2020-10-29 19:30-21:00
今日も、全員出席⭐️
今日は、第5木曜日です。北海道への出張のため日程変更させていただき、第5週木曜日というイレギュラーな週だったので他の講座が少なく、とても静かでした。
金沢南スタジオ周年祭および作品展示会
教室が移動し、展示をする機会がなかなかなかったので、そろそろみなさんの作品を展示会で飾っても良いのではないかなとおもいます。
パネルか机か展示方法については後日南スタジオへ確認してから追って、みなさんにお知らせします。ちなみに、一期11/27〜12/21の日程は埋まっていて展示はできない期間となりました。我々の希望は、3期なので展示が可能なようです。それまでに、どんな風な展示にするかみなさんで考えましょうね!
今日の内容は
今日の内容ですが、前回の続きになります。フィルムからデジタルへカメラが変わった時のことについて少し触れてから内容へ入ります。
35mmという理由
Hさんは、「フィルムが35mmだからですよね?」と答えてくださりました。では、フィルムのどの辺が35mmなのでしょう。
それについて答えられたのが2名ほど。
Kさんが、あっさりと回答です。さすが、よくご存知です。T森さんも、フィルムケースがたしかちょうど35mmだったと思うと回答されました。正解です。フィルム写真やカメラについて触れていたという証ですね。
この事を知らなくても写真は撮れます。が、せっかく写真を習っているのでちょっと知っておいても良いと思います。
APS-Cも、もちろんフィルム時代にありました。カメラをコンパクトにできることとこれからはAPS-Cの時代になると当時は言われていました。
イメージセンサーのサイズの違い
前回は「焦点距離とイメージサークル」といったタイトルで話を進めていました。
フルサイズの焦点距離を基準に35mm換算でAPS-Cのレンズがいくつというところは画角で、そこでとまると理解が深まらないのでイメージサークルへ展開していく内容になっています。
35mmフルサイズ
さて、この写真は「35mmフルサイズで焦点距離500mmのレンズ」で撮影しています。APS-Cにフルサイズ用の焦点距離500mmのレンズを装着して撮影した場合、何ミリ相当の画角になるのか。という事を知りたい場合は、こんな風に計算すると良いです。
今後レンズを買うときに役に立つ情報ですね。
イメージセンサーの違いで何がどう違ってくるのか
イメージセンサーのサイズが違うことで、カメラにも違いはいくつかあります。
イメージセンサーが大きいほど値が張ります。交換レンズも高くなり、カメラそのものも大きく重量も重たくなります。ただし、フルサイズミラーレスという高価なものはコンパクトですが普通のフルサイズ一眼レフより高価なものになります。
イメージセンサーが大きい方が、色や明暗の表現が豊かになります。コントラストが激しい場面では、APS-Cの場合「真っ暗と真っ白」になってしまう場面でも、フルサイズは真っ黒の部分に少なからず物体の質感が表現されたり色が把握できたるする情報が記録されます。また、フルサイズは夜間という条件の悪い撮影でもノイズが少なく綺麗に表現できるという特徴があります。
しかしながら、最近のAPS-Cはとても性能が高くなり綺麗に写真が撮れています。サイズも値段も考えれば、コスパの良いカメラですし、趣味には十分な機材と言えます。
次がいよいよ本題。
イメージセンサーサイズとイメージサークル
円がイメージサークル、長方形がイメージセンサーだと思ってください。
レンズっていうのは、丸いよね。だから、本当は円なんだけど、イメージセンサーの形が長方形だから、写真は長方形に記録されるようになっています。
今回は、フルサイズのボディにAPS-Cのレンズをつけるとどうなるのか。それを、この紙でシミュレーションします。(マウントの互換性うんぬんには触れません。単純に、フルサイズ、APS-Cというザックリした部分の説明になります。)
フルサイズボディにAPS-C用のレンズをつけると?
このようになります。ピンク色がフルサイズのイメージセンサー。水色が、APS-Cです。
イメージサークルの天地がイメージセンサーからはみ出ているね。はみ出ているということは、その部分は写らないって事です。左右は真っ黒に写ります。これがケラレですね。
こんな風になります。
レンズフードでケラレてしまうこともありますので、フードを使う際には注意ですね。
では問題です。
この写真は2009年にカナダ、ケベック州のモントリーオールで撮影したものです。マイナス27度で寒かった。懐かしいなあ。
さて、この写真はカメラボディがフルサイズかAPS-Cのどちらを使ったか。レンズは、フルサイズ用かAPS-C用のどちらを使ったかをお考えください。
という問題を出しました。正解者はなんと0人でした。
みなさんは正解がわかるかな???
良い雰囲気が漂う教室の様子
今回は、受講生Kさんから富山県黒部のお土産と、私の北海道出張のお土産を食べながら休憩時間を過ごしました。
この休憩時間では、みなさんが写真やカメラの話をしたり良い撮影エリアの情報交換をしたり楽しそうに過ごしています。でも、水分を取ることやお手洗いもお忘れずに!
次回は11月5日(木)
10月の講座振替日となります。ぜひお間違いのないようにご参加ください。
・お知らせ 展示について
・講座内容 気象に関する写真について
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