みなさんこんにちは、YUSULAです。
さて、今回はロモグラフィから販売されているインスタントカメラの使い方などについて紹介したいと思います。
今回使用するカメラはこちらです↓
チェキのフィルム(instax)が使える LOMO’INSTANT
Lomo’Instantは、チェキ(FUJIFILMが作ったインスタントカメラの機種)で使用するinstax mini(インスタントフィルム)を使う事ができます。
ちなみに、FUJIFILMのインスタントフィルムのサイズはミニ、スクエア、ワイドと3種類あります。
FUJIFILM instax mini
今回使用するのは、このチェキの定番と言われる名刺サイズほどのインスタントフィルムになります。
LOMO’INSTANTはチェキフィルム(instax)の使用が可能◎
ロモのインスタントカメラは、チェキフィルム instax mini, square, wideの3つに対応しています。カメラもそれぞれ買わなきゃだけど、日本国内で簡単に手に入るフィルムだから使い勝手も良いよ!
Lomography オンラインストア
Lomo’Instantの使い方
まずはじめに
ロモインスタントは、電池を入れる入れないに関わらず、電源ボタンを切った状態で、シャッター操作や露出ダイヤル(絞りを変えるダイヤル)の変更はできません。
逆に、電池やフィルムを入れず、電源ボタンをAまたはCにスイッチを入れた状態であればシャッターが切れるし、露出ダイヤル(絞りを変えるダイヤル)を変えることもできます。
動作確認をしたい場合は、電池を入れてフィルムを入れずにシャッターを切れば、ローラーの動きを確認することができます。とにかく、電源ボタンをONの状態にしないでシャッターを無理に動かそうとすると壊れてしまうので気をつけてください。
※カードなし時レリーズのような操作はできるってことね
フィルムを入れる前に確認して欲しい事
フィルムはまだ入れないで!!
1)電池の入れ方に注意!
まずは、新品の電池を入れます。下の段から入れていきましょう。
プラスマイナスが左右逆で、段違いな感じの入れ方になります。
これ、日本人からするとどうしてこんな電池の入れ方なの?って疑問に思ってしまいます。
2)電源を入れましょう
電源は、カメラ本体の底にあります。
4つの記号があります。上から順に
電源マーク・・・電源OFFの状態です。
A・・・オート撮影モードです。自動露出制御があるので、シチュエーションによってフラッシュがつく場合があります。カメラが判断します。※B(バルブ)は使えない
Cフラッシュマーク・・・クリエイティブモード/フラッシュONです。つまりマニュアルモードで強制発光のことです。
C・・・クリエイティブモード/フラッシュOFFです。つまり、マニュアルモードで発光禁止モードのことです。
まずはA(オート撮影モード)に入れてランプが付くかどうか確認してください。
3)ランプの色を確認してください
電源を入れると、フィルムカウンターが光ります。
その場合は、シャッターは切れるけどフラッシュが使えません。C(フラッシュOFF/クリエイティブモード)にしてみるとどうですか?色が緑か黄色に変化しましたか?
4)ランプの色の意味(緑・黄・赤)
緑色・・・シャッターを一度切ると、フィルムが排出される通常のモード
黄色・・・MXモード(多重露光のモード)だから、解除しないとフィルム排出されないモード
※フィルム排出したい時はMXではない方へスイッチをスライドさせましょう。
赤色・・・電池が減っています
※もし赤い点滅をしていた場合は電池が期限切れなどで古いか、新品ではないものかな?電池が減っていると赤く点滅します。
このカメラのフィルム排出機構はモーター制御で電池を使います。その為、電池が減るとフィルムが排出されない場合があります。そうすると、カメラ壊れちゃったんじゃないかと勘違いする人も多いようですが、まず新しい電池に取り替えてみてください。
電池は新品なのに赤く点滅!どうして?
こんな方は、電池をそもそも上手に入れることができていない可能性があります。
LOMO’INSTANTは日本の玩具や家電製品と違って、電池のポジションが難しいです。
※電池がちゃんと入っていない場合も赤色点滅になります。電池が新品でも、通電していない場合は電力が足りないと判断され、点滅することがあります。
LOMO’INSTANTの電池部分は、このように菱形のような感じに並べて入れる必要があります。これは、多くの日本人には理解し難いことなのですが、こういうポジションだというイメージをしながら電池を入れてみましょう。
実際、私の写真教室で受講生4人に電池を入れてもらったところ通電したのはたった一人です。つまり4人中3名が電池すらまともに入れることができなかったということです。それは受講生が悪いんじゃない。このカメラの電池を入れるところが、日本人にとっては見慣れない形状や並びなのだと思います。
さあ、気を取り直して、今一度電池を入れる場所をしっかりみて、ちゃんと電池を入れてください。
さて、次は撮影前に確認して欲しいことを書くね。しっかり読んで頭に入れよう!
撮影前に理解して欲しいこと
ピント、明るさ、シャッタースピードこの3つ!
どういう原理で写真が撮れるのかを理解して撮れれば、もっと上手に写真が撮れるよ。ロモインスタントに振り回されるのではなく、ロモインスタントを使いこなそう!
この辺りに自信がない人は、次回の#002を参考にしてね☆
1)ピントは2パターン、接写と無限遠。ピントレバーの位置を確認しましょう
ピントは、レンズから被写体との距離です。それに合わせてレバーを動かして調整してください。
最短距離は40cmです。被写体に40cmまで近づく事ができます。90cm以内であれば、接写の範囲になります。個人差はありますが、自撮りする際は、接写にピントを合わせましょう。
さて、2m以上から無限遠∞の場合は山のマークがある方にピントを合わせます。
2)明るさ(露出)は絞りで変える
-2 -1 A +1 +2 と言うダイヤルを回しましょう。この部分、ロモでは露出補正って呼んでいるけど実際はレンズの絞りを変える場所なんだよね。
Aというのはオートの意味ではありません。
Aperture・・・絞り
アパーチャーでっす。
ダイヤルをクルリと変える時に、レンズを覗き込んでください。直径数ミリの穴が見えませんか?
ダイヤルを変えると、レンズの下の方でちゃんと絞りの穴の大きさが変わるでしょ?これで露出をコントロールしているってわけ。
【-2(f/32) -1 (f/22) A (f/16) +1 (f/11) +2 (f/8)】という5段階の設定になっています。
3)シャッタースピードはN 1/125またはB(バルブ)モードの2つ。
このカメラはシャッタースピードはB(バルブ)またはN(1/125固定)のどちらかです。
※注意して欲しいのだけど、AモードでシャッターをBにすることが出来ないよ。逆に、Cモードの状態でBにしていて、Aのモードにするとき、シャッターはNになる。連動しているんだ。だから、電源を切る時も、BのモードはNに戻される仕組みになっています。
ちなみに、B(バルブ)と言うのは、押しっぱなし(開きっぱなし)にできるので、露出時間はストップウォッチなどを使って10秒とか、自分の感覚で「イーチ、にーい、サァーン」とか数えてスローシャッターにできるってことです。夜景などを撮りたい人は使いたいモードですよね。レリーズ穴もあるので、レリーズの使用もオススメよ。
フィルムカートリッジを入れる
さて、ここまでの準備ができたらフィルムを入れましょう。フィルムは消耗品で、1枚1枚にコストがかかります。大切に使いたいですよね?
だから、フィルムは最後に入れるのです。
1) instax miniを箱から出して、アルミのカバーから出します
カメラ本体の裏蓋を開けて、黄色いマークを見つけて。
2) 黄色いマークがあるところと、フィルムの黄色いところが重なるように装填
instaxのカートリッジは、よく見ると、単純な長方形の箱じゃないよね。少し斜めになっているというか厚みが均等じゃないから向きを間違えると入らないから気をつけて。
3)まずは、一度シャッターを切って、遮光シートを排出しよう
instaxフィルムには、フィルムが感光しないように黒いカバーが入っているんだよね。それをまず出さないと、写真が撮れないので、まず、第一回目は遮光シートを出すところから始まるよ。
その時、ピントは確認しなくっていいよ。
電池を無駄遣いしたくなかったらCモードがおすすめ(フラッシュがつくことはないので、無駄に電力を消費しないでしょ?)
注意!MXモードだと遮光シートが排出されないから、MXじゃない方へ
あれ、シャッターはしっかり切れた感じがあるのに、遮光シートが出てこないなあという方は、MXのところをよくみて!
慌てないで、落ち着いて。
シャッターを切った後に、「MXモードになったままだ、どうしよう」ってあわててしまう人がいるのだけど、どうか慌てないで。
このつまみを、MXとは反対側にカチッとするだけで、「ウィーン」ってちゃんと紙が出てくるはずよ。
あとは、自分が撮りたいもの自由に撮ってね!
今回はここまで、ロモインスタントの基本でした。
次回は#002露出についてを書くよ!
じゃね!
撮った後どうしてる? instax miniの専用アイテムも
お部屋に飾る
アクリルフォトフレーム チェキ用 1個入 106×75(mm)
贈り物にしたら喜ばれるかも。進学で引っ越してしまう友達に、邪魔にならないけど思い出として残る小さなフォトフレーム。一人暮らしの部屋に飾ってくれるんじゃないかな。
とりあえずアルバム収納
チェキ大容量アルバム(288枚収納)
やたらとチェキを多用している強者はこれを買ったらいいよね。
SEKISEI アルバム ポケット
チェキを横位置で撮影する人はこちらがオススメです。
メッセージを書いたり、絵を描いたりしてアレンジ
Sharpie シャーピー メタリック 4本セット 2067107
Sharpie シャーピー 24本セット
アメリカで油性マーカーといえばシャーピー。油性マーカーの総称に使われているほどで、アメリカでは著名人たちがサインをする時にシャーピーを使うことでも知られています。日本でいうマッキーだね。
ゼブラ 油性ペン マッキー 極細 12色
シャーピーが発色に優れているのは知っています。ただ、ペン先のもちはマッキーの方が圧倒的です。シャーピーは少しソフト。どちらも個性であって良いとか悪いとかじゃなく好みの問題。
インスタントカメラとは
インスタントは即席という意味です。FUJIFILMの「写ルンです」という製品がありますけどそれをインスタントだと思い込んでいる人が結構多いですね。お手軽ではありますが、FUJIFILM「写ルンです」はレンズ付きフィルムだよ。インスタントカメラじゃないから勘違いしないようにね。
それで、インスタントカメラで有名なのはポラロイドとチェキだよね。ちなみに、ポラロイドは会社名だし、チェキはFUJIFILMという会社が作っているカメラ機種の名前なの。
だから、それぞれ独自のフィルムを使っているので気をつけてね。
ポラロイド / OneStep+ i-Type ブラック Bluetooth接続
FUJIFILM / チェキ instax mini 90 ネオクラシック ブラウン
次回は、#002 失敗しない操作方法の紹介!
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