みなさんこんにちは、ゆすらです。
今日は、instaxについて紹介しようかなと。。。
インスタントフィルムというのは、私が知る限りポラロイド社と富士フィルム社から出ていて、今回は富士フィルムから出ているチェキを紹介します。
歴代チェキの歩み
撮ったその場でプリントが楽しめるインスタントカメラ「instax<チェキ>」の20年間の歴史を紹介します。
https://instax.jp/history/
FUJIFILMのHPには、とってもわかりやすく歴代チェキが紹介されているのでぜひご覧ください。
コストはどうなの
このまえ、流星電波観測で知り合ったTJTさんとカメラ屋さんに行ってそこに居たM井さんとインスタントフィルムの値段を見ていました。M井さんが、「結構高いんだなあ」なんて言うから、わたしは「そんなことはない!」と強く主張しました。
まあ、どう言うことかって言うと
フィルムっていうのは、物によるけどASA400の24枚入り35mmフィルムが平均1,000円くらいだとして現像代が700円くらいでプリント代がL版1枚40円くらいだとしたら、2,660円くらい。
L版と同じくらいのサイズのチェキWIDEは、50枚で6500円くらいだとして、24枚分は3120円です。
500円の差は大きいという人もいれば、そんなに高くないんだと認識する人もいるでしょう。一度現像して、同時プリントをせずに、プリント代をケチったとしても、結局は、またプリントをして、別のフィルムも同時に現像して、とラボに通うことになれば、ガソリン代金が500円くらい行くだろう。そう考えると、コスト面にそんなに差はないと考えられます。
instax miniとWide(フィルム)
Wideは、通常のカードサイズのチェキの2倍あります。だから、L版のような感覚で撮影できます。ランドスケイプに向いた風景や、「風景+人物」にも向いています。通常のチェキは、ポートレートがぴったりですね。
多重露光を楽しめるinstax mini 90 ネオクラシック
右側・・・まずは多重露光モードにして、先に花畑を撮りました。そのあと、青空に手を当てて撮影です。
左側・・・お花畑を撮って、位置をずらしてまたお花畑の違う箇所にレンズをずらして撮影。
すっごく簡単ですが、コントロールしようとすると、ちょっとテクニックが必要です。
右側の写真は、親指が切れているよね。これは、レンズの位置とファインダーの位置がずれている視差(パララックス)があるからうまくできなかった。まあ、初めて使った当時にしては上出来さ。(言い訳)
値段はチープじゃないがチープなカメラほど、うまく撮ろうとすると奥が深いもの。だから楽しくなる。
手軽に撮って、その場で同時プリントができる優れもの!
何より魅力的なのは、デジタルカメラとは違ってその場でプリントアウトできることです。だから、撮ってすぐ友達にプレゼントしたり、手帳に貼ったりお財布に入れたりできるよ。それにフィルムコーティングされているから、ポスターカラーやマッキーで絵を描くこともできるの。
フィルム現像がリアルタイムで見れる!
チェキフィルムの内側には薬品が入っています。
シャッターを切ると、ウィーンと音がしながらフィルム写真が出て来ます。最初は真っ白く、じーっとみつめているとじわじわと変化して写真が浮かび上がってがってくるのです。
2014年の時のこと。恩師が大学を退職されるときに、その先生をお祝いしたい卒業生たちで集まり、卒業生の顔写真を一人一人撮影して、名前やメッセージを書き、寄せ書きの代わりにチェキのアルバムをプレゼントしました。
その撮影担当になったのですが、じわじわとフィルムに写真が浮き出るように変化して行くのを見ていた当時25歳の卒業生が「え、なんですか、これ、すごいですね。初めて見ました」と感激していました。
25歳だと、スマホ世代でしょう。チェキなんて見たことがないというのです。また、当時28歳くらいの男性も、「これがチェキかあ、実際に見るのは初めてなんですよね。」と言っていた。男子はチェキで遊ばないんだな。
それに、まあ、ラニングコストもかかるしね。
チェキは、女子の方が圧倒的にユーザーが多いよね。女子5人のうちの1人くらいはチェキを持っていたり使ったことがあるんじゃないかな。(憶測)
結婚式やイベントの定番だしね。日記に貼り付けたり、料理を撮影したり、靴箱に貼ったりするのが流行ったね。
たしか、大学の茶道部も茶道具の箱にチェキで撮影した写真に道具の名前を書いて貼っていた記憶。記録にチェキを使うって斬新だよね。コストかかるけど、手軽でいいよね。現像に出しに行かなくて良いんだし。靴写真を撮って、靴箱に貼るというのが女性月刊誌で紹介されたことで流行ったんだと思います。
私は、一枚一枚を大切に撮ろうという気持ちを呼び覚ますために、たまにチェキを使っているのですが、実際私の頭の中ではこうなっています。
「チェキで撮る」→「100円使った」→「100円無駄になった」または「まあまあ100円の価値はある」といった感じですね。
でもね、ゲームセンターとはまた違った面白さがあるよ。
FUJIFILMだけじゃない、ライカもLomoも
チェキフィルムinstax mini使用可能のカメラって、実はFUJIFILM以外にもたくさんあるんですよ。
以下、FUJIFILM以外のカメラを紹介します。
チェキ instax miniが使用できるカメラ
1) Leica ゾフォート
絶対に他の人と被りたくない。オシャレにこだわりたい人向け。とにかくライカだから。instax mini 90 ネオクラシックのOEMみたいな感じはするけど、写りには違いがあるようなのでやはり別物ですよ。そのうち欲しい。
2)Lomo’Instant
一応オートがあるけど、このカメラはフルマニュアルな操作で使うのが◉
使う人を選ぶカメラ。燃えるわ〜。チェキって、自動露出がものすごく上手なんですよ。失敗が少ない。だからいいの。でも、それじゃつまんないって感じているソコのYOU!あなたはロモインスタントを買うべき。シャッターSS固定(バルブモードはあります)、絞り5段階。多重露光機能(無制限)あり。とっても原始的でマニュアル操作を楽しめる最も面白みのあるカメラです。
3) Lomo’Instant Automat & Lenses
最大の特徴は、レンズがガラスってところ。さて、2)Lomo’Instantと何がどう違うの?違いは、フルマニュアルでは無くなったこととレンズがガラスになったところ。
広角、クローズアップ、スプリットなど3種類の付属レンズが付属し、MX機能(多重露光)が楽しめます。バルブは最大30秒、それに比べてFUJIFILM instax mini90 ネオクラシックはバルブが最大8秒。
ペンライトで文字を書きたい人にはロモがオススメ。
4) タカラトミー インスタントトイカメラ Pixtoss(ピックトス)
多重露光メインで使う人向け。実は、FUJIFILMのチェキは多重露光2回まで、LomoはMXというボタンを押し忘れない限りは無限?このカメラ、何回でもシャッターを押せる。と言うのも、現像するときは、ハンドルを回して手動で繰り出してフィルム排出を行うタイプ。そのため、シャッターは無限にきり続けられると言うことになるわけね。ただ、4回もやったら真っ白になりそう。気をつけてね。SSが1/80なので減光フィルターがついてきます。
5) Escura Instant 60s《エスキュラ 手動式 アナログ インスタントカメラ》
写真をプリントするときも、手で回す手動式らしい。ピックトスと同じだね。バルブ機能はあると書いてあるが、秒数までは書かれていない。(60sと品名になってはいるので最大1minほどは可能かな?)
完全手動って書いてあるから、限りなくバルブできるのか?だったら星景写真も夢じゃない?
※instaxで星景写真は撮ったことないのですが、相反則不軌の関係でおそらく厳しいでしょうね。
6) JollylookレトロInstax ミニヴィンテージルック折りたたみボール紙インスタントカメラ
段ボールでできている蛇腹のカメラ。スペックについて書かれていないが、ビジュアルが圧倒的にかっこいいね。見た目がブローニー。※2022年2月現在は廃盤みたい
7) タカラトミー プリントス
4000円程度で買える!プリンターのように使える面白いタイプのカメラです。手巻きでフィルムを出します。もともと、スマホで撮影したスマホの画面をチェキでプリントするという目的のために作られたものです。だから、スマホを置くところに、小さな小物とか植物なんかを置けばそれが撮れるってことです。ここで考えたいのは、接写ですね。10センチほどの接写で無限遠を出しているということやろか。だったらすごいな。おもちゃとしては、なかなか面白いですね。実際に使ってみないとなんとも言えないけどね。カメラというか、スキャナーに近い感覚ですね。
チェキはやっぱりポートレートが得意!
2014年、マレーシアへ出張があり、滞在先のホテルでのコタキナバル科学専門学校の生徒さん達の卒業式があったので、お祝いにチェキで撮影させてもらい名前を書いてもらいました。
みんな、チェキを面白がっていて、この現像した写真にお金を払う。写真を打ってくれと言われたけど、フィルムを手に入れられそうになくあげることができなかった。その代わり、日本に帰ったらインターネットで画像を送るからと約束してアップロードしたものです。
撮った後の写真は、アルバムに入れたり専用フォトフレームに飾ってもGOOD!
チェキワイド instax wide
WPC・・・わくわくピクニック倶楽部 って勝手につけた。単なるお花見だで撮ってみた。
リモートシャッターで、ミニ集合写真!
Lomo’Instant Wide Camera
普通にスナップを撮影する感覚で撮影できるのが良い。レンズキャップの蓋が、リモコンシャッターになっているから、ちょっとした集合写真が撮れます。付属レンズを使えば、広角からクローズアップ、焦点距離90mm(35mm換算で35mmの焦点距離)でポートレートも楽しめます。旅のおともにするには、フィルムカメラよりもでっかくて時々邪魔と思うこともあるけれど、FUJIFILMのinstax Wide 200よも圧倒的にデザインがオシャレだよ。機能も充実、MXできるし、なによりワイドだからL版サイズの写真とほとんど変わらないので存在感があって見応えも増すよ。
チェキスクエア instax square
ポラロイド社よりも、一回り小さくWideよりも小さいよ。もちろん。通常サイズminiより1.3倍くらい大きい。
Lomo’Instant Square Glass
ロモインスタントワイドと同じく、リモコンシャッター付き。何と言っても、コンパクトになって中判フィルムのようなデザインがかっこいいです。レトロなのに現代的な感じがとってもオシャレ。今までのインスタントカメラにはなかったセルフタイマー機能が唯一ついている。それにレンズがガラス!電池がちょっと高級なCR2 リチウム電池2個 (6V) 必要です。
WAGASA BIYORI
2012年からLacofilmsがテーマにしている和傘日和のチェキバージョン。
左がワイド、右がスクエア。和傘ぶっ壊れてしまったので、柄が変わったねw
フィルムの質感良いよね。
チェキでトランプ作ろうかな。今度作ろう。
チェキだからできる、風景と撮って出しのコラボ写真
桜と菜の花の風景をチェキスクエアで撮りました。現像して、そのあと目の前の風景の中にチェキをかざしてスマホで撮りました。
チェキと風景を合成
石川県では有名な「白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」の一部をチェキで撮って見ました。
期限切れフィルムなので、発色がイマイチかな。あと、気温2度くらいだったからまだ現像が終わって居ないので色がはっきりしていませんが、5枚並べている写真のようにプリントはもっとコントラストがはっきりとでていました。
やってみると面白いです。
インスタントフィルムならではの楽しみ方だなと思います♫
まあ、そんなわけで、まだ使ったことがない方は、ぜひチェキを使ってみてはいかがでしょう?レンタルもあるよー。
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