夏休みの自由研究 観察・研究ノートの作り方

夏休みの自由研究で、絵画や工作(作品作り)などの場合は作品と、作品工程の説明などをまとめたものを持っていくだけで良さそうですが、観察したり研究したりする内容の場合は、「研究ノート」や「観察日記」などにまとめましょう。

研究ノートの作り方

表紙には、研究タイトル、テーマ、学年・氏名

みんなが、興味を持つような写真などを貼っておくのも良いね。

研究ノートのもくじ

表紙の次には、どんなことがこのノートに書かれているのかを示すために、もくじがあると良いよ。

1.研究テーマを選んだ理由

この研究をしようと思った理由、どうして調べようと思ったのかをわかりやすく書いてね。

「お母さんに勧められて、試しにやってみたら楽しかったからやることにした」とかそういうことだね。

2.具体的に調べたい内容

研究で、何を調べたかったのか。何を知りたくてこの研究をしたのかという目的をはっきりさせよう。

3.予想

どんな結果になるか、想像してみる。

4.使った材料や準備したもの

この研究をする上で、必要だった道具や準備したこと、工夫したことなどを書こうね。

5.研究の方法

どんなふうにその研究を調べたかな。どんな実験や観察をしたのかをわかりやすく書くといいよ。

6.研究の結果

やってみて、どんな結果が得られたかな?

3.予想と結果が同じだったかな。それとも違う結果だったかな?

7.わかったこと・どうしてこういう結果になったのか

「この研究を通してわかったことは、〇〇〇〇だということがわかりました。」とか、「こういう研究をして、こういう結果が出ると予測していたけど、実験そのものがうまくいかず失敗してしまいました。」とか、事実を書こう。

有名で偉い研究者の人たちは、たくさん失敗しています。失敗したことを研究のノートに書くことも研究の一つです。その場合は、反省点を書こう。そして、どうしたら良かったのかを書いたらいいと思います。もし、時間に余裕があれば、これは失敗してしまったので、違う研究テーマにしました。ということもそれはそれでO.K.だと思います。

ここで書いて欲しいことは、結果と、その理由。どうしてこのような結果になったのか。というところです。

また、次の課題につながれば、次の年に継続して研究につなげても良いです。

8.参考にしたものを書く

この研究について調べる上で、読んだ本や辞典などがあったら

『本のタイトル』著者名(出版社名)を書きましょう。

また、詳しい人に聞いた場合は、その人の肩書きや名前を書きましょう。インターネットのHPなどで情報を得た場合は、そのHPのタイトルやURLなども記載しましょう。ただ、HPの中には個人的に書いてあるようなものや専門性に欠ける内容のものもありますので、ヒントとして利用するのは良いと思いますが、それを鵜呑みにするのではなく、本などを図書館へ探しに行って事実関係や正しい内容なのかを確認しましょう。図書館司書さんが相談に乗ってくれると思います。

植物などの観察

・絵日記のように日付、絵(成長の具合など)、様子を文章で書く。写真を撮っておくのも良いね。

一番最後に、観察したものの写真一覧を作るか、パラパラ写真などを作ると変化がよりわかってみんなが楽しんで見てくれるかもしれません。

大切なことは、強い熱意とそのものに興味を持つこと

どうしてこうなるの?

その興味を、追求していくのが研究です。

追求するために、どうやって研究したらいいのかな?こんな実験をしたら、こんなことを発見できるんじゃないかな?

そんな考察が、研究テーマになると楽しいですね。

夏休みは、まだあります。今から頑張って!

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では、良い夏休みを!

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