Nordisk Ydun Tech Mini
ノルディスクのコットンテントといえば、アルフェイム、アスガルド、ユドゥンなどのコットンテントが有名です。物価が高いのか、高額すぎてキャンパーの憧れ的なテントになりつつありますね。
今日は、ポリコットンテントの紹介です。買ってから、コロナがどうとかで、丸々1年半くらい放置してた。。。ので、今回やっと設営ができます。今年はガンガンキャンプをしたい。
設営のコツのみを早急にお知りになりたい方はこちらをご覧ください
Nordisk Ydun Tech Mini カラーパックと本体
テックミニシリーズは、YdunとAsgardが同時発売されていて、本体と、カラーパック(テントポールやペグ、ガイロープ一式)を購入しなければなりません。
全部で三色 マスタードをチョイス
チェリー、マスタード、チョコレート、三色どれもかわいくって迷ってしまいます。チェリーは特に可愛くて目立つし、チョコレートはシックな感じで大人っぽいです。マスタードも、いいなあと色々迷って、マスタードにしました。
色は好みなので、本当にどれでも良いと思います。購入するときに、アスガルド用とユドゥン用と間違えないようにしましょう。
たまに、間違えて購入したので、とネットサイトで出品している方がいます。
カラーパックの中身
左が、ケースになります。全部を収納できるケースです。その右となりがポールケース。真ん中が、ポール、全部で4本。一番右は収納袋とSkewer(串の意味)ペグ16本です。右上は、ガーランド。中身を広げてみます。
単なるガーランドのように思うかもしれませんが、ガーランド裏側にはメッシュポケットがついていてガイロープを収納できます。左上のビニールはベアドロッププラーです。
ガーランドにはガイロープ、ガーランドカラビナがついています。NORDISK Alumi Triangular Slider アルミ トライアングル型スライダーもすでについているので、テントにすぐ取り付けて使うことができます。
こちらは、ファスナーなどに付け替える付属品です。シェラカップにつけて目印にしたり、ペグにつけたりしても可愛いかも。
袋からちょっと出してみた
収納バッグには、カッチャン二つとシロクマコードストッパーがついているので、それらをリリース。
蓋がついている。
ぺろん
中身を出した。グレーだね。これね、地面の部分なのよ。ここの部分は、厚手のコットンじゃないんだ。だから、軽量化できたんだ。
左右に広げてみよう。
これ以上広げると、しまえなくなりそうだから、一旦しまうね。(弱虫)
ペットボトルとサイズ比較
コットンテントにしては、小さくてコンパクトです。が、使った後にこのサイズにしまうのは多分難しいと思うんだ。(と、思っていたけど、ちゃんとすっぽり入ったわ!)
設営手順とコツのみを知りたい方はこちらをご覧ください
設営手順
ユドゥンテックミニを新品未使用の状態で購入した場合にする流れを書いています。必要のない箇所は読み飛ばしたてください。
①まずはフットプリント(グランドシート)を敷きます
地面がペラッペラです。普通のナイロンシートのようにペラペラなので、フットプリント(グランドシート)を敷く必要があります。おすすめはこちら↓
フットプリント(グランドシート)は純正品もありますが、ブルーシートでも良いと思う。
自分は、純正のフットプリント(グランドシート)は買っていません。だって、前室のことを想定しているせいか6角形なんです。どうして、、、。雨が降ったらどうなるの。とか思うんだけど。
②テント本体を広げます
今回は、芝生なのでフットプリント(グランドシート)は使用していません。えへ。
③テント本体の下のペグを打ちします(6箇所+出入り口に2箇所=全部で8本)
テントの一番下にD環がついているので、そこにペグを指しましょう。まずは6箇所です。(仮止めしていたものは、しっかり指し直します。)
※出入り口のペグ打ちは、一番最後。
この時、テントを対角でしっかり引っ張りペグダウン(ペグ打ち)をしていきましょう。上の図を参考に。
今回は、試し張りなのでペグを一番下まで刺さないことにします。長時間滞在するときは、ちゃんとペグを差し込んでね。
④インナーポールを組み立てて、テントに差し込みます
黒いキャップがついているのが下です。
全部で4本。ユドゥンは、入り口が2箇所で吹き抜けになっているので、イメージはA型のフレームを中に組み立てる感じです。A型といっても、左右独立しているためポールが4本なんですが。
テントの内側にある、縫い付けられたシルバーのカラビナを探してください。
左右にポールを入れる部分があるので、ポールを差し込みます。
差し込んだら、自分もテントの中に入って、ポールを肩に当てて、上へ上へ持ち上げるようなイメージで、下の角にポールを置きます。(ここがポイント)
ポールを固定します。カッチャン!
ポールを入れた直後に、ガイロープを引っ張ってペグを打ちましょう。(仮で良いので、あとからちゃんとした位置にいれなおす。)
※ココがうまくいかないという方は、こちらの記事をご覧ください。
⑤ガイロープにテンションをかけるためのペグ打ちをします(6箇所+出入り口の2箇所=全部で8箇所)
この、ショボい図を見て。
このショボい図の赤い矢印が、ガイロープの部分です。入り口は3本でテンションをかけている仕組みだね。
いろんなところにノルディスクという文字がプリントされてて嬉しい。
ガイロープとテントは、付属のカラビナでカッチャンできるから楽チン!
ペグを手でさしてから
足で踏み込んでペグを刺します。芝生だから簡単にできるんですが、場所によってはハンマーがないときついところもあります。
⑥テントの屋根の内側にテンションをかける
これも、付属しているんだけど。ガイロープで外側からテンションをかけるんだけど、内側からは、これでテンションをかける。
インナーポールの付近にあったら、シルバーのカラビナ。これに、引っ掛けます。テントを綺麗な形にするためのものだろう。
⑦せっかくだからノルディスクベアドロッププラーを付け替えよう
わざわざ、付け替える必要がありますか?いや、ないよ。太めのしっかりした紐だから、付け替える必要なんかないね。
でも、せっかくだから、変えてみよう。
やっぱり、可愛いのだ。というわけで、インナー側だけこれに付け替えることにしました。
あっという間に可愛いテントの設営終わり
はじめてテントを広げた場合に、パーツをつけたり交換したりしてカスタマイズなども楽しみましょう。この時に、はじめて不良品を発見することも多いので、買ったらすぐに商品の点検をするつもりで、テントを広げましょう。
ガイロープが命
このテント、ガイロープでテンションをかけることによって、完成度の高いコットンテントになります。お家の屋根っぽい感じも、ガイロープがなければ、残念ながらシナシナの悲しいお家みたいになるんです。それが、非自立テントの特徴ですね。
コットン系のテントにしては、ペグが全部で16箇所、その内ガイロープは8本、そんなに難しくもなく大変でもないよね。簡単だと思う。
ユドゥンテックミニ 設営ポイント!
別の記事に書きましたので、ここだけ読んでおけばOK!です。ぜひ、ご覧ください。
小川張によるタープの連結、アレンジの設営の紹介
(アレンジ設営の紹介 追記2021-04-26)
ノルディスク ユドゥンミニと他社のタープを連結したblog記事をご紹介します。
タープは、これから暑くなる日差しを遮って涼しい風を通してくれる素晴らしいアイテムです。テントだけでなく、タープがあることで夜充実したキャンプライフになります。
タープは「ogawa システムタープ ペンタ3×3」というペンタタープ(五角形)を使用。テントの前面ロープを引っ掛けてるところにカラビナか何かで連結します。
https://yamazure.blogspot.com/2021/04/ydun-tech-mini.html
【引用】やまづれ ~山田の徒然日記~ 温泉ソロキャン 〜Ydun Tech Mini 設営成功〜
こちらのblogを拝見させていただいたところ、使用タープの色がユドゥンミニというかノルディスク のテントと違和感なくマッチしています。自分も欲しいなと思いました。ノルディスク のカーリダイヤモンドだと中古でも2万円以上しますから、お買い得だなと思います。キャンプにタープは必須です。
Nordisk Ydun Tech Miniは、どんなテントかな?
①出入り口は前後にあって、風が吹き抜ける涼しいテント
メッシュ、入り口を束ねれば、より開放的なテントに。
※アスガルドミニと迷っている方は、参考にしてください。「通気性重視なんです!」という方にはユドゥンミニがオススメです。
②ホワイト系のテントだから室内も明るい
優しい色の光があたって、癒されます。
③前室は、気持ち程度の面積
靴と、ゴミ箱くらいは置けるかな。
実は、この入り口ね、広さを変えられます。ちょっと写真ではわかりにくいのですが、広くしたり狭くしたりできるんです。写真は、前室を広くした状態です。
天気悪いときは狭くするっていうことだと思うんだけど。今回は割愛。
入り口を、クローズして(閉じて)見たんだけど。ちょっと、スカスカしているんだよね。肌寒い夏にも使えるかもしれないね。アルフェイムやアスガルドは、ベンチレーションが少なくて夏以外に使えるテントと言われているけど、Nordisk Ydun Tech Miniは、高所のキャンプ場や寒冷地の夏なら、ギリギリ使えそうな気がする。(高所に持っていくには重量があるけど。。。)
④出入り口のガイロープが極めて邪魔
うーん。出入り口にガイロープがあるっていうのは、邪魔だな。これ、入り口側はガイロープ外すかポール立てて、スリングかロープで延長しようかなと考えているの。タープとの連結でもいいし。
Nordisk Ydun Tech Miniは、最高高が125cmという微妙な高さなんです。子どもとかホビットならちょうどいいかもしれないけど。やっぱ、低いんだ。まあ、だから、可愛いんだろうけど。
⑤メッシュの窓が2つ、ベンチレーション窓は4つ、そしてメッシュポケットも4つ
入り口のベンチレーションは、三角で、上部に2箇所あります。入り口は2つあるから全部で4箇所あります。
メッシュの窓は、ファスナーで開閉します。窓は全部で2箇所。窓の左側にはメッシュポケットがついている。メッシュポケットは、すみっこに4箇所あります。
外側からのぞいたテントの中。スケスケですね。でも、窓があるテントって良いと思うんだ。
はじめてのポリコットンテントにはちょうど良い!
ポリコットンって、重たいというイメージがあります。昔の人が使っていた幕っていうイメージでもあります。そして、火に強いというイメージですね。
重いというだけで、持ち運びに難色を示す人もいるし自分もコットンテントはちょっとなあ。と思っていました。管理もしっかりしないとカビとか生えてしまうから。
でも、コットンテント良いですよ。そして、買ってよかったと思います。
組み立ててみると、やっぱり、可愛いし、おままごとのような気分になります。
女性一人でも簡単に組み立てられます
アルフェイムも、女性一人で組み立てられますが、大きくて重たいので、テントを畳む時が大変です。このテント、ちゃんと畳むと、袋にすっぽり入りました〜。
ただ、やっぱりちょっと狭いね!(笑)
アルフェイムは広くて解放感が半端ないんで、それに比べたら、なんだか小さくて、低い生活になってしまいます。オートキャンプなんだから、もっと天井高くしてほしいなって思うんだけど。。。でも、かわいいから許す。
あと、ソロテントに比べても、大げさじゃない感じが良いなと思う。
控えめなコットンテント、2人寝られるとは思うけど、ソロで使うのがいいかもね。
このテントの良いところは、長方形だということです。だから、グランドシートとか、絨毯とかも揃えやすいと思います。
150cm×200cmのグランドシートは売っているので、代用品を揃えやすいというところに利点があると思います。
今度は、小さなテーブルとか用意してキャンプしようと思うんだけど。メッシュだからまだ寒いかなあ。。。
元祖おしゃれキャンパーは紅の豚ポルコだったのか?
コットンテントと椅子とラジオとワインとか。いいな、こんなのも素敵だね!
コメント
はじめまして。ブログを拝見させて頂きました、やまづれと申します。
大変詳細なレビューで参考になりますm(_ _)m
私も先日Ydun Tech Miniを設営したのですが、ポールを上に挿入してから下の角に置くのに苦戦しました。角に置くのに力が必要だったり、角に置けてもすぐズレてしまったり。何かコツなどあるのでしょうか?
やまづれ様
はじめまして、コメントをありがとうございます。また、参考になるとのこと大変嬉しく思います。
blogがわかりにくかったので、より正しく書き直しました。またコツだけを書いた記事を掲載いたしましたのでぜひご覧くださいませ。
https://www.lacofilms.com/tips-for-setting-up-ydun/
やまづれ様のblogも拝見させていただきました。
わたしもたまに山をやっているので、ぜひ他のもご覧くださいませ。
今後ともよろしくお願いいたします。
Lacofilms