無垢アルミゆえの一手間で愛着もひとしお
メスティンというのは、無垢アルミのお弁当箱のようなものです。
アルミがむき出しになっていて、バリがあります。
蓋の縁などに、面取りなどが施されていないんですね。
このままでは蓋がジョリジョリした感じで閉まりにくいのです。これも味わいという愛好家もいますので、個性として大事にすると良いですが、快適にスッと閉まるのがいいという方はぜひ以下をお読みください。
ヤスリでゴシゴシ、面取りで蓋の開閉もスムーズ
だから、自分でヤスリでゴシゴシします。
また、無垢アルミなのでコーティングなども施されていません。
そのため、お米のとぎ汁で煮るという作業が必要なようです。
「メスティンの儀式」手順
- 二種類のヤスリを用意する。(粗いもの、細かいもの)
- ヤスリをかけやすいように適当な大きさにハサミで切って、蓋の淵など指が引っかからないようになるまでヤスリがけをする。✳︎粗い、細かいの順で。
- 30分ほど煮込んだら、取り出してそのまま乾かす。
- お米を普通に炊いて見る。
メスティン愛好者のバイブル、山と渓谷社発行の「メスティンレシピ」という本によれば、こういった作業のことをメスティンの「儀式」と呼ぶそうです。
ヤスリがけのコツ
ヤスリがけをすると、粉が出るので、新聞紙などを敷くと良いですよ。
また、粉が手につくので、軍手などを履いて儀式を行うことをお勧めします。
ちょっと、蓋のしまりに不満があるが。ヤスリがけは終わった。
次にお米のとぎ汁で30分の煮込み
お米のとぎ汁は、4リットル分ほど貯めました。
大きな鍋にいれて、水から煮込みました。
ハンドルは外そうね。
グツグツやってます。
30分程度煮込みました。
洗わずそのまま引き上げて、放置しました。
するしないは自由、好みに応じて
ちなみに、これは絶対しなけれはならない儀式というわけではありません。そのまま使っている人もいます。
そのまま使っている人は、中性洗剤で優しく洗って、すぐお米を炊いています。
儀式後は、お米を炊いてテストがおすすめ
わたしは、儀式後、続けてお米を炊きます。
普通にお米を研ぐ。
火にかけて。
ちょっと心配、蓋あけちゃった。
あ、お粥みたいになってるね。まだまだだ。見なかったことにしよう。
チリチリと音がする。
まあ!とても美味しそう。
そして、また蓋を閉めて蒸らして。
30ぷんほど蒸らして見たよ。
おお、なんかおこげっぽいものが見える。
おお、懐かしい。昭和の炊飯器の隅っこにできるおこげに似ている。
底を見たくて蓋に炊いた米を入れてみた。
このまま食べて見ました。
炊飯器のよりも美味しいぞ。。。
そして、お姉ちゃんとか姉とか義姉とかに食べてもらったら、みんなが「すっごく美味しいって」パクパクご飯食べてた。
なんだろう、確かに何かが美味しい。。。
兄は、アンチ無垢アルミだったので食べてくれませんでした。
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