2021-10-28 19:30-21:00
今日は、3名欠席でした。みなさん、お仕事がお忙しいようで、大変ですね。お疲れ様です。
本日の講座内容に入る前に、作品発表がそろそろあるのでテーマを決めましょう。
作品発表のテーマ決め
作品発表のテーマを決めたいと思います。と、話し合いをしましたところ、
・風景
・紅葉
・なんでも
・なんでも
・なんでも
と言った意見が出ました。欠席者の方もいるので、また次回に聞いて決めていったらいいかなと思います。
本日の内容
今日は、月についての座学がメインです。地球から見える月について大雑把に学ぶ内容です。
前回の課題発表のために、受講生各自で「月の出・入」について調べて撮影に挑んできました。
月食に向けての準備となります。晴れるかどうかわかりませんが、この現象が起きるときには「いつか必ず受講生たちの一助となる練習になるはず」ということを信じてこの講座内容を実施しました。
月を撮ろうというテーマで、講座内容はこのようになっています。
地球と月はどちらの直径が大きい?
こんな質問をしてみたところ、1名は月の方が大きいかな?なんて解答がありました。
こんなような基本的な内容を説明していきました。詳細はここには書きません。
月面はどんな模様に見えますか?
この質問での受講生の回答が結構面白かった。
・マッチョが上腕二頭筋を自慢しているように見える
・ウサギがどれかはわかりません
他にも、世間で言われている「有名な月面」とは全く違う回答が多数あったのがユニークでよかったです。先入観なく月面の模様を見えているというのは、新しい発見にもつながるので楽しいと思います。
被写体を見ることの大切さ
今年は、星座や流星、月面などの撮影が中心となっていました。
天文写真というのは分野が広く、ちょっとやってみた程度ではまともなものが撮れない難しい対象です。
写真教室に、この分野を持ち込むのを躊躇していた時期もありますが、この教室の受講生たちが2年以上も通ってくださり、私の意図を理解して難しい被写体を課題にしてもちゃんと成果を出してくれてきたのでこういった課題に取り組むことができたのは大変嬉しいことです。
しかしながら、見たことがないものを撮るのは難しい話です。
例えば、鳥屋なんて言われる鳥を専門的に撮っている人の中には、小さくて機敏な動きをする鳥を流し撮りで得意とする人と、動かない永住巣のような動物学的希少価値のような場所を狙う人と、猛禽類しか撮らない人と、いろんなジャンルがあると思います。一言で鳥といっても、対象によってレンズをマクロにするのか望遠にするのか変わってくるし、いろいろ違うと言うことです。
天文でも同じことが言えます。分野は広く、奥が深い。セッティングをさっとして手軽にそれなりのものを撮ってさっさとソフト使ってレタッチを楽しむ人。どちらかと言うと、写真を撮る時間よりも高級なディスプレイを見てニヤニヤしている時間の方が多いという。
でもね。ちゃんと被写体を見ていない人の写真って、薄いんだよね。ただ写っている写真じゃなくてさ、「これを撮ってきました!」っていう写真を撮って欲しいわけ。その場合に、技術的な部分が不足していても「コレが撮りたかった!」っていう気持ちはちゃんと写真に現像プリントされるから。こっちも、それは汲みとります。
撮る前に、じっくり見て観察をしてほしい
というわけで、上下反転で像が見える倍率15倍の組み立て望遠鏡を持ってきました。
天気が良かったので、みんなで組み立て望遠鏡で、手持ち「木星」を観察してみました。
三脚ネジがついているので、三脚に取り付けも可能。
コリメートという撮影方法
天文の世界では、とてもよく知られている撮影方法です。
自分が子どもの頃は、兄の屈折望遠鏡に写ルンです(フィルム付きカメラ)をコリメート撮影して月面を撮った事があります。ピントがビミョーなものが写っていたと思います。笑
教室の張り紙を、スマホで手持ちコリメート撮影をしてみました
帰り際に、月をスマホで手持ちコリメーをしました
想像してください。手持ちです。ピントや露出を合わせて撮るのは大変なので、こんな感じですが組み立て望遠鏡には三脚用の穴が空いているため、三脚につけて使うことができます。コリメートも簡単です。
次回は11/11 月を撮ろう part4
そんなわけで、次回は、「組み立て望遠鏡」をつくります。
こちらを用意しますので、「教材費2755円」をご用意ください。
欠席・退会などで不要な方はLINEでお知らせください。
よろしくお願いいたします。
それでは〜
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