【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第34回焦点距離とイメージサークル①プリント

2020-09-17 19:30-21:00 @イオンタウン野々市

みなさんこんにちは。

今日は、焦点距離についての内容です。

が、前回のカメラ清掃のあり方について少し。清掃というのは、撮影テクニックと同じでなかなか難しいんです。前回のblogのほうに詳しく書いておきましたのでしっかり復習をしたい方は、そちらをご覧ください。大切な部分なので。自力でどうにもならない方は、先生に頼んでくださいね。

レンズを点検

カメラ清掃あるある。クリーナー液が残ってしまう。液量が多いかも?ちょっと減らしてみよう。

クリーナー液が残っている。
アルコール清掃

結構難しいようで、苦戦している受講生さんもいらっしゃいました。

レンズ曇り

レンズ曇り
アルコール清掃

こちらは、レンズになんとなく白いモヤっとしたものが全体的にあります。ガラスのコップを綺麗に洗って、戸棚に入れておくとこんなふうに白く曇りますよね。あれはなぜかなあ。まあ、よくあることです。

ただ、レンズの内側に曇りがあると厄介です。例えば中古でレンズを買うときに、内部にレンズ曇りなどがないか、内部のど真ん中にゴミなどがないか傷などがないか、そんなことも確認できると良いですね。

犯人はレンズキャップ?

レンズキャップの内側にゴミがついていると、そのゴミがレンズについてしまいます。今回は、野草のタネのようなものでしたからブロアーで綺麗になりました。清掃をしておくと、ゴミがつきにくくなり、ブロアーで解決する場合も多いです。

撮影直前、お出かけ後、マメに愛機の点検をするという習慣を!

頻繁に撮影におでかけする方は、ブロアーをポケットに潜ませて撮影直前に、シュッシュ!とホコリを飛ばしましょう。そのあとにレンズクロスで優しくゴミを払う。レンズを綺麗にすることで、撮影する写真も綺麗になります。

お出かけの後も、ブロアーでシュッシュとホコリをとっておきましょう。

レンズペンもオススメ

レンズペンもオススメですが、一点気をつけてほしいのは、チップ側で清掃するときです。

ブロアー→ブラシ

ここまではいいです。

ブロアー→レンズクロス

という、手順と同じようなものですね。

そのあと、レンズを拭いていくという工程があるのですが、小さな砂などが、まだレンズについているのにも関わらず、グリグリやってしまう方を見たことがあります。

それって、何をしているかわかっているかのう?

砂っていう細かいガラスの破片でレンズを傷つけているのと同じことですけど?

それで、受講生には今のところレンズペンを使わせていません。(使うのは自由!)

目が良くない方には、特にオススメできないです。だって、砂がついているのかどうか判断できないでしょう。

とにかく、基本はブロアーね。レンズペンもハケ部分をサッサとやるには良いです!!

個人的にはオススメレンズペン

受講生のHさんから、「レンズペンは?」と質問があったのですが、前回の時は使いませんとお伝えしました。それは、そういった危険性があるからです。ここは、初心者の教室なので何が起きるかわかりません。

カメラに慣れている人とか、中級者の方ですとそれなりの知識もあるのですが、あくまで初心者ということを前提に指導しているため、光学機器類の扱いについては正しく導かなければなりません。

オススメレンズブラシ

エツミ クリーニングブラシ 日本製 ブラック VE-5297
信頼の日本製。上質なヤギの毛を使用したクリーニングブラシ。ワンタッチでブラシが本体に収納でき毛先を保護します。

レンズペンじゃなくて、だったらレンズ専用のブラシでいいじゃん。

そうそう、これを持っていれば良いのじゃ。ブロアーとレンズ用ブラシで、ゴミやホコリはとれまする。

ブラシの使い方はひらがなの「り」という文字を書くように。ひらがなって便利だな、アルファベットだったら、何で表現するの?

外観用ブラシもあるから気をつけて!!

カメラの清掃道具には、「外観用」と「レンズ用」とあります。どちらにもO.K.というものもあるのですが、とにかくレンズ面にキズをつけないことです。

焦点距離とイメージサークル

について、話をする前に。。。

自分が使っているカメラの機種について、少し知っておいてほしい部分があります。

そのため、プリントを用意したので解いてもらいました。

プリントの一部

問題の中で、結構難しかったのは2のようです。

わざと、答えを二つ入れてあるのですが。このプリントでこんなマークあるの初めて知ったという方もいらっしゃいました。過去に講座で扱っていますが、途中入講の方は知らなくて当然。

自分が使用している機材について答えられるのって大切です。

A「なんのカメラ使っているの?」

B「Canonだよ。」

A「(Canonのなんていうカメラ使っているのかを知りたいのになぁ)」という感じでシラけてしまうかもしれません。

それに、メーカー名だけだとコンデジなのかデジイチなのかわかりませんよね。カメラ屋さんで何か新しいレンズを買うときも、機種を言ってくれないとカメラ屋さんが正しくアドバイスできないんです。

自分の機材については、せめて機種とイメージセンサーのサイズと、使っているレンズのスペックはスラスラと言えるようになると、中級者ですね。

初心者も中級者も、作品そのものに大きな差はないとは思っていますけどね。カメラの扱いや知識については初心者、中級者と言っているだけです。

イメージセンサーの大きさを知っておくと、レンズを買うときに役立ちます。

講座の様子

受講生のみなさんがプリントに取り組んでいる間、講師は前回のカメラ清掃で自信のない方のレンズの清掃をします。レンズを清掃してほしい方は机の上にカメラやレンズを置いといてね、という感じ。

15分で解き終わっちゃったT森さん一番早かったです。
カメラの内部名称が案外難しい。

日程変更でHさんが途中参加になってしまいました。前日にLINEで声をかければよかったですね、ごめんなさい。

しばらくみなさんにお会いできませんので、今回も全員参加でみなさんにお会いできてよかったです。

それまで、皆さんお元気で。自分の撮りたい写真を、めいっぱい撮りましょう。

事故や怪我には要注意です。

次回は10月29日(木)

次回の講座内容は、第35回「焦点距離とイメージサークル②」です。

日程変更が多くご迷惑をおかけします。

10月は1回ですが、11月には3回も講座がありますので、楽しみにしていてください。

リクエストがあったら、「こんなこと教えてほしいなあ」「そろそろ作品発表したいなあ」とリクエストをしてくださいね。

see you!

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