今日は、アタッチメントレンズの紹介です。
ロモインスタントには、「本体+アタッチメントのセット」「アタッチメントレンズセット」などが販売されています。購入当初、本体しか買わなかったという人は多いはず。また、アタッチメントレンズを買ったけど、結局はほとんど使わずに過ごしているという人も多いはず。
別売りで、「アタッチメントレンズ」のみも販売されていましたが、セット買がお得です。
レンズ交換はできないけどアタッチメントレンズで焦点距離を変えることができる!
さて、アタッチメントレンズの話になりますがロモインスタントは、品質が「写ルンです」レベルのレンズがもともとくっついている状態なのでレンズ交換をすることはできません。
レンズそのものを交換することはできないのですが、レンズの外側から別のレンズを装着させることで焦点距離を変えることができるというユニークなカメラなんです。それが、アタッチメントレンズです。
レンズの群と枚が変わり、焦点距離を変えるという仕組みです。よく考えられているなぁと思いました。
アタッチメントレンズは3種類
まずは、レンズの紹介をします。
クローズアップレンズ(接写)、フィッシュアイレンズ(魚眼)、ポートレートレンズ(人物)の3つのレンズがあります。
名前を見てピンときた方もいると思うけど、日本語で言い換えるとこう言うことです。
接写重視って書いてあるけど、「接写」のことだよ。被写体から10cm寄って近づきたい!!と言う場合です。
魚眼と言われているレンズには、対角魚眼と円周魚眼があるけど、円周魚眼の方ね。いかにもトイカメラらしい写りのレンズだよ。ポートレートレンズって書いてあるのは、いわゆる標準レンズだと思ってくれればいい。
使うときの注意点!
アタッチメントレンズとピントレバーの操作はセットで覚えよう!
アタッチメントレンズには、それぞれ、ピントレバーをどこの位置(無限遠またはポートレート)にした状態で撮影してくださいという決まりがあります。それを無視して使うと、ピントの合わない写真が現像されてショックを受けます。
アタッチメントレンズの大きさなどを見ていこう
クローズアップレンズ・接写
厚みがないから、持ち運びにかさばらない。画面いっぱいに小物を撮りたい時はこのレンズ酷使する。
フィッシュアイレンズ・円周魚眼
instax miniに、丸くくり抜かれたような絵が映る。ちょっと嵩張るタイプのレンズです。レンズの中で一番かさばる。
ポートレートレンズ・標準
人物を撮るときに最適って言うことで作られたレンズだと思う。SIGMAの24-35mmみたいなラインナップに近いけど品質はまるで違うからね。気持ちちょっとズームで望遠になるかなっていう感じかな。ロモインスタントの場合は27-35mm。何がどう変わってくるのか。使ってみて。
ここから大事!レンズごとにピントレバーが変わるよ
ファインダーを覗くと構図失敗クローズアップ
ロモインスタントは、ライカと一緒でファインダー位置が左側にあるんで。。。構図を気を付けてね。
僕の写真教室でも、クローズアップをすると構図がずれて難しいって受講生達が困っていたよ。
それに関する対策を、下の記事に書いてあるから興味があったら読んでみてね。
+1にするの忘れて暗めに写るのがフィッシュアイ
センス問われる難しいレンズ。
このレンズ、ちゃんと円周魚眼になる素晴らしいカメラなんだけど、気を付けてほしいことがあるんだ。
レンズが暗い。レンズが暗くなるので、露出を+1にして撮らないとダメだよ。そこ気を付けてね。結構、忘れちゃって、「写真暗くなったわあああ」ってことになるしさ。これで、星空の写真とか撮ろうと思っているならやめたほうがいいと思うよ。うつるとは思うけど、天の川が天の川のように写りはしないさ。でも、撮ってみるのはいいと思う。うまく撮れたら教えてほしいな。
ピントレバーはノーマルレンズと同じように使えるポートレート
ピントレバーの操作は、被写体との最短距離を60cmで使う時は、距離設定レバー(ピントレバー)を接写側にしてね。アタッチメントレンズをつけていない時と使い方が同じだよ。
まとめ
レンズ交換はできないLOMO’INSTANT(ロモインスタント)は、アタッチメントレンズを付けることで、焦点距離を変えることができることが分かったかな?
また、3種類あるレンズによって、ピントレバー(距離設定レバー)と明るさ(露出補正)を直さなければならないという点に注意してね。
あとは、自由に楽しく撮ってね!
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