2024-04-25 19:30-21:00
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みなさんこんにちは。これまで、受講生が取り組んできた「セルフポートレート」は前回「桜の風景の中のセルフポートレート」の課題発表が無事に終わりました。セルフポートレートは野外で撮ってもらうこと、桜の風景という条件があったので条件をクリアしつつ、受講生たちが真剣に取り組んで考えられた写真が意図的で上手に撮れていました。
今回は、窓ひとつない部屋に電気を消した状態でライト1灯のみレフ板なし。モデルは受講生にお願いしました。
レンブラント風ライティングについて
有名な画家・レンブラントはパトロンのポートレート(肖像画)や自画像、その他にも色々描いているんだけど、特徴的なのが顔面にできる陰影をガッツリ描いているところです。
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この肖像画は、42年ぶりに発見された知られざるレンブラントの作品。ドキュメンタリー映画『レンブラントは誰の手に』を観ていただくと、この作品についてよくわかるのでご興味のある方はご覧ください。面白かったよ。
![](https://www.lacofilms.com/wp-content/uploads/2024/05/portrait-4-300x225.jpg)
さて、今回は人物を美しく撮影すること・綺麗なライティングというものを目的としていません。暗い所で、強めの光を当てると陰とか影の位置が認識しやすくなるので、写真がアンダーでもオーバーでも構わない。どこに光が強くあたって、どこが暗くなっているか認識してもらうことが目的です。
実際に、受講生にモデルになっていただいた方達の感想は、「光を強く当てられる被写体(モデル)は眩しくて結構ツライ」と言った感想がありました。
写真を撮る人は、ギラギラした太陽を正面に立たされたモデルの気持ちを理解する必要があります。人間に限らず、愛犬などのペットもそうです。撮られる側の気持ちも理解して、さっさと撮り終えるか、撮られる人が辛くない環境で撮影しましょうね。
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さて、「レンブラントライト風」のこの写真、何がどこがレンブラントライト風なのか、お分かりですか?
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この、頬の部分です。鼻の影によって、頬に三角の光があたっている。これが、大きな特徴と言えます。骨格を際立たせたり、人物をドラマチックに表現できたりします。
人物に限らず、写真を撮る時には、被写体をどんなふうに撮りたいのかということが常に求められるはずです。自然なスナップを撮りたいのか。キラキラしている空間を撮りたいのか。ワクワクするものを被写体に選び、その被写体をどう撮りたいか(どう表現したいか)を考える。
そうすることで、あなたにとっての作品に大きな意味をもたらします。
次回は、2024年5月16日
次回は、受講生からリクエストのあったSDカードについてです。座学で眠たくなるかなあ。。。
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