2025-10-09 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子

今日は、課題発表があるのでホワイトボードの準備。

皆さんこんばんは、今日もお仕事お疲れ様です。
今日は、久しぶりに全員が出席してくださいました。
本日の講座内容

本日のメニューは3つです。
展示方法についての話し合い
まずは、展示方法の話し合いをしました。「いしかわ動物園のいきもの」をテーマに、受講生たちが撮影に取り組んでいます。

これまでに記念祭で展示したテーマやスタイルは、上の表の通りです。
撮影していく中で、生き物によっては、1枚写真での発表よりも数枚並べたいという希望があったので、ベストな展示方法をみんなで案を出し合いました。
課題発表の様子
「道のほとりの月光」 ©︎Mamiko Maruyama

通勤路でいつも見かけるススキがあって、その場所で撮りました。ススキが揺れるので、カメラ設定を工夫しました。サブカットは、コスモスと月を撮ってみましたが、風で揺れてあまりうまくいきませんでした。
メッセージ
圧倒的なレンズの描写力に、みなさん引き込まれていましたね。久しぶりの作品撮影に心癒されたことと思います。ススキの写真とコスモスの写真、構図が似ているのに光の加減ひとつで、ガラリと印象が変わります。ススキは透過しないタイプの植物ですが、雲の動きと月光の加減が一層ススキを引き立ててくれてその瞬間をとらえることができて嬉しかった様子が説明の時に伝わってきました。次は、機材の力に負けないような作品を目指して取り組んでみてください。
「大仏覚醒」 ©︎Kenji Torigo

本当は、違う大仏と撮りたかったんですが、高岡大仏に合わせて月を撮りました。月がどんどん移動していくので苦労しました。大仏がメインで月をぼかしたかったのでうまく行きました。サブカットは、大仏さんのスポットライトが急に落ちてしまって自然光で撮影したものになります。
メッセージ
誰が撮ったと名前を書かなくても、「あなたが撮りましたね」と私を含めて受講生全員がわかります。これが、あなたしか撮らないオリジナルの写真そのものなのです。自分が撮りたいものを貫く姿勢は、プロ顔負けです。こういうのパッションって言うんだよね。チクリと指摘することは、構図が完璧すぎてカツカツになりがちなので、もう一枚、引き目の構図のものを予備で撮りましょう。受講生からの感想にもありましたが、タイトルも面白いし月が大仏様の頭上に乗り何かが降臨して覚醒したような神秘的だけどなぜか面白い一枚です。螺髪の影が光背に見えますが、高岡大仏の螺髪はとんがってないんですよね。でも、月が螺髪の上に乗り、光背に投影された影はまるで螺髪のように見えているのは、まさに奇跡的です。(本当は、大仏様の右頭の角ではないかと思うのだけど)
ライトアップされた角度、時間、撮影した角度、月齢、月の位置とどれひとつ狂ってもこうなりませんね。努力する人にはこういった奇跡が遭遇するのだと感じさせてくれる一枚でした。
「雲隠れ」 ©︎Makiko Otera

実は、体調不良であまり真剣に取り組めなかったのですが、なんとか撮ってきました。ススキと月を撮ってみたのですが、距離感がうまくいかなくて苦戦してしまったので、雲と月を撮りました。サブカットは過去のものですが、パステルカラーの空に浮かぶ月と山の稜線を入れて撮影したものです。
メッセージ
風が強く吹いている中、明るい月の光が、コロコロ変わって、時々顔を出したり出さなかったり。雲の妖艶な動きをしているのが感じられました。シンプルだけど、2度と同じ形にならない雲を主題にした作品は、よくみる相性の良い組み合わせながらも、明るい月が黒い雲に隠される瞬間の写真が、なかなか素敵だなと思います。体調不良の時は、無理せずに身体を休めましょう。
「手が届くかな?」©︎Shigehiko Furuya

月の撮影に苦戦していると、どんどんどんどん月が高くなってしまって、狙っていた風景に月が収まらなくなってしまいました。そこで、過去に学習したロモインスタントからヒントを得て、多重露光に挑戦しました。月は200mmで撮影して、キャップをはめてカメラをしたの方にずらしてまたキャップを外して撮りました。月はぶれちゃったけど、個人的にはいい感じに撮れたと思います。サブカットは、工夫したつもりですがイメージ通りではなかったんですが、一応、掲示しておきます。
メッセージ
ロモインスタントで培った技術を活かしてくれるとは、それは大変嬉しい話ですね。最近のデジタルカメラの機能の中に多重露光モードとか便利なものがあります。使用機材はEOS Kiss2なので、そう言う機能はありません。感度はISO1600まで使えますけえど、ロモインスタントとそう変わらないかもしれません。素晴らしいのは、多重露光をするつもりがなくて、叶えたい構図を叶えるためにできることをその場で思いついた賢さです。もう一度、思いつきではなくどこまで仕上げられるのかを挑戦してもらいたい。その価値はあります。フィルムカメラでは、珍しくもなく普通にやっていた単なる多重露光です。繰り返しますが、それを知っている人にとっては普通の事なのですが、初心者なのにロモで習ったことを思い出して、自分で思いついたと言う発想が何より素晴らしいと言う事です。
「まっちょうさぎと月」©︎Kana Mizukami

ガチャガチャをして『臼もちうさぎ』が出たので、車の上に貼り付けて撮影しました。

発売元:株式会社 Qualia
発売日:2023年9月
価格 :400円 全5種
素材表示
本体:ATBC-PVC
※本商品には自立の為の補助クリアパーツが付属します
何枚か撮影したのですが、月の輪郭がしっかり写っていたのがこれだけだったので、これを選びました。サブカットは、構図は良かったんですが、ピントが甘かったのでピントの合っている方を選びました。
メッセージ
みなさんからも「かわいい!」と評判でした。はい、その通り、かわいいです。タイトルには、うさぎさんのセリフを入れても良いかもしれません。まだ、カメラを購入されて間もないので、月面撮影ではなかなか苦労されたとのことです。多機能なカメラは、頭が良すぎて複雑なことをやるので、解除指示するのもときに複雑な操作が必要になることがあります。小さな被写体ですが、月と上手に撮れている構図を自分で考えたことが何よりも立派だし、ピントを優先して写真を選ぶ決断力が初心者とは思えませんよね。その調子で、これからも自分を信じていろんな写真に挑戦してください!
みんなで鑑賞会
今回の鑑賞会は、とても盛り上がりました。

グループレッスンの良いところは、写真技術を磨いたり、知識を身につけたりするだけではなく「同じテーマ」を与えられて人それぞれ違う写真を撮ってくるという点です。それを見比べたり、自分では到底思いつかないアイデアで写真を撮ってくる人、個性が出て非常に楽しいのです。

また、皆さんと同じ時間を共有することで写真展のチーム力も高まります。もちろん個別に写真を撮ってきますが、互いにのびのびと写真を撮って、見せあって意見をもらったり、楽しんでしてもらうための大切な時間です。
フォトコンにチャレンジ
海岸愛護写真コンクール
フォトコンがあるんですが、石川県は海も山も滝も川も潟もあって自然に恵まれた土地です。せっかくなので、このコンクールのテーマに合わせた写真を撮ってきてください。

フォトコンに出すかどうかは一旦保留です。でも、フォトコンにチャレンジするような気持ちで、写真を撮ってきてください。写真展の課題があるのに。。。という心配もありますが、年内に撮れれば大丈夫ですよ。
アスペクト比の確認

カメラ設定の中に、アスペクト比というものがあるのですが、構図を考える上で重要なものです。
このコンテストでも、プリントサイズは上記の5つの中からという指定があります。
被写体や構図に合わせて、適切な写真サイズを選ぶことも写真の醍醐味です。
プリントサイズの比率を意識して、構図を考えてもいいですね。
次回は、10月23日(木)課題発表 2Lでご持参ください

テーマは、「美しく、安全で、いきいきした海岸を目指して」です。
・テーマに沿った写真 2Lサイズでご持参ください
・作品タイトル、撮影データもご用意ください。
※写真のタイトルを思いつかないからといって、AIに作らせるのはやめましょう。自力で考えてくださいね。





コメント