愛犬チワワ ギルバートの北海道観光 その②洞爺湖

道の駅「壮瞥情報館i(アイ)」から移動すること15分ほど。洞爺湖に来ました。

洞爺湖というのは、西湖畔側が洞爺湖町で、東湖畔側が壮瞥町になります。

今回は、西湖畔川の壮瞥温泉から洞爺湖を眺めます。

洞爺湖八景 壮瞥温泉

というわけで、こちらには駐車場とお手洗いと遊歩道?があります。

洞爺湖に浮かぶ紅葉真っ只中の中島と雲を被った羊蹄山が拝めます。

洞爺湖に浮かぶ中島という表現ですが、それは物理的なことで言うと間違っています。というのも、中島は実際洞爺湖に浮く浮島ではありません。元々は、ひとつの山だったんです。

それが、ドカンドカンと噴火してカルデラになっているという状態です。中島は、浮島ではなくて、洞爺湖の水の中に山がいるという状態です。

または、普通にイメージする山であり、山裾がちゃんとあるんだけど、山裾が洞爺湖の水で隠れちゃって見えないだけ。

特定外来生物ウチダザリガニの生きたままの持ち出し禁止

ウチダザリガニという名前だから国内のものかと思いきや、そうではない。北米のザリガニで、食べると美味しいけれど、そもそも洞爺湖に入るはずのない生き物なので増えると困る。

数年前、「いきものいんく」が主宰する「こどもを野生児にするためのキャンプ」の撮影依頼があり参加したときの画像を掲載しよう。

ウチダザリガニは、洞爺湖の施設で職員さんが底に網を仕掛けて捕獲している。もちろん調査の目的さ。一匹一匹、体重を測って、メスとかオスとか記録をしてデータを残している。この活動をしていてもウチダザリガニはどんどんふえている。ウチダという名前がよくない気がする。研究者の苗字からつけたようだが、「北米ザリガニ」とか、わかりやすい名前にしないと外来種だとピンとこない人も多いはずだ。今更名前を変えることなどできないことはわかっている。だから、ウチダが特定外来生物だということそのものを広めて理解してもらうしかないのである。

阿寒湖では、漁協がウチダザリガニを販売している。その名も、レイクロブスター。良いネーミングだと思う。淡水のロブスターですよ。って。

昔、お笑いのよゐこの濱口さんが、「いきなり!黄金伝説」でザリガニを食べた。彼は、「美味しい、エビみたいやなあ」みたいなことを言っていた。それで、ザリガニって美味しいんだという情報が日本中に知れ渡った。帝国料理人として有名な秋山徳蔵さんが、支笏湖の日本ザリガニを使った料理を提供したというのは有名な話だもんね。

だけど、火を通さないとダメだよ。私も子どもの頃父に捕まえたザリガニ食べれるのか聞いたら、こう言われた。

「肺臓ジストマなどがあるから、食べるんだったら気をつけないと。そのまま手でちぎって食べることは無理」と言われた。そうなんだ、そのまま食えないんだねって知ったんだよね。日本人は刺身を食べるので、ザリガニも刺身で食べれるんだと思ったからさあ。まあ、聞いてよかったよ。

話がそれたけど、生きたまま持ち出し禁止というのは、生きていたら増える可能性があるから。でも、「絞めて食べるのはダメじゃない」って書いてあるのと同じだよね?ってことは、釣れちゃったら、食べちゃえばいいのかね。

洞爺湖は、世界ジオパークだけど解禁日に合わせて釣りが可能だ。まあ、深く触れないでおこう。

とうや湖ぐるっと彫刻公園 全58作品

北海道出身の作家さんの作品が洞爺湖のエリアに設置させていて、中には触ったり登って遊んだりすることができる遊具的な作品もあるようです。本物のアート作品が野外に飾られて触れられるというのはすばらしいですね。

洞爺湖を囲むように構成される洞爺湖町と壮瞥町が「人と自然がふれあう野外彫刻公園」として、

湖畔に全58基を配しています。彫刻をめぐって自然と彫刻アートとの調和をお楽しみください。

http://www.town.toyako.hokkaido.jp/tourism/art_culture/atc001/

秋山 沙走武( Susumu Akiyama)

裸婦の作品が多く、乾漆彫刻作品を手掛けている作家さんです。こちらも、北海道の銀行とかいろんなところで作品を飾られている作家さん。有名な作家さんの作品ばかり飾られているんだよ。

18「薫風」秋山 沙走武

米坂 ヒデノリ(Hidenori Yonesaka)

北海道の至る所に彼の作品が飾られているようだ。他界されたが、長いこと活躍されていたようです。

ノアが天の啓示をうけて方舟をつくったのは600才のとき。

現在の太陽暦だと50才になるのではないか。まさに東洋で言う天命を知る年齢だ。

 我々はいま、素直に天地の理に耳を傾けるときだと思う。

http://www.ishiyasan.co.jp/MUSEUM/yonesaka/Keizi.htm
19「啓示」米坂ヒデノリ

ギルのスナップ

そんな素敵なところでお散歩しているギルバートくん。本人はどうかわからないけど、今踏み締めている大地は世界ジオパークなんだぞ!地球の息吹を肉球から全身に感じてくれると嬉しい。

綺麗な紅葉だね。

中島の紅葉すごく綺麗。

絶景を背景にお散歩するギルちゃんでした。お次は昭和新山へ!

したっけ〜!

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