2020-01-23 19:00-20:30
みなさんこんにちは、今日は、被写体の光の当たり方について学習してもらいたいと思います。
光の当たり方には名前がある
タイトルにある通り、順光とか逆光とか聞いたことがあると思います。その光の当たり方には名前があります。人によっては、斜光もサイド光も同じという人もいるだろうと思います。
こだわる必要はないですが、わざわざこういう言葉があるので紹介をしています。
光が当たる方向が、いくつかあって、それにはこんな呼び方があるということをしってもらってから、今回は、「逆光とサイド光」を体験してもらいます。
順光は、当たり前で普通の状況というか、いつも自然に皆さんがやっていることなので順光は飛ばしましょう。
逆光や、半逆光も、同じような感じですから、逆光と、サイド光で写真がどう変わるのかを体験していただきます。
逆光
ブースは二つ。カメラの設定で真っ暗になったり、低コントラストな写真になったりします。
逆光で撮影をするとき、測光モードにも気をつけましょうね。
真っ暗なシルエットにしたい場合はマルチパターンがオススメだし。
中央部重点でも、ピントを合わせるところが光の部分なら真っ暗シルエットになるし。
機材の個性によって、反応がバラバラ様々です。
サイド光
サイド光 右から
サイド光は、立体感が出ますよね。
サイド光 左から
コーヒータイム
この談笑の時間、じつは大切ですよね。だって、「今日の内容よくわからなかった。」とか「他の人はどんな写真とったんだろう」とか、見せ合ったりお話ししたりできるんです。
ぴくぴくと聞き耳を立てていると、「どこか良い写真撮れる場所ないかなー」というお話をされていたり、会話が写真のことやカメラのこと。聞いているだけで嬉しいです。
また、この時間帯に、聞けなかったことをちらっと質問してくれる方もいます。
受講生の声
正解がわからない
ごめんなさい。今回は、事前説明の中でも、正解というか見本を示しませんでした。それは、逆光で撮影すると、どんな写真になるのかを、先入観を与えずに撮影してもらいたかった理由からです。
フクロウと象ならフクロウの方が可愛い
ええと、偏見ということではないのですが、フクロウは毛が生えていてもふもふしていますね。そのため、逆光やサイド光で撮ると、毛が透けたり、フワフワ感が出てとってもかわいいんです。まさに獣を逆光で撮ると、愛らしく雰囲気が出ます。また逆光気味で撮影すると、眠たい印象になります。
逆光がうまくいかない
目指していたイメージ通りに写真が撮れなかったら、それはうまく言ってない。ということです。
今回は、見本を示さなかったので、どうとって良いかというのに迷ってしまった受講生が多かったですね。
初心者には厳しかった内容になってしまいました。もう少し、わかりやすく説明をつけようと思います。
で、正解は?
真っ暗なシルエット状態になっても正解です。真っ白で、ほんのり被写体が見えていても正解です。意図してなかった結果になり、納得いかないという受講生も多くいらっしゃったと思います。
撮影してみた結果、「これでいいのかな」で、思考が止まってしまった方、「もっと被写体の顔が見えるように撮りたいな」と、仕上がりにイメージを持った方で作品に差が出るということですね。
ちょっと、意地悪な指導だったかなあ。次回は丁寧に指導できるように心がけます!
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