さて、今夜はいよいよ「おうしざ流星群(北群)」のピークです。
この流星群、活動期は長いので別の流星群とかぶっているんですよね。
放射点は、プレアデス星団の付近!
2021-11-11 23時ごろからピークのようです。
プレアデス星団は、通り名がたくさんあります。
日本では「すばる」、メシエカタログだとM45、メロットカタログだとMel.22、と、まあ、いろいろあります。今回は、おうし座だったのでメシエカタログには登録されていないヒヤデスがかわいそうなんでMel.22とMel.25でセットで統一してあげました。
国立天文台HPから
流星出現期間 | 極大 | 極大時のZHR | 極大時1時間あたりの流星数 |
---|---|---|---|
9月10日 – 11月20日 | 10月10日頃 | 5 | 2 |
10月、11月を中心に、9月から12月くらいまで活動する流星群です。放射点が南と北に分かれていて、それぞれ南群、北群と呼ばれています。極大は南群が10月10日頃、北群が11月12日頃とされています。火球と呼ばれる明るい流星が多く流れ、偶然目にすることも多い流星群のようです。
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/major-meteor-shower.html
流星は一晩中流れますが、放射点が高くなる午後9時以降が好条件です。母天体は、太陽の回りを約3.3年の周期で公転するエンケ彗星(2P/Encke)と言われます。しかし、現在流星群を形成している塵は、かなり古い時期に放出されているようで、彗星の接近と流星数の増加は無関係のようです。
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/major-meteor-shower.html
晴れていないと見れないんだよな〜
関東側は晴れ!
天文現象って、眼視の場合は晴れていないと見れないんだよね。
石川県は、天気悪いです。叩きつけるような雨です。寒いし。
ピンボケ写真を撮ると、星の明るさの違いが容易にわかります。
明らかに明るい恒星と、ちょっと薄暗いなと思う恒星の違いがよくわかると思います。
流星電波観測
Lacofilms流星電波観測所では、2021年11月11日14:41ごろにロングとまではいきませんが、ちょっと強めのエコーを捉えていました。他には、秋田、福島、東京、兵庫でも観測が確認されています。(おうし座流星群とは関係無し)
来週は、「しし座流星群」がありますから、そっちに期待しよう。
そのあとは、「ほぼ皆既月食」と、天体ショーが目白押しです。
では!
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