3.11 東日本大震災
今からちょうど10年ほど前。大変なことが日本で起きました。みなさん各自黙祷してくださいました。ありがとうございます。
【全文】天皇陛下のおことば 東日本大震災10年 犠牲者の追悼式
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210311/k10012909601000.html
ここから講座の内容です
2021-03-11 19:30-21:00
今日は、3名がお休みで、寂しかったです。
プチ電車のセッティングをするために、講座前に早めに来て準備を手伝ったくださったM山さん、S水さん、どうもありがとうございます。
ひたすら撮影をするという講座内容
今回は、参加人数が5名だったので、1クールの撮影時間を10分に変更しました。(※流し撮り後編参照)
①②③右回り
④⑤⑥左回り
というふうに、電車を走らせました。
定点撮影をし始めると、人はほとんど移動しません。それがダメって言っているわけじゃない。同じ場所で何時間も粘るのは普通のことなんですが、講座には時間に限りがあります。そして、平等である必要があります。だから、決められた時間ごとに場所を変えて、全員が全方位からの撮影をすることができる状態を作り出す必要がありました。そのための移動です。また、区切ることで、脳が休憩できますからね。
三脚を使った流し撮り
教室の様子です。ご覧の通り、受講生たちが全員三脚を使っています。
「せっかく持っているのだけど、ほとんど三脚を使う機会がない。」「三脚に慣れたい」「是非三脚で流し撮りをしたい」という受講生の声があり、今回の講座を実施しました。
人によっては、三脚使う方が煩わしいという方もいるでしょうが、実際に撮る時はねえ、使う使わないは自由です。流し撮りがうまく撮れていればね。
時間はあっという間に過ぎ去った
10分をワンクールにして6回移動。あれ?もう1時間も経ったの?と、受講生の皆さんは感じていたようです。
集中すると、時間というのはあっという間に過ぎていくものです。
受講生たちの作品
さて、3度目の流し撮りなので、皆さんはうまく撮れたかな?
まあ、みなさん上手に撮れている。
前回と何が違うかって?
はい、良い質問です。前回よりも、みなさんシャッタースピードを遅くして撮影しています。これは、三脚があるからうまくできるシャッタースピードなんだということが言えると思います。
具体的な数字を言うと、前回は、1/80くらいで練習をしてもらっていました。
今回は、1/60、1/20、 1/13と個人差がありますが、1/80で撮影した人はいませんでした。すごいです。
レール系の被写体は、三脚を使えば右から左、または左から右などの動きを忠実に狙えることがポイントですが、追従するスピードを被写体にぴったり合わせるのは撮影者の仕事です。ピントは置きピンでいいでしょう。
様々な撮り方がある、自分の得意不得意があるということ
人それぞれ、得意不得意があります。カメラにも個性があり、得意とする機能はそれぞれ違います。写真は、撮りたいと思うイメージ通りに撮れているかどうかが大切です。
撮影方法に基本はあります。あるけど、こうやった方が上手く撮れるんだという場合は、上手く撮れる方法を優先すればいいと思う。流派とか絶対的な決まりはないんだよね。自由です。
ぜひ、今後の作品作りに生かして欲しいと思います。
次回は2021年3月25日(木)
次回は、座学がメインです。内容は、「流し撮り まとめ」です。
「また流し撮り〜?」
はい、流し撮りは奥が深いんで、まとめをさせてください。
「前編は、どう撮るかを考えエセチョロQを流し撮り」「後編では、プチ電車で流し撮り」「三脚編では、三脚を使って流し撮り」をしました。他にも応用編などがあるのですが、それはまとめの中で紹介をします。
3回流し撮りをしてみて、どんなことを皆さんが思ったのかを聞いていきます。
では!
◆北國新聞文化センター 写真教室 | イオンタウン野々市教室 (石川県野々市市白山町4−1)◆
講師: フォトグラファー 清水梅子 | Yusulaco Shimizu
社会人の方が仕事帰りに学べる19:30から21:00までの夜間講座です。「1眼レフを買ってみたものの、使い方がよくわからない」「こんな風に撮りたいのに、どうやったら撮れるの?」という悩みを抱えていらっしゃる方から「グループレッスンでみんなと一緒に学んでいくのが好き」という方など、受講動機は様々です。座学では、カメラの仕組み、レンズの特徴、構図の撮り方、色のこと、たくさん学ぶべき内容があります。夜間なので、課題(宿題)に取り組んでいただき、課題発表や仲間が撮影したものを鑑賞・そして講評などで知見を深めていく講座です。ご体験、ご参加、お待ちしております。