【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第174回 長時間露光をやってみよう

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2026-07-23 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子ゆすらこ

2024年に行った第129回で、夜景を撮影して来るという課題がありました。長時間露光の講座内容は、久しぶり?という感じです。

今回、長時間露光に挑戦してもらった理由としては、花火撮影の課題を控えているからです。

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まず、撮ってみるという課題

「花火」って、真面目に撮ろうと思うと結構難しい撮影なんですよね。そのため、ここで出す課題は、「手持ち花火のスナップ」「ブレブレの花火」などを想定していて、うまく撮ることが目的というよりも「花火撮影に挑戦してみたよ」という報告をしてもらうような目的で提出していただきたい課題となっております。

課題というのは、そもそも、そういうものです。

うまく撮れたものを発表するのではなくて、「こういう結果になったんだけど、イメージしていたものとは違う。」とか「うまくいかなかった。」という不服も合わせて発表すべきなのです。

毎回、気合いの入り過ぎたものを撮って来るのは精神的にも労力的にも疲れてしまいますから、とりあえず撮ってきたよ、というそういう写真をまず、撮ることです。

いきなり「うまく撮ろう」とか野心を抱く人は多い。でも、そうなるまでにはそれなりの努力が必要です。簡単にうまく撮れる場合もあるし、うまく撮れない場合もあります。

ロモインスタントの見本写真を見たことがありますか?ピントがボケていても、何が写っているのかよく分からなくっても、なんか、たくさん写真を並べると「いい感じ」に見えることってあります。

「何が写っているのか」を探すのではなく、見たときに自分がどう感じるかを大切にするような、そんなものでも良いと思っています。

もちろん、どう撮りたかったかという前提もあるけど、出来上がった写真を見た時に「なんとなく気に入った」というものも、あるのではないでしょうか。

そういう写真もOKということです。

花火を撮影するときのカメラ設定

シャッタースピードが肝なので、その設定を操作できるようになる必要があります。

レンズの設定も、重要です。

花火を撮るとはどういう状況なのか

まず、夜なんですよね。とはいえ、星とは違って、街灯があったり、真っ暗というわけではない。だけど、忘れ物などしないように気をつけましょう。

三脚の高さ

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

三脚は、製品にもよりますが、アルミ系のものは、いつまでもゆらゆらと動いてブレることがあります。失礼な言い方をしますが、アルミ製や、安い三脚ほど、短く設置するのがポイントです。

結論を言いますが、「三脚のせいでブレなければいい」というだけの話です。他にも、ブレの原因はいくつかありますので、それは受講生の皆さんにはお伝えしたのでここでは割愛。

月と金星で練習

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

月と金星で露出時間を変えるなどして練習に取り組んでもらいました。実際、こんな感じの夜に写真撮影をすると思いますので、ボタン操作がうまくできなくて失敗なんてことがないように、今練習します。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

どうも写真がブレているなあ。と、思っている方は、何が原因なのかを考えます。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

金星の軌跡をブレたと思っている方もいますが、金星は恒星と違う動きをしているので、ずれていくのは当然のことです。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

うまく撮れたかな?金星は現在-4.2等級なのでめちゃ明るいです。こんなに街灯が光っててもすぐに見つけられます。

次は、室内で光り物を撮ります

花火は、思ったよりも明るく、明度差に戸惑います。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

暗い部屋に、ライトをつけて、果たしてどのくらいの明るさが適しているのか。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

教室の中での距離の話だし、

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

目の前の被写体に合わせた、露出時間などを考えていく必要があります。

カメラやレンズによっても、全然違うし。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

明るすぎたかな?と思ったら、どの設定で暗くするのか。

北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水 梅子

こんな感じだろうな、とイメージができる人は、こんな感じで撮ればいいし。

というわけで、花火に備えた写真撮影の練習でした。

要するに、撮りながら調整していくということ

「ああ、花火写っているね。」という写真が撮れればいいんです。構図とか、そんなことは置いといて、花火の、ヒューーーをとっても良い。「パァン!バラバラ」、ってのを撮ってもいいし。まず撮ってみる。それをやって欲しい。

花火撮影前のメンタル

ドキドキ、ワクワクしていることと思います。

でも「ブレて何が悪いの?」というくらいの気持ちで取り組んでみてください。

撮影というのは、実験のようなものなのです。

さて、作品展やらの話をしましたが、ちょっとここで作品展のテーマについてご一読いただきたい。

年末の作品展に向けてのテーマ

新たなメンバーを迎え、現在7名の受講生が写真教室に通って腕を上げています。これまでの作品展を振り返ってみましょう。

2020年度 テーマ「四季彩」(しきさい) A3プリント + フォトフレーム(DAISO)

パネル2枚(6000円)で9作品

2019年から始まった教室なので、初めて展示会に参加しました。

季節ごとに色鮮やかな風景を撮ってくるという写真でした。12の月のうち、〇〇さんは4月、⬜︎⬜︎さんは9月、△△さんは11月と言ったように、季節と彩を組み合わせた写真を展示しました。

2021年度 テーマ「部屋に飾りたい写真」 A2 カンバスプリント(木枠装丁、ヒモつき)

パネル2枚(6000円)5作品

せっかくプリントするのだから、部屋に飾りたい写真を自由に選びカンバスプリントにしました。1万円ほどですが、木枠にカンバスが打ち付けてありそれなりの品質であることやA2サイズは迫力があってよかったです。

2022年度 テーマ 「DAY」ある日の日常  四つ切り + スチレンボード(自作)

パネル2枚(6000円)4作品16点

レンズ付きフィルム(ネガ)を使った組み写真。日常生活の過ごし方を4枚の写真で表現したもの。ロモグラフィ社のシンプルユースというレンズ付きフィルムを使用し、フィルムを巻き戻して多重露光に挑戦した受講生もいました。

2023年度 テーマ「水のある風景」

パネル3枚(9000円)6作品

水といっても、淡水から海水まで、水面を狙って出会った生き物、日本海の荒々しい様子を捉えたもの、水面に降り注ぐ雪など、静と動の写真が並びました。

2024年度 テーマ 組み写真「橋」 A3 + HAKUBAフォトフレーム

石川県内の橋をテーマに取り組んでいただきました。(※撮影が間に合わず、福井県の橋を撮影された方もいます。)

パネル3枚(9000円)3名6点

同じ橋を、違う季節、違う時間帯といったように、同じ被写体(橋)を対比させる組み写真を撮ってもらいました。歴史ある犀川大橋、文学に馴染みのある梅の橋などは注目され新聞記事にも取り上げられました。

2025年度 テーマ「推しのいきもの展」 写真プリント + スチレンボード(自作パネル)

パネル3枚(9000円)5名12点

いしかわ動物園で暮らすいきものたちの様子を観察して、胸がときめく推しの動物を見つけて、撮影してもらうという内容でした。受講生の皆さんは年間パスポートを購入。この写真は、2026年のいしかわ動物園のフォトコンテストに向けた作品として取り組んでいただきました。単なる展示会で飾っただけなので、お写真は堂々とコンテストに応募いただけます。

2026年度の展示会テーマ案

講座の中で、テーマの案が出たので書き出してみます。

・歴史ある(趣のある)街並み(Maki Shimizu)

・季節を感じさせる神社仏閣(Kenji Torigoe)

・さまざまな「流し撮り」写真を展示(Kana Mizukami)

・色彩別で色担当を決めて展示(Makiko Otera)※季節は関係なく、あくまで色

皆さんの展示会です、皆さんがやってみたい、取り組んでみたいものをやると良いです。かといって、バラバラのテーマになると統一感がなくなりますので、なんでも良い自由な作品発表は、ぜひホスピタルギャラリーなどで発表していただきたいです。

過去に出た候補

そういえば、現在は京都にいらっしゃる高村さん。宇多田ヒカルさんの、「COLORS」という曲の歌詞に合わせた写真をみんなで撮って来るというのはどうか?という提案がありました。(数年前)

写真展のテーマではなくても、今後、課題にして出してみるのも面白いかもしれませんね。

・灰色

・青

・白

・真っ赤

・オレンジ色

・黒

・白黒

ですが、歌詞を見て色だけ抜粋すると、非常にシンプルな色構成です。白、黒、灰色、青、真っ赤、オレンジ、白黒です。ちょうど7名いるので7人でやるには面白いのかもしれません。

今後の予定

8月20日(木)作品課題 テーマ「雲のカタチ」

二度と同じ形にならない雲のカタチを、何かに見立てて撮ってきてください。まるでこんなふうに見えました。というイメージですね。構図に指定はありません、雲と風景を入れてもいいし、雲だけを撮っても良いし。雲が引き立つ写真を撮りましょう。

必要な持ち物: 2Lサイズプリントした作品(好きなだけ)と、2Lサイズがはいるクリアポケット。油性ペン。(黒)タイトルを考えてくること、写真撮影データを記入するので事前にメモをしておくこと。

また、作品展示のテーマについても意見をお聞きしたいと思っています。できるかできないかというよりも、やってみたい、挑戦したいという意見を出していただけたらと思います。

8月27日(木)作品課題 テーマ「花火」

必要な持ち物: 2Lサイズプリントした作品(好きなだけ)。写真タイトル、撮影データの情報。

9月 3日(木)座学(予定)

露出の基本

9月10日(木)座学(予定)

【思いが伝わる!見せたくなる写真教室】第173回 課題発表 テーマ「雨」
2026-07-10 19:30-21:00 北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子ゆすらこ北國新聞文化センター | 写真教室 講師: 清水梅子みなさん、こんばんわーー。今日も全員参加で非常に嬉しい限りです。2022年、雨の課題を出したことがありました。何度か雨が降ったようですが、本当に雨が降ったの3回くらいだったみたいですね。。。先生はその時何をしていましたか?というと、毎年6月は…

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