2023-02-16 19:30-21:00
みなさんこんばんわ。今日は、前回の物撮りの対象を小物からケーキに。せっかくケーキをとるということなので夜間の教室では自然光など取り入れることができないのでお手軽な照明を用意しました。
まずは買い出し
ケーキが映えるように、DAISOなどで小物や便利な道具を買い揃えます。
背景などに使えそうなものや、個人的に好きな柄の布などを各自購入。
お皿は自宅から持ってきました。わざわざ色付きのものを使う必要はありませんが、ケーキと相性の良いお皿を見つけるのは大切なポイントです。
保冷バッグでケーキをしっかり冷やして持ってきてくださったのはTさん。ありがとうございます。
菓子工房エクラタン
写真教室からも近い野々市市にあるケーキ屋さん。生菓子以外にも贈答用のケーキやお菓子などが販売されています。
それぞれ、食べたいor撮りたいケーキを選んで、好きなお皿を選び、選んだ人から順に簡易スタジオで撮影していきます。
セッティング完了、まずは撮って行こう
待っている間は教室の隅っこで撮ってもらい、照明を当てたケーキと比較してもらいます。
ひたすら撮ります。構図に苦戦しているみたい。
どう撮っていいのか、など悩んだようです。
照明を当てても、暗くなったり露出を安定させるのがまた難しかったみたい。
ケーキなどの撮影は、温度に注意して!
生クリームなどでコーティングされたり、盛り付けられているケーキを、熱をも発生させるような照明に当てるとクリームが溶けちゃう。まあ、今回はLED照明だからそこはあまり気にしなくって良いです。でも、広くはない教室に冬なので暖房が付いていて、、、。やはり室内温度は上昇します。
何事も体験することが大事
撮ってみると「何が難しい」のか。どうして難しいのか。という、見えない壁にぶつかります。コツが掴めなかったり、何が正解なのか分からなかったりね。簡単な言葉で言うと「美味しそう」に撮れていれば正解。撮れた写真の、改善点はどこかを発見していくこともステップアップにつながります。
ケーキ職人の目線になって考える
私が料理や食べ物の撮影依頼を受けて撮影するとき、時間に余裕があれば作り手の気持ちを聞いたり見つけようとしたりします。
料理人によっては、「料理は自分の子どもと一緒。可愛がって撮ってほしいんや」なんて言われたこともあります。また、ケーキなどは「盛り付けている人の目線」でケーキを見ると風景が見えてくることもあります。
しかしこれは、私が個人的にとる方針としてやっているだけのもの。実際シェフや職人さんに聞いたら「特に決まっていない。別に、好きに撮って」と言うパターンもあります。
ちゃっちゃと撮る!
料理は鮮度が命ですから、時間をかけずにさっさと撮ることが大切です。いくら焼き菓子だからといっても、何時間もかけてとるとパッサパサ。です。
そして、美味しい状態で食べることが大事ですね。
エクラタンのケーキ、いただきます!
受講生が一番楽しみにしていた時間がやってきました。
仲良く実食。どんな味だったか気になるケーキを選んだ人には、食レポしてもらいました。
撮影の感想は、「お皿の色とケーキの組み合わせで印象が変わる」「ケーキの形によっては、どう撮っていいのかわからなかった」「四角いケーキの魅力を引き出せなかった」とか「ケーキのタグはどうしたら?」など、さまざまな悩みが出てきました。
写真そのものの撮り方という部分とは、別の悩みが出てきて、そこを今回は一緒に学びました。
スマホでごめんね
私が iPhone12 Proでサクッと撮ったケーキ。
物撮りやテーブルフォトというきばったものでなく、これからは気楽に撮って楽しめると良いですね。
次回は、「作品展の発表と講評」です。
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