訪問日 2023-05-17
今日は、仕事があって珠洲市にきました。地震であの素敵な灯台はどうなったかなと気になったので仕事の帰りに禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい)、別名 狼煙灯台(のろしとうだい)を見に行きました。
禄剛埼灯台(ろっこうさきとうだい) /Rokko Saki
この灯台は、能登半島の最北東端に位置し、高さ46mの断崖上に明治の面影をとどめる美しい白亜の灯台で、明治16年7月10日に点灯されて以来、禄剛崎沖を航行する船舶の重要な道しるべとなっています。
禄剛崎周辺海域は古くから海難事故が数多く、北回り廻船の要衝を占める地として宝暦6年(1756年)に焚き火常夜灯設置の要望がなされ、背後の山伏山の一角に灯明台を築き、火皿に油を浸し、火を点じ海難の防止を図っていたと伝えられています。
一世紀有余の風雪に耐えて、なお揺るぎない威容を誇る石造りの灯台の石材は、良材を求めて、遥か七尾湾の穴水町甲地区から搬出され、海路約60kmを小船で運び、山甲に索道を設け人力で現場へ引揚げるという難工事で、完成まで約2年の月日を要したと言われています。
また、この灯台で特筆すべきことは、灯台入口上郡にある記念額に全国の灯台の中でここだけ菊の御紋章があります。
点灯以来120余年、今なお最果ての地で光を放ち続けている禄剛埼灯台も昭和15年光源が石油から電気に変わり、昭和38年には機器の自動化が図られ無人化されています。データ
【標識名称】禄剛埼灯台
https://www.tokokai.org/map/
【ふりがな】ろっこうさき
【所在地】石川県珠洲市
【北緯】37度31分34秒
【東経】137度19分46秒
【塗色】白色
【構造】塔形
【構造(材質)】石造
【灯質】等明暗白光 明3秒 暗3秒
【光度】55,000カンデラ
【光達距離】19海里
【明弧】95度から312度まで
【頂部までの高さ(告示値)】12m
【平均水面上から灯火までの高さ(告示値)】48m
【設置、点灯又は業務開始年月日】明治16年7月10日
【管区】第9管区
【電球】メタルハライドランプ MT-250
禄剛埼灯台への行き方
1. 道の駅 狼煙(のろし)の駐車場に車を置く
2. 道路を隔てて向こう側に灯台があるので標識を見つけて進む
3. どんどん登っていこう
時々、振り返って道の駅の方を見てごらん
4. WELCOMEって木に書いてあるの
これが見えたら、また振り返って坂を登ろう。
5. ここからキツイ坂
なんとか、「パノラマハウスのろし」まで上がってきた。ここからは、坂じゃない!
6. 芝生エリアは通り過ぎて
モニュメントがあって、もっと奥の方へ進んでいって、、、
7. 禄剛埼灯台に到着!
というわけで、到着しました。午後から行くとあまり混んでいないです。美しい白い灯台。
禄剛埼灯台周辺にあるモニュメントなど
とにかく、景色が良いです。天気の良い日はウラジオストックまでみえるらしい。
千畳敷が見えるよ
岩礁のことを千畳敷っていうんだけども、これ船の底がぶつかったらヤバいね?
重要な灯台だったんだろうねえ
日本で唯一「菊の御紋章」がある灯台
看板の解説を読んでみよう。
看板には、「菊の御紋章」があるっていうことだけ書かれているのだけど、他にも看板どこかにあったかな。。。なんで、「菊の御紋章」があるのかね?ブライトンさんかいね?
この穴?も、菊にも見えるね。
むむむううう。これのことかのう。
で、どうして「菊の御紋」があるのかね?
わかんない
教えておくれよ、ウミネコさん。
と言うわけで、歴史があるのでしょう。
さて、ここからはネガフィルムで撮影した禄剛埼灯台をご覧ください。
ネガフィルムで撮影した禄剛埼灯台
使用カメラはレンズ付きフィルム Simple Use / Lomography
使用フィルムはメトロポリスとターコイズ / Lomography
灯台から見える景色。海の手前には、マーガレットが咲いていました。
このネガフィルム、かわっているんだ。カメラが変とか、不良品とかじゃなく、カラーシフトするネガフィルムなの。
青空がオレンジになって、オレンジっぽい色が青っぽくなるんです。
みんなも、この美しい灯台をぜひ見に行ってみてください。ブライトン氏が設計したっぽいなあ。
では!
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