2021-09-30 19:30-21:00
9月21日が、中秋の名月に満月ということでこの日のために、月の写真を撮ってきてくださいという課題を出しました。
とはいえ、初めての被写体なので
「月が写真に写っていればなんでもいいよ」っていう課題です。
まずは、月を撮って見て、どんなものかということを体験してもらうことがいちばんの狙いなのです。
ところで、地球から見た月ってどのくらいの大きさ?
この質問を、受講生に聞いてみました。
・小さいメロンくらい
・んー、ソフトボールくらい
・ピンポン玉くらい
と、いくつかの意見がありました。
大きさが変わる気がする
・大きい時は、本当、すごく大きい
・すごく大きく見える時もあるし、小さく見える時もある
そういった意見もありました。
天文をやっている人なら、「ニヤニヤ」しながら回答したくなったことでしょうね。
まあまあ、その回答はちゃんと受講生にお伝えしてありますから。ご安心ください。
想像以上に小さな月
受講生に質問して、地球から見た月の大きさの印象が、大体どんなものかということがわかったかと思います。
五円玉を持って、手を伸ばして穴に月がすっぽり入るようなサイズですね。
これは、受講生たちも「えぇ〜?こんなに小さいんですか?」って感じでした。
受講生たちの課題発表
作品鑑賞
どんな作品を撮ってきたのか、感想や意見交換をしながら作品を見ます。
他の方の作品を見るのって、すごく勉強になります。そして、その人の特徴というものがだんだん現れるようになってきて、同じ被写体なのに違うような写真が集まってとっても賑わいました。
課題発表
今回面白かったのは、満月の前と後に撮影した受講生がいて、どちら側がどう欠けたのか。
月の写真をしっかり見てもらいました。
本当の満月は、クレーターがほとんど見えず、ツルツルしてる印象です。
満月の前は、どの部分が欠けて、満月の後はどの部分が欠けていくのか。そこを受講生が撮影した課題写真から観察してもらいました。
次回は2021/10/14 「地球照」を撮ってきてください。
さて、次回も課題です。というのも、ちょうど新月期に入りますので「地球照」をテーマにした課題をお願いします。
地球照というのは、地球や月は太陽の光によって照らされるわけですけども。太陽から地球へ当たる光が、月に反射して月の影になっている部分がうっすらと見える現象です。
新月期の前後には、肉眼でも観察できるので、じっくりと観察してみてください。
きっと素敵な現象を目にすることができると思います。
それでは〜
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