テント泊二日目の夜、夕食を食べた後にCちゃんと星を見た。
せっかく星が出たので、SQMでの計測と写真撮影した。
立山の雷鳥沢野営場は、くぼ地というか、山の御釜の中のような場所にテント場があるのでSQM22行くかななんて期待をしたけれど、いかなかった。多分、少し雲の影響があったと思う。雲っていうのは白いから光を反射してしまって数値が明るくなってしまうんだよね。
まあ、だとしても十分な数字でしょう。
SIGMA dp0 Quattroレビュー
モノクロにしても、色飽和がひどいし、星だかノイズだかわからんね。
FOVEONの良さが大無しになるカメラ
星景写真に使おうとしている星屋の皆さん、このカメラはクソですよ。まず、ISO100じゃないと使い物になりません。解放F値が4なので、露光時間長くするしかないっすよね。長時間露光もダメ。
写ルンですよりタチが悪いですね。
写真撮るのが下手だって?下手も何もないでしょう。
ISO100より感度あげたら困るってシグマ側が言っているし、じゃあ30秒くらい露光しないと星なんか映りませんよ?
何十秒も露出を食うカメラでいろんな設定にしてたらあっという間に曇ってしまいました。
出来の悪いJPGにもほどがありますね。
ノイズと星どちらが多く写っているか?
で、iso100じゃ、いくら何でも暗いので、iso400にしてとって見ましたけど。
星が写っているのかノイズが写っているのかわかりませんね。これが10万以上するコンデジだっていうんだからどうにかしてほしいですね。
たぶん、改善は無理だろう。
星屋が買ってはいけないカメラ
星を撮るには全く役に立ちません。購入を考えている方にはオススメしません。
この写真の仕上がりを見て、ISO800で15secにしてみようとか、ISO1600で10secにしてみようとか思いますか?
撮影のやる気と時間とチャンスを奪って行くカメラ。
昼間に使う専用でデリケートなカメラ
実は、散々文句を言っているけど僕は、このカメラを結構愛用しています。レンズも綺麗だし、描写力が素晴らしいので、海外旅行にも連れて行ったり、北海道にも連れて行ったり、普段から愛用しています。
愛用しているから、ダメな部分も見えてきたんです。
ダイヤルを回して、フィルム時代のカメラのような感覚的な部分と何よりもデザインが素晴らしくカッコいい。フードのデザインも先鋭的だ。だから、とても好きです。
ただ、北海道では写真が緑とピンクに2色分解したり、オーストラリアではモニターに謎の黒いバーコードのような線が入ったりして、デリケートなのか弱いのか、丈夫じゃないカメラだと思います。
メーカーに問い合わせたら、僕が過酷な環境にカメラを持って行ったせいだというんです。
今時、マイナス10度ごときで色が分解するとか、何もしてないのにモニターに線が入るとか、それってハズレとか不良品って言うんじゃないのかね?
まるでフィルムかよ、っていう感じのカメラ
このカメラは、0度から40度の間で使用してください。純正バッテリーで使用してください。
過酷な環境で使わないでください。
はっきり言って、これはデリケートなカメラと言っていいと思うんです。
フィルム時代並みに神経を使うカメラということです。メーカー側がそう言って、新しいのに交換してくれないので。
それを知った上で、ユーザーになるべきですね。
取扱説明書やHPには、色が分解するとかモニターに線が出ることがあるとか、星がゴミみたいに写るとか、長時間露光をするとノイズが大量発生するという情報はどこにも書いてないけどね。
と、怒りの天体観測になりました。
いいところばっかり書いてる記事を読んでも、何の参考にもならん。会社や企業のHPならわかるよ、ゴリ押ししたいところPRするのは当たりまえ。それはいいの。
でも、レビューして記事書いてる物の中には、美化したところばかり書いて、まともに使ってないと思うよ?
ちゃんと、いろんなシーンで使い込んで本当のレビューを書くべき。みんなが、騙されるから。
うまくいった写真のレビューだけ書いても仕方ないよ?
天体観測は眼視がオススメ
カメラにがっかりしたり、あれが何座とか頭を使ったりするのはちょっと置いといて、「星が綺麗だなあー。」と、星を見ていることそのものにヒーリング効果があります。
怒りを抱えながら星を見ていた僕は、損をしたと思います。写真なんか撮らなくていい、目で見ることです。そう、しっかり心に刻むのです。それが正しい思い出の作り方だろう。
または、まともなカメラを持って行くことです。今回は、重量の関係でそれができませんでした。
2012年、僕は剱岳のテント場で、CanonのコンデジPowe Shot S95を持って行き、岩の上で15秒ほど露光しました。木星や星がしっかり写っていました。3万くらいだったと思います。3万のコンデジでまともに写るのにねえ。。。
そういう、とほほな天体観測だった。観測っていうか、撮影中心で、僕は星のことよりもノイズのひどさにショックを受けてそのことばかり覚えている。
Cちゃんは、しっかり星を眺めていたけど、あとから下の子が泣いちゃって、あやしに行った。天体観測は終わった。
明日は帰る日だ。
DAY3へ続く。
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