データ復元ソフトのおすすめは?SDカードのフォーマットから完全復旧可能か検証

写真、動画のバックアップはどうしていますか

SDカードをデータ復元おすすめソフト

写真のバックアップはどうやったらいいの?という方は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。SDカードが満タンになるまではとりあえずカードに入れたまま、という方も意外と多いようです。
SDカードに入れたままというのは、実はおすすめできない方法なんです。

意外と壊れるSDカード

SDカードがある日突然エラーで動かなくなったという経験をしたことはありませんか。
箱には永久保証とか、耐久何十万回とかいろいろと書いてありますが、あくまでそれはカタログスペックです。
実感から言うと、プロの場合は1日に数枚、何十GBのカードを毎日使ったりしますが、それで年に1、2枚は壊れる頻度で起きています。
有名メーカーの上位モデルのカードを使っていますが、それでもこのくらいは壊れます。
もちろんプロの場合はカードが複数入るカメラを使って、必ず2枚でバックアップしながら撮っているので結果は大丈夫ですが、GoProなどどうしても1枚しかカードが入らないカメラで、動画撮影だったりすることもあるので、カード破損の危険とは隣り合わせです。

エラーで壊れる、自分でフォーマット、消去してしまうケースも

SDカードの壊れ方で多いのは、撮影していると急にエラー表示になって写真が撮れなくなり、再生も不可能になっているケースと、カメラから抜いてPCのカードリーダーに挿すと認識しなくなっているケースでしょう。
後者の場合は、カメラでは見えるのに、PCでは認識しない、カメラとUSBで繋いでもやっぱりダメということもあります。
これらの不具合は物理的にカードが壊れているのでは無く、ファイルを管理するデータが色々な原因で破損して、中身が見られない状態になっているだけのことがほとんどです。

次に多いのは、しばらく使わないで保管しておいたSDカードが認識しなくなってしまっているケース。これも意外と多いので、カードにだけ写真を保管しているという方は要注意です。

さらに人為的なケースとして、自分でフォーマットや消去してしまうことも周りではよく聞きます。複数枚使っていてカード新しいものに入れ替えたつもりが、前に使っていてまだコピーしていなかった物を消してしまったり。

データ復元サービスは非常に高価

いろいろバックアップや誤消去防止の策を尽くしても、どうしても壊れたり消えたりしてしまったSDカードやHDDをなんとかしたいということもあるかと思います。
そういう時、よく聞く「データ復元サービス」などが思い当たると思いますが、ファイル一つ数万円とか、カードやHDD一個となると莫大な費用がかかる場合があり、本当に戻るという保証はないものです。

自分でデータ復元ができるソフト

それでは数十万円もかけられないならSDカードが壊れてしまったらどうしようもないのかというと、ここで最後の砦として頼りになるのが、データ復元ソフトです。

データ復元ソフトも、いろいろなメーカーのものが沢山出ていて、特にすぐ復旧したくて急いでいたりすると、どれを選んで良いか判断つかないこともあるかと思います。
筆者も20年あまり、スマートメディア、メモリースティックなどの時代からデジタルカメラを使い続け、保存するHDDも100MBの頃から何台も使い、沢山壊れてきた経験から、バックアップはもちろん大切ですが、
本当にいざというときのため、復元ソフトも数々テストしてきました。
復元ソフトも様々で、壊れたメディアを認識するもの、しないもの、解析も早いものから数日単位でかかっても成功率の低いものなどいろいろありました。

おすすめはEaseUS Data Recovery Wizard

その中で2020年現在、最もおすすめできるソフトは「EaseUS Data Recovery Wizard」です。

大手企業のシステム部門やデータ復旧サービスでも使用されいる上位版「Technician」エディションから、一般向けの「Pro」、無料版の「Free」があります。
WindowsとMacどちらも揃っています。

公式サイトはこちら。

Windows版
https://jp.easeus.com/data-recovery-software/

Mac版
https://jp.easeus.com/mac-data-recovery-software/

無料のFREEでも2GBまで復旧可能

エディションの違いは、無料のFreeだと復元が2GBまででファイルの復元のみの機能、「Pro」からはPCが起動できない場合の起動ディスクを作って復元できる機能やサポートが含まれ、すぐ今だけ必要な場合の1ヶ月ライセンスから永久ライセンスまで分かれています。永久でも1万円代です。
「Technician」は企業向けとして複数のPCへのインストールや、EaseUSの技術スタッフからの年中無休のサービスを受けられるなど、復旧業務に使えるような仕様、それでも数万円になっています。

カードからどうしても2、3枚大事な写真や動画を復旧したいという場合は2GB制限のあるFREEでも大丈夫です。

SDカードのフォーマットからデータ復元できるかテスト

データ復元が必要になるトラブルで一番多そうな、間違ってカードをフォーマットしてしまった。という場合を想定してテストしてみました。
カードのエラーの場合も、物理的に断線したとかでなければ、大体このケースと近い状況かと思われますので参考にしてください。

満タンの32GBのSDカードをフォーマット

用意したのは32GBのSDカード、FUJIFILMのミラーレス一眼で撮影された写真、動画で満タンになっています。
写真データ420ファイル。RAWとJPEGで210ファイルずつ。
動画データ4K400MBps、1秒から3分のデータが9ファイルです。
32GBのSDカードがこれら429個のファイルでフルになりました。

これを容赦無くカメラでフォーマットします。

この通りファイルは空っぽになりました。無情な0項目、32GBの空き。

復元は「スキャン」して「選んで」「復元」するだけの簡単操作

EaseUS Data Recovery Wizardを起動すると、Macの場合はシステム系のソフトでよくあるように、Macのパスワードを求められます。
あとは、内蔵ドライブや外付けドライブなど一覧で並んでいる画面が出てくるので、目的のSDカードの「スキャン」ボタンをクリックします。

32GBの解析に「5分」台の高速スキャン

するとディープスキャンが始まり、ファイルの痕跡を探してくれます。
容量によってこのスキャンの解析時間がかなり変わりますが、Data Recovery Wizardはかなり早い方だと思います。

テストに使った32GBのSDカードで、スキャンに要した時間は「5分40秒」でした。
同種のソフトによっては数時間かかるものもありましたので、これはかなり高速と言えます。

ファイル名は元のファイル名から変わっているが探しやすい

解析が終わると、見つかったファイルがこのような画面でフォルダ分かれて表示されます。
いったんフォーマットされてファイル名などが失われているデータですので、元々のファイル名では無くなっています。動画なら「FILE01.MOV」写真なら「カメラの名前-123456.JPEG」のように解析されて表示されますので、とても探しやすいです。

解析結果では元々同じファイルだったものが二つのファイルとして認識されたりするので、32GBのカードですが、51GBのファイルが解析で表示されました。簡単に説明すると、フォーマットというのはファイルの住所録みたいなものを消去して何も入っていないことにするものです。そのため、元のデータそのものは何のデータかも分からないデータの羅列としてはメディアに残っています。復元ソフトはそれを読んでファイルの元々の種類などを解析するので名前は変わったり、消したはずの以前のデータが読まれてカード容量以上のファイルが出てきたりするんですね。

ファイルのサイズや拡張子を参考に、復元したいファイルを探します。
ファイルの作成日時なども大抵解析されるので、それらを見ながら、目的のファイルを探すのも良いですし、とりあえず復元できるものは全て復元して保存してみてから探すのも良いでしょう。
FREE版ですと、この時に復元できるサイズが最大2GBなので、作成日時などから目的のファイルをよく探して選ぶ必要があります。

全部復元して、どれだけ復旧できたか検証。復元も14分と高速でした。

今回はテストですので、とにかく全部復元してみます。
32GBのカード満タンの状態で認識されたファイル(総計51GB)を復元するのにかかった時間は「14分5秒」でした。

参考までに、カードリーダーはUSB3.0接続でこのカードではリード50MBpsほどの速度が出ていました。

これでも非常に高速だと思います。ほぼ同じスペックのMacで同様の作業で数十時間かかるソフトもありました。

写真も動画も全部見られました!復元率はRAW1つ消失の99.8%

さて、気になる結果です。

429個あった写真・動画データのうち、428個が正常に復元されました。
その成果は約99.8%の復元率です。

9つの動画ファイル、合計23GBは全て正常に復元され、問題なく全て再生が可能でした。

写真データはJPEGが210ファイル、RAWが209ファイルの復元に成功しました。復元できたファイルについては、全て正常に開けました。
出てこなかったのは、RAWが1ファイル消えましたが、これだけ高速に復元できれば大変優秀ではないでしょうか。JPEGは全て復元されたので、写真も動画も、中身は全て見える状態で復元されたと言っていいでしょう、

結果として、間違ってフォーマットしてしまった!くらいでしたらほとんどのファイルを自分で助けることができる可能性が高いということになります。

HDDや SSDにも対応。いざという時のお守りに。

「EaseUS Data Recovery Wizard」はSDカードなどのメモリーカードはもちろん、HDDやSSDなど内蔵、外付け問わず対応していますので、カメラ関係以外でも、間違ってファイルを消してしまった時などには大変有効だと思います。

Pro版になると、起動ディスクを作成して、動かなくなったPCを起動して復元したりもできるので、バックアップも気をつけているけど、それ以上に万一に備えておきたいという方にもおすすめできます。
リモートワークなどで、個人でのデータ管理がますます重要となってくるこれから、こういうソフトや方法もあるということをちょっと覚えておくと、いざという時のお守り的にも役に立つかと思います。

公式サイトはこちら。フリー版をダウンロードして、オンラインでプロ版などのキーを購入する方式で購入できます。

Windows版
https://jp.easeus.com/data-recovery-software/

Mac版
https://jp.easeus.com/mac-data-recovery-software/

Amazonでもダウンロード販売されて、Amazon’s Choiceやベストセラーにもなっているようです。

1ヶ月ライセンス版

永久ライセンス版

Macの1ヶ月ライセンス版

Macの永久ライセンス版

このほか、iPhoneやAndroid用の復元も可能なアプリも用意されています。

iPhoneやiOS用

WindowsとMac用のiPhoneデータ復旧ソフト - EaseUS MobiSaver
【EaseUS公式サイト】最も強力なiPhoneのデータ復旧ソフト、iPhone/iPad/iPodから簡単に削除または無くなったメッセージ、連絡先、写真などのデータを取り戻します。

Android用

EaseUS MobiSaver for Android - Androidデバイス用のデータ復旧ソフト
【EaseUS公式サイト】EaseUS MobiSaver for Androidは、連絡先、メッセージ、ドキュメント、動画、音楽、写真など、あらゆる消えたデータを復元できるAndroid端末向けのデータリカバリソフトです。

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