訪問日 2023-05-17
皆さんこんにちは。先日、偶然珠洲市でお仕事があったので仕事の後に、震災ボランティアなどの様子が気になりちょっと見てきました。

能登群発地震とは
2023年の5月5日 GWの真っ最中でした。突然スマートフォンやガラケーからアラートが鳴ってビックリ。自分は富山県内のキャンプ場で過ごしていたところ、大きな揺れで震度4。震源地はどこだろう。。。と調べてみると、去年2022年6月にも起きたあの「能登群発地震」だというのです。
2023年5月5日14時42分頃、能登半島沖( 北緯37度32.3分 東経137度18.2分 )の深さ12kmを震源とするM6.5の強い地震が発生し、石川県珠洲市で震度6強(計測震度6.1)の大きな揺れを観測した。 また、石川県能登では長周期地震動階級3を観測した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E7%99%BB%E7%BE%A4%E7%99%BA%E5%9C%B0%E9%9C%87
地震から約12日後の様子は、どのようになっているでしょうか?
実は5月5日以降の5月8日ごろの段階では、ボランティアは「地元能登地方在住の方のみ」受け入れております。といった状態だったんです。今は状況が変わり、その都度正しく新しい情報を仕入れて活動されてください。
社会福祉法人珠洲市社会福祉協議会
「社会法人珠洲市福祉協議会」は、「市民ふれあいの里」にあります。
〒927-1214 石川県珠洲市飯田町5−9


↑コチラで災害ボランディア情報などを発信しているようです。
災害ボランティアセンター 受付

この看板が目印です、奥へ進んでください。

災害ボランティアセンター
ボランティアセンターの様子はこんな感じ。

ボランティア活動されている方達が戻ってきて、活動報告などをしていました。








訪問時に聞いたお話では、「正院町」あたりでの活動が多いとのことです。
ボランティア募集について
現在は、飛び入りボランディアも受け付けているようです。AMは9:00から。PMは13:00からのようです。
今日見学してきたところ、県外ナンバーの車が何台か止まっていてボランティアに駆けつけてくださったようです。ありがとうございます。
ボランティア時の最低限の服装
・長袖、長ズボン
・軍手(ゴムが付いたものはフィットして握力や手の疲労を軽減してくれます)
・ちゃんとした靴(土足厳禁エリアもあるので、着脱しやすい安全靴などが理想)
・粉塵対策用のマスク
・水分補給やミニ救急セットなど
※ボランティアは自己完結、自己責任原則が基本です。それなりの気持ちの覚悟が大切です。
震災後の様子をなんとなく見てきました
正院町が被害が多かったとのことなので、周辺を見てきました。

真ん中にオレンジ色の20というあたりが正院町になります。数字は、私が撮影した写真の枚数を示しています。
珠洲市正院町付近

ヘリコプターで撮影されてニュースで見たことがある風景です。たくさんのショベルカーが止まっていました。すぐ下には大きな民家があり、とても危険な感じがします。

「危険」の張り紙、他に黄色い紙が貼られている建物も。




道路ごと落ちてしまい、ミラーが。。。
他にも、民家などが崩れておりましたが住宅街などの写真をここに掲載するのは控えさせていただきます。
珠洲市折戸町付近











美しい黒い瓦屋根がバラバラです。
珠洲市川浦町付近



その後は、狼煙灯台を目指して車を走らせました。
道の駅 狼煙


ニュース番組の映像などで、「道の駅 狼煙」の瓦屋根が大量に落下しているのを見ました。今は一部修復され、ブルーシートがかけられています。


禄剛埼灯台へ向かう途中、振り返ると道の駅が見えます。
禄剛埼灯台
パッと見たところ、特に壊れている様子はありませんでした。相変わらず白く美しいライトハウスでした。久しぶりに見にきました。


須須神社
海岸沿いを走行していると、ショッキングな風景が。。。





写真だと、大きさを伝えるのが難しいのですが、丸い円柱の塔が折れています。この塔の左側に「写ルンです」みたいなカメラを置きました。15cmほどのカメラなんで柱はかなり太く直径80cmほどはあると思います。ちゃんと測定すればよかった。。。こんなものが倒れてきたら大変ですね。





狛犬様が、倒れていらっしゃるんんだけど、、、。右側に陥没した跡があるんだけど、一度「ごんっ!」って頭を打ち付けるような形で落ちちゃったんだね。。。

この灯籠も、今にも落ちそうです。無闇に近寄らず、気をつけましょう。
珠洲市三崎町付近
須須神社から海沿いを走っていくと、三崎町はあります。良い雰囲気ののどかな場所です。


危ないので、立ち入り禁止のコーンが立っていました。


震災後の様子
いろんなものが崩壊していました。ビニールテープで危険現場を囲ったり、ある程度散らばったものを寄せておいてはありましたが、まだまだ撤去などには至らない状態ですね。車道も崩壊しているし、たくさんのクラックがありましたので気をつけて走行しましょう。余震もあるでしょうし、気をつけましょう。
まだまだボランティアも必要な状態です。
一日も早いご復興を衷心より祈念申し上げております。
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