JF9QYV/9の無線日記 無線であそぼ 11歳から教わるCQ Lesson1

みなさん、こんにちは、こちらはJF9QYVです。今日は2020-03-01です。

登山の通信に使用したくて2018年に4級アマチュア無線の免許を取りました。そしてそれをきっかけに流星電波観測を始めたわけですが、携帯電話が繋がらない電波の悪いところでの通信を目的とした使用が中心でした。

Lacofilms 流星観測所 Live

アマチュア無線で遊んでみたい

そのため、交信は未経験。無線の世界には、厳しい方もいるようですからしっかり練習しなければ、注意されたり怒られたりするという話をよく聞きます。

さて、そんなビビリな私に交信の面白さを教えてくれようとTJTさんが先週アイボール(ハム同士直接会うこと)に誘ってくださり、顔見知りになりました。そして、今回無線遊びに誘ってくださったという経緯です。

早速、待ち合わせ場所に行ってみると公園の机の上に、ハンディが蚤の市のようにおかれていました。2人だけでこんなにたくさん機材持っているんだねえ。w

車はに、ふみたてくんを使って7メートルくらいでしょうか?

見上げると首が痛いのと、カメラのフレームに収まらない感じです。

他にもいくつかのアンテナが立てられていました。

TJTさんはベテランさんでいろいろな機材を駆使していて、免許不要な無線を子供達に使わせて無線の面白さを伝えたりボランティアしたりと大変活躍されている方なんです。やはり、こういう方に教わらないとぼっちで免許を取ってもなかなか交信する気にならないです。だって、怒られるの嫌だし。。。

車のキーとサイズが変わらない小さな無線機。微弱なので免許も不要。可愛いミニサイズです!

今回のメンバーは、TJTさんと、JJ0UWGさん。JJ0UWGさんは、3アマでなんと小学5年生です。どうやら、TJTさんいきつけの無線屋さん中部特機金沢店で偶然出会いスカウトしてきたようです。

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私も、流星電波観測や無線機材はほとんど「中部特機」さんで揃えています。

話を聞いてみると、JJ0UWGさんはお父さんが無線好きというわけではなく叔父さんが無線好きとのことでたくさんの高級な機材をもらったり教わったりしているようです。とっても意欲的でコンテストなどにも個人で出場しているとか。すごい小学生!面白いですね。

今回は、そんな彼に先生になってもらい色々なことを教えていただきました。

JJ0UWGが教えるCQ Lesson1

今回は、JJ0UWGさんのこちらのFT-818を使用し、アンテナはTJTさんの7MHz帯アンテナを拝借してCQに挑みます。

①周波数チェックをする

例えば、433.12にチャンネルを合わせてから、しばらくその周波数をワッチ(聴取)した後、「周波数チェック、周波数チェック」と言ってみます。誰か使っていたら「失礼しました」と言って周波数を変える。誰も使っていなかったら、そのチャンネルを後で移動するために使用する。

②メイン周波数(433.00 / 145.00)に戻る

周波数チェックが終わったら、メイン周波数433に戻って、CQを唱えます。

こんな風に喋ります。これは、JJ0UWGさんが私のために書いてくれたものです。優しいですね。

③QSO(交信)があったら周波数チェックした433.12に移動してお話をする

QSOというのは、ハム用語で交信のことです。交信があったら、相手のコールサインをしっかり聞き取って、メモを取ります。ハムログって言うのかな。バインダーに紙を挟んでしっかり書いてありますね。

コールサインを拾ったのでJJ0UWGが実践

JJ0UWGさん 小学5年生とは思えない貫禄
④コールサインを交換

今回は7MHzで、北海道旭川市の方のCQを拾ったようです。ちょっと電波が弱く、コールサイン(呼出符号、私の場合はJF9QYV)が聞き取りにくい時は、フォネティックコード(Aをアルファ、Bをブラボー・・・)でコールサインをお伝えして、その後お互いに和文通話で名字を教えていました。

⑤RSレポート

RSレポートというのは、了解度と信号強度の度合いをお知らせするものです。了解度は、音声品質がどの程度かということですね。理解できるほど聞き取れたかどうかですね。信号強度は、無線機のメーターを見ておしらせします。

問題なく聞き取れたら、59(ファイブナイン)と伝えます。

ここで、個人的に初心者は思うんだよね。もし全然聞き取れなくて1、2、3だよって伝えたくても通じないかもしれないね。難しいね、伝えようがないっていうのも。いや、これ素人考えだから。無視していいです。

JF9QYVの疑問→TJT氏から回答

相手に伝えられない場合は、交信不成立となり強度不足、低下。とか雑音のためなど、の理由で交信完了まで至らず。と、交信記録(ログ)に記載することになります。

⑥QSLカード交換

そして、QSLカード(交信証)交換をするという流れのようです。このカード交換が面白いんですよねきっと。(JF9QYVは未経験なので、やったことがない)

⑦丁寧に挨拶をしてお別れ

「交信ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。それではさようなら。」と、丁寧にご挨拶。

これで、交信は無事に終わったようです。

ベテランアマチュア無線家 TJT氏が監修のもと7MHz帯の移動運用

TJTさんに、7MHz帯が北海道や沖縄などの遠くからの電波を拾うことができるということを教えていただきました。みんなの持ち寄った機械による遠方の信号の聞き比べなどを体験させていただき、アンテナの大きさや長さ、機材(金額とイコールなのかな??)によって全然違うということが初心者の私でもはっきりとわかりました。

JF9QYVの感想

とても、流暢に話をしていてJJ0UWGさんが、とってもカッコよかったです!!見本を見せてくださり、ありがとうございます。僕もあんな風に上手にCQしたいなあ。まずは、ローカル(近所でのハム)さんと練習ですかね。

なんか、アマチュア無線はやる気は出てきたので頑張ってやって見ます。また、JARLに入って、QSLカードを作ろうかな。と、思ってます。

しばらくはTJTさんにご教授してもらいながらやる形になると思います。通信できたら楽しいだろうし。そしてJJ0UWGさんは、現在新潟の方です。石川県に月に一回?きてくれるようなのでまた無線で会おうということになりました。社交的な感じが小学生5年生とは思えない振る舞い。

コーヒータイム

風が強すぎて、草の上に置いてお湯を沸かすことに。。。

すごい風で、寒かったです。機材をたくさん用意してくださったTJTさん、準備から片付けなどありがとうございます。みんなで温かい飲み物を飲みましたが、風であっという間に冷めてしまいました。男性二人はコーヒーでしたが、わたしはココアです。こんな寒い時は、コーヒーやお茶よりも、どん兵衛とかカップ麺が食べたいですね!肉まんもいいなあ。って、食べることばかり。でも、ちょっとこんな時間も、外で何かをする時の楽しみですよね。

次会う時は、もう少し暖かくなっているかな?

それではごきげんよう、さようなら!

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