2022-06-22 19:30-21:00
今日は、受講生のみなさんで決めた自由課題「飛翔」の作品発表の日です。
では、発表〜♪
Naohide Takamura
遊園地の乗り物に乗っている親子を、流し撮りで撮影されたそうです。久しぶりの流し撮りで苦戦しつつも、うまく行くまで頑張って撮った。
流し撮りは、被写体、カメラを追いかける正しい軌道、シャッターを押すタイミングなどが一致しないとピタリとくる写真はなかなか撮れないものです。練習が必要なジャンルです。躍動感があって、よく撮れていると思います。
Eri Chatani
モデルをお願いして協力してもらい撮影しました。若い女の子が海でジャンプする「summer」って感じの清々しい写真です。タオルを振り回して撮影することで躍動感を強調したというアイデアは良かったですね。
イメージ通りに撮影できているのが、良かったと思います。影にも注目して構図をとれば、また一つグレードアップした作品になったかな?と思いました。色合いも素敵なので、Lomoで撮影したのも見てみたかったな。
Mamiko Maruyama
娘さんの旦那さんが「高い高ーい」ってやっているところを撮影されたそうです。実はこの可愛い僕ちゃん、生まれたばかりの写真で作品のモデルになったあの赤ちゃんだったのです。
当然だけど、赤ちゃんが大きくなってまた写真教室に現れました!元気に育っているみたいで良かったです。お孫さんを、可愛く上手にとれているのだけど、「飛翔」という視点から撮り方のアドバイスとするとしたら、もうちょっと下から煽っても良かったかな?高さを感じさせることで飛翔感アップしたんじゃないかな〜?と、思いました。
Kenji Torigoe
「よさこいソーラン」の様子を撮影して来ました。踊り子たちの意気揚々とした姿を、スピードシャッターで捉えました。
人物による躍動感を得るには、ぴったりな被写体ですね。こういったお祭り系の踊り子たちを上手に撮る秘訣は、身体全体をダイナミックに動かせていて、顔をあげている被写体を発見すること。です。踊り子たちの中でも、一際輝く人と言うのはおそらくいるはずです。そう言う人は、リーダーシップのあるセンターで踊っている人ばかりとは限りません。「表情に余裕がある」とか、「心から楽しそうに踊っている」とか、「渾身の決めポーズ」とか、「叫んでいる様子」などでしょう。また、踊りの振り付けにも注目してほしい。それによって、スローシャッターにするかスピードシャッターにするかを考えるのも楽しいと思います。
みんなで鑑賞している様子
2Lサイズにプリントされた作品をみんなで鑑賞。
テーマには「飛翔」と言うことになっているのですが、話し合いの時に「人物」と言う限定もしていたので、皆さんの思うそれぞれの「飛翔」が集まりました。
その後、M.M.さんから長野県・軽井沢のお土産お土産をいただきました〜。
ありがとうございます☆
課題に取り組んだ受講生達の感想
・人を撮る(許可などの問題)って、難しいなあ。
・自分たちで決めたテーマだけど、こんなに難しいと思わなかった。
と言った感想がありました。
はい、とても難しいテーマですね。ですが、みなさんもそれなりのものを撮って来てくれました。
さいごに
現代における「人物」というテーマは、ある意味難しく世知辛いものです。「肖像権の侵害」とかプライバシーの。。。そういう部分に関わってくる分野でもあります。撮影しても良いかという許可を得てから撮影し、そのあと、撮影された人の許可を得るなどしないと作品として発表ができないですね。
だけど、一番面白いのが人物です。一番撮りやすいのがお祭りでしょう。お祭りで活躍する姿を撮られて文句を言う人はほとんどいないとは思いますが、やはりフォトコンなどの応募規定や応募規約には、
「第三者の肖像権、著作権その他諸権利を侵害することのないようにしてください。」
といった文章がよく書いてあります。また、そう言ったことに関するトラブルもコチラでは一切責任を取りません。と言う文言も書いてあります。そういったトラブル含みの作品は、例え入選しても辞退するハメになりますので、気をつけましょう。コンテストに限らずSNSで何か掲載するときは、写そうと思っていない後ろの人を消してあげるとか、モザイクをかけてあげるとかそう言う配慮も大切です。
トラブルなどを起こさず、楽しくフォトライフを!
次回は、6月29日(木)です。
カメラのメンテナンスを行います。
・カメラ一式
・取扱説明書
・清掃キット
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