2025-04-10 19:30-21:00 北國新聞文化センター 写真教室 | 講師: 清水 梅子

みなさんこんにちは。
自作絞りフィルターのもう少しだけ深い理解

本日は、絞りフィルターの少し細かい部分について学習しました。

アメリカのりんごのマークを絞りフィルターの形にしました。それをオールドレンズにつけて、受講生のカメラにつけてもらって、撮影していただきました。まあ、実際に受講しないと意味はわからないかもしれませんね。
興味がある方はぜひ受講してください、受講生募集中です。
次は、前回も行った「構図練習のためのカードゲーム by Lacofilms」を再び行いました。
構図練習のためのカードゲーム part2
組み合わせによっては、理不尽な要求が発生するかもしれません。その場合は、何かを犠牲にして次の課題のカードを引くのがおすすめです。

効率よく点数だけを稼ぎたいのであれば、どれを諦めてもいいです、と言いたいところですが、このゲーム「構図の練習のためのゲーム」なので、構図はクリアして欲しいですね。というか、この構図をクリアするために、何が邪魔をしているのかを考えましょう。
それが、このゲームの醍醐味です。
撮影には、被写体をどう撮るかという要素があると思います。でも、いきなりそんなこと言われてもねえ。わからないから写真教室に通っているわけです。
だから、逆に、カードから指示をもらって、その指示通りに撮ってきてみてください。というゲームなんですね。ところが、言われた通りに撮影するのも難しいみたいです。
その難しいと、感じた部分は、何がどう難しいのかということなんですよね。
構図を考える力がそもそも不足しているという、撮影者の技量不足によって構図そのものが難しいのか。指示された被写体を、その構図で撮ることが難しいのか。被写体とその構図で撮ることは簡単だけど、さらに別の要求をされている、それが難しい。という場合なら、その別の要求は無視をして撮ればいいというゲームです。
優先順位を考えることも、撮影の大事な条件なんです。
まあ、難しいところだと思います。初心者が、一番できないのがこの辺りです。この辺りでつまづいて、この辺りで写真がうまく撮れなくなったと感じている人も多いようです。
このゲームは、そこを引き出してくれるし考えさせれくれますから、トレーニングとしては良いです。
ただ、あくまで初心者向けのトレーニングなので、本来は、「○◯構図」なんて意識して撮らなくてよろしい。撮りたいものを、撮りたいように自由にとって欲しいですね。こんなものに囚われるばかりの写真は、意味がないですからね。
受講生達が、どんどんゲームをクリアしていきました。みなさん2回目に突入し、ちょうどいい時間になりました。
ゲーム終了
トップと最下位の差は20分ほど。Tさん、構図が得意なんです。カードの引きの運もあります。難しいカードを引き当てた人には気の毒に思いますよ。振り回されちゃって、かわいそうに。
ま、でも、普段は撮らないような内容も、勉強になります。写真を自由に撮ることに、ありがたみを感じることでしょう。

受講生からは、「普段、構図のことなんて何も考えずにとっていたので勉強になりました」と言った感想をいただけてよかったなと思います。
また時間が余ったら、トレーニングがてら、ゲームをしましょうね。
「桜のある風景」作品発表の日程は2025年4月24日(木)
次回は、作品発表テーマは「2025 桜のある風景」です。
自分が撮りたい桜の風景を撮影してきてください。
2Lサイズにプリントアウトをして、タイトルを考えてきてね。
写真提出の方法
① 2Lサイズにプリントアウト。自宅プリンターでも良いが、筋などが入ってしまうことがある為、できるだけ写真屋さんでプリントしたものをご持参ください。(コンビニの写真プリントでもOK)
② 作品には、タイトルをつけてください。上手な写真とか品質の良い写真ということを目指すよりも、どうしてこの写真を撮った、この写真を選んだかということを考えられれば、タイトルをつけやすいかもしれません。
③撮影データの情報をメモしておきましょう
撮影日時 / 撮影場所 / 焦点距離 mm / F値 / シャッタースピード / ISO
※写真の裏に書いても良いのですが、ホワイトボードに展示するとき裏側が見えなくなってしまうので、ノートに書いておくなど、メモがあると良いですよ。
2025年度 写真教室日程表(第二・第四木曜日)
基本は、第二第四木曜日の講座です。日程変更箇所は、12/25→12/4です。
気象や講師の都合によって、急な変更の場合がございます。ご了承くださいませ。

では!
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