
この石は、全てグリーンランドから運ばれてきたものだそうです。そのグリーンラーンドの石の上に霧を人工的に発せさせて霧の形を楽しむデザイン、そういう霧アートの展示なのですが、その霧マシンが壊れて現在霧は出ていないそうです。残念ながら見られませんでした。
過冷却水の実験
人工のダイヤモンドダスト
なんて綺麗なダイヤモンドダストなのでしょう。
実物は、本当にもっと綺麗です。人工のダイヤモンドダストはライトを当てるため、それはまた自然界とは違うけど綺麗だと思います。
この科学館では、学芸員さんがダイヤモンドダストを作って見せてくれます。それだけじゃなく過冷却水というものの実験をやってくれます。
ペットボトルに入れたただの水道水。ただ冷やしただけなのに、シャカシャカ振ると突然シャーベットのように固まります。
氷筍のできかたも人工的に実験で見せてくれました。
私は北海道人ですからね、とうぜん、自然界のダイヤモンドダストや氷筍は見たことがありますよ。とても綺麗です。
氷筍
人工の雪の結晶
雪の結晶をシャボン玉の液体で凍らせて、キャッチしてくれます。
さきに、ダイヤモンドダストを見せてくれて、そのダイヤモンドダストのなかで、梱包材のプチプチを潰します。
すると、空気がパン!と弾けて、ダイヤモンドダストに衝撃を与えます。
ダイヤモンドダストは雪の赤ちゃんと言われていて、その衝撃をきっかけに雪の結晶になるというのです。
そこに、シャボン玉の液体でつくった膜に、雪の赤ちゃんをキャッチさせます。
雪の赤ちゃんは、シャボン玉の幕にキャッチされてだんだん大きな雪の結晶へと変化していくのです。
きっかけが、さまざまな氷や雪になるということを物理的に理解できたことがとても勉強になりました。
宇吉郎の短編映画
まあ、映画というか、彼の生い立ちの映像が見られます。どうして、雪の結晶を撮影したのか。きっかけなどを知ることができます。
真面目に見ていると、長い時間入り浸ってしまう
とても楽しい時間でした。。。
雪の結晶の折り紙なんかもあったし、加賀市の小学生がたくさんきていた。私がきた時に、ちょうど帰るところだったようだ。
大変勉強になったので、この氷や雪の結晶に関することは、もう少し別の記事で書きたいなと思っています。
とにかく実験が貴重
自宅でやってみようと思うと、気合いが必要となってきます。手慣れた学芸員さんに実験してもらったほうがはるかに安全で楽だと思います。
ぜひ、一度は行って見てくださいな!
コメント